運動0~2歳

1歳1ヶ月児の歩行が上達 幼児に玄関スロープを上り下りさせる効果と注意点

1歳1ヶ月と3日のわが子が、玄関スロープを上り下りするようになっていました。

5日前に妻がわが子に玄関スロープを上り下りさせ、動画を撮っていたのです。それを今日見せてもらいました。

まだ靴を履いて歩き始めたばかりのわが子が、よろよろしながらも玄関スロープを上り下りしていました。

下りでは重力がかかって普通に歩こうとしても加速してしまいます。しかしわが子はブレーキをかけてスピードを落とすことができていますし、重心を後ろに掛けて前に転がらないようにできていました。

まだ1歳1ヶ月でそのような動きができていことは驚きでした。

1歳になったばかりの子供にスロープを歩かせることは危険ではありますが、効果もあると思っています。私が考えるスロープを歩かせる効果と注意点について紹介します。

目次

斜面を歩くことができるのはいつから?

インターネットで斜面を歩くことができるようになるのはいつからなのか調べてみましたが、具体的な時期の書かれた情報を見つけることはできませんでした。

わが子は1歳1ヶ月になったばかりで玄関スロープを上り下りしています。普通に考えたら早い時期にできるようになったと言えるのではないかと思います。

1歳になったばかりで斜面を歩かせることは、「危険だからまだやらせない」と考えている親御さんが多いと思います。少々の怪我を覚悟で1歳1ヶ月児に斜面を歩かせる親は、私の妻以外にはほとんどいないと思います。

こんなことをさせてもメリットはなく、ただただ子供を危険に晒すだけだと思う方がほとんどでしょう。

しかし私はこのようなことをさせていくことには、とても大きなメリットがあると思っています。

それではこの子に玄関スロープを歩かせるメリットを説明します。

1歳1ヶ月児にスロープを上り下りさせるメリット

まだ歩き始めの1歳になったばかりの子供に、激しく転倒するような危険なことをさせるわけです。怪我をするデメリットこそあれ、メリットなど何もないと思う人も多いかもしれませんね。

私たち夫婦は決して意味なくわが子に危険なことをさせているわけではありません。このようなことをさせるメリットは非常に大きいと思っているのでやらせました。

私たち夫婦が考えているメリットとしては、1歳1ヶ月で坂道を上り下りする筋肉が鍛えられる効果が期待できることです。1歳1ヶ月では普通は使わない筋肉を鍛えることで、将来何かに役立つのではないかと思っています。

この時期に特殊な筋肉を鍛えたことで、中学高校になった時にその筋肉の発達が容易になり、走るのが速くなるなどの効果があれば最高だと思っています。

そのような気持ちでスロープを上り下りさせてみたのですが、わが子には「転倒する恐怖を緩和できた」という別のメリットもあったように思えました。

走る時には歩く時よりも激しく転倒しますが、玄関スロープを下るのも同様に転倒が激しくなります。

下る時は平らなところで転倒するのと違い、下に向かって倒れます。平らな場所で転倒するよりも手を突くのが下になります。

いつもよりも手を突く位置が下になるので、転倒時に余計な加速度が付きます。ほんの少しの違いですが、わずかだけでも傾斜のある地面に手を突いて倒れるのはとても怖いのです。

これを経験すると走って転ぶことに恐怖がなくなり、1歳になったばかりでも走ろうとしてくれるのです。

事実わが子は1歳1ヶ月ではすでに走るような動きを見せていましたが、玄関スロープを歩かせてからはより一層、転倒を怖がらずに走ろうとする意欲が増したように感じています。

玄関スロープを下らせたことで、普通に歩く時より激しい転倒の怖さを体験しました。激しい転倒に慣れてしまったため、走った時の転倒程度ではわが子は怖いと思わなくなったようです。ふらつきながらも走る機会がさらに増え、早い時期に走れるようになったことは玄関スロープを歩かせたことが影響したように感じています。

スロープの上り下りができると思った根拠

いくらメリットがあるとしても、転倒して大きな怪我を追ったら最悪です。私たち夫婦もわが子が怪我をすることなど絶対に望んでいません。

それでもわが子に妻が玄関スロープを上り下りさせたのは、わが子がひどい怪我を負わない自信があったからです。

やっと靴を履いて歩き出せたばかりなのに、傾斜のある所を行ったり来たりできるのは、筋力も必要ですしバランス感覚もなければなりません。

わが子は生後9ヶ月からしゃがんで遊べましたし、しゃがんだ状態から何もつかまらずに立ち上がっていました。ハイハイ期には毎日300m以上の距離をハイハイしていたので、足腰はとても強いと思います。

スロープは上るよりも下る方が絶対に難しいです。加速度が付いて足の動きが間に合わないほどスピードが付いてしまう体を、踏ん張って止めながら歩かなければなりません。踏ん張る筋肉が必要ですが、それはわが子には備わっていると思っていました。

また斜面で倒れないようにするには、バランスを取らなければなりません。スピードが付かないように歩くのですが、この時にやや重心を後ろにしないと前に倒れます。スピードに合わせて重心移動も変えなければならないのです。

わが子は0歳8ヶ月で何もつかまらずに立ち上がっていました。これができていたのでバランス感覚も優れていると思えました。スロープを上り下りする体力やバランス感覚は、充分に備わっていたと思っていました。

そして最も大切なことは、転んだ時に手を突けることです。

これは歩く前に何もつかまらずに立ち上がっていた時に、転んだときにしっかりと手を突ける子に育っていましたから問題ないと思っていました。

わが子は下りで転んでも手を突いて顔や頭を守れると信じられましたから、スロープを上り下りさせることができたのです。

玄関スロープを歩かせる注意点

1歳1ヶ月くらいのうちに玄関スロープを歩かせる場合、絶対に注意して欲しいことがあります。

下らせる場合は、最初は絶対に前向きに転倒します。

平らな地面と違って足元よりも手を突く位置が下になることで、加速度が付いて転倒スピードが増すことは危険ですが、それだけではありません。

加速度が付く上に重心が頭側にかかるので、足が持ち上がりやすくなります。手を突いたのに額を地面にぶつけてしまうこともあります。

大人でもそんな危険があるのに、頭が大きくて足が短い1歳1ヶ月児ですから重心が頭側にあります。スロープを下っている時に転倒したら、手を突いても足が持ち上がって額をコンクリートにぶつけるでしょう。

実は数日前に、わが子の額に結構ひどい傷があるのに気付きました。

どうしたのか妻に聞いたら「転んで頭をぶつけた」と言っていました。その時にどのようなシチュエーションで怪我をしたのか詳しく聞かなかったのですが、平地で転んだのではなくスロープを下っている時に転倒して頭をコンクリートにぶつけたのですね。玄関スロープを歩いている動画を見せてもらった時に初めてそのことに気付きました。

この程度の怪我で済んだのは、わが子が転倒しても絶対に手を突くことができる子供だったからです。もし手を突けない子供がスロープの下りで転倒したら、顔面を地面に打ち付けることは間違いありません。歯を折ってしまうかもしれません。

転んで手を突くのが得意な子でない限り、1歳になりたてで玄関スロープの上り下りをさせることは避けた方がいいと思います。

わが子ですが転んだ後にもまだ懲りずに上り下りを続けていたようなので、なかなか元気な子のようです。予防接種の注射を打たれても泣かない子でしたから、痛みに強いのでしょう。根性もありそうです。

そしてわが子が歩くという意思を見せたら、少々の手当てでまた歩かせる妻もすごいです。普通なら大騒ぎして二度と歩かせないうえに、病院に連れていくのではないでしょうか? 妻が大胆な性格になったことに、私は驚きと喜びを感じています。

成長が早さと育児の真剣度

隣のご主人がわが子がもう玄関のスロープを上り下りしているのを見て、驚いていたようです。

私ならわが子が硬いコンクリートの上で転倒して怪我をするのが怖いので、まだ玄関スロープは歩かせることは考えなかったでしょう。

妻が玄関スロープを1歳1ヶ月と3日で歩かせた度胸はすごいです。

歩かせられると判断できるような子に育ったわが子もすごいです。そして本当に歩けるようになってしまったこともすごいと思っています。

私たち夫婦は私の会社が休みで天気がいい日には、必ず公園に行ってわが子を歩かせています。

すこし不思議に思うのは、公園に来る人で2回見た家族がまったくないことです。私たち親子は毎週行っているのですが、それでも同じ家族を2回見たことがありません。

地理的に公演の利用者はほとんど車で来ています。多くのご家庭ではわざわざ車に乗ってまでして、公園に連れて行かないのかもしれませんね。その公園はとても広くて自然がいっぱいで、平らなところから斜面があるところまで芝生の広い空間があります。歩行ができるようになったばかりの子供を連れてきて遊ばせるには、とてもいい環境なのです。

私たち夫婦はわが子が歩けるようになったことがうれしくて、たくさん歩かせたくてたまりません。わが子も歩くのが大好きなので喜んで歩き回ってくれます。自然がたくさんある公園でいろいろなものを見せたいです。

でもわが子と同じくらいの子供がいる家庭でも、そう思って家族で公園に来ることは少ないのかもしれない気がしています。

私たち夫婦はわが子が歩き始めたばかりだからこそ、たくさんいろいろなところを歩いて欲しいと思うのです。その結果誰にもできないことができるようになるかもしれませんし、も運動神経が向上するかもしれません。

早い時期に斜面を歩かせたことがわが子の能力向上につながってくれることを願いながら、親子で楽しんでいます。

 

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