運動3~4歳

体操はいつから始める? わが子は3歳から楽しく通っています。

幼児期の習い事で体操は人気ですがいつから始めればいいのでしょうか?

また体操教室にはメリットがあるとは言われていますがデメリットはないのでしょうか?

わが子を体操教室に通わせた経験から体操教室についてわかったことをお伝えします。

目次

体操教室を始める時期

体操教室は幼稚園の間に始めることをオススメします。年少からでも問題なくできる場合が多いです。

わが子は年少の3歳10ヶ月から体操を習わせることにしました。

始めて園外の体操教室に通った後に幼稚園の課外学習の体操教室にわが子は入りましたが、とても楽しくやっているようです。3歳で2つの体操教室に参加しましたがわが子以外にも嫌がっている子は皆無です。体操はとても始めやすい習い事だと思います。

ただし講師の方の言うことを聞かない子もいます。そのようなお子さんは練習の進行を止めることが頻繁にありますし、全力で走っている子たちの前に突然飛び出すことがあったりして少々危険です。わが子もそのような子と激突して転倒したことがありました。

どんなところでも好き勝手なことをして大人の言うことをまったく聞かない子は、講師や他の子の迷惑になりますからまだ体操もやらないほうがいいかもしれません。しかしそうでなければ3歳くらいになれば多くの子が始められると思います。

初めての体操教室で効果を実感

それではわが子が初めて体操教室に参加した時のことを紹介します。

インターネットで調べていたらわが家から数百メートルの距離にある体育館で、不定期に年少の子が参加できる体操教室が開催されるようでした。予約はいらないようなので早速その教室に参加してみました。

開始時間前に教室に行くとすでに数人の子供が走り回っていました。ここに参加できるのは現在年少の園児だけ。わが子と同い年の子だけです。

ここでの開講は5回目でその子たちはもうすでに複数回この教室に参加しているとのことです。遊びの道具が広い体育館に円を描くように置かれていて、それをひとつクリアすると次の道具のところまで走るルールになっていました。

そして体操教室が始まる時間になりました。

マットの上での前転をすると次は鉄棒に腕を曲げてしがみつき、その後でケンケンをしました。

吊り輪につかまって後ろまわりをすることもありました。これは鉄棒の足抜き回りと同じです。まだ年少ではできない子もいます。しかしコーチに補助をしてもらえば全員が回転することができました。

その後も用具が変わりいろいろなことを体験できました。

年少ですから3歳から4歳の子です。その年齢ではまだ前転などできない子もいるでしょうし、鉄棒に腕を曲げてぶら下がることはほとんどの子ができないでしょう。ケンケンも長い距離はできない子もいるでしょうし、足抜き回りもまだできない子もいるでしょう。

そのような場合はコーチが助けてくれます。前転も吊り輪の後ろまわりも体を支えてできるようにしてくれます。運動が苦手な子でも補助してもらえばできるようになり、自信が付くこともあります。

幼児の体操教室はできないことがある場合は、コーチが助けてくれるのでとても始めやすい習い事だと思いました。

体操教室に通うメリット

体幹が鍛えられる

私がわが子に体操を習わせたいと考えた一番大きな理由は体幹が鍛えられると思ったからです。

様々な運動をさせてくれることで様々な体の動きを習得できます。体幹が鍛えられます。

体幹はあらゆるスポーツの基本となり鍛えられることで運動神経がいいと言われる状態になります。

私が体操を習わせたいと思った理由は一流のスポーツ選手が幼児期に体操を習って体幹を強くしたことが、その後のスポーツにとても大きかったと言われているのを聞いたからです。

基本的な体の使い方は絶対に幼児期に学んだほうがいいと私は思っています。

早い時期にできることが増える

鉄棒の逆上がりや縄跳びなどを教えてくれるので早い時期にできることが増えていきます。

プロの先生が正しい教え方で教えてくれるためパパママが教えるよりもわかりやすいので習得がしやすいメリットがあります。

私が小学校の校庭でわが子とサッカーをしていた時に、小学3年くらいの女の子がお父さんに逆上がりを教えてもらっていました。

お父さんは腕を曲げて体を鉄棒に引き付けることと地面を蹴って足を上げることを両方一緒に求めていました。

普通の感覚だと地面を蹴って足を上げることが一番大切だと思ってしまい、鉄棒に体を引き付けることがおろそかになってしまいます。手を伸ばして鉄棒から体が離れてしまえば逆上がりは絶対にできません。まずは体を鉄棒に引き寄せることが大切ですが、それを確実にできるようにしてから地面を蹴ることを教えた方が効率的です。

体操教室では手を曲げてぶら下がることから始めてくれます。親が教えるよりも効果的な教え方をしてくれることがメリットです。

3歳10ヶ月で体操教室に入ったわが子は4歳0ヶ月で「縄跳び(1回だけ)」「鉄棒で前回り」「逆上がり(1回だけ成功)」「跳び箱」「ボールを投げて的当て」などができるようになりました。やっていない子よりも明らかにできることが増えています。

自信をつけられる

早い時期にできることが増えると自信をつけられます。体操教室では鉄棒、跳び箱、縄跳びなど、小学生になってから体育の授業で教えてもらうことを習うことができます。それらをすでにできるようになっていると、まわりに「あの子はすごい」と思われます。まわりから一目置かれることで自信を持てるようになります。

自信を持つと何にも積極的になれるのでさらにさまざまなことにチャレンジする気持ちになります。そんな積極性がその後の学校生活で大きく飛躍する土台になることもあります。

達成感を味わうことができる

わが子は体操教室でできることが増えていくととてもうれしそうにしています。体操教室で覚えることはとてもたくさんあり、それらが次々にできるようになっていくことが楽しみの一つになっているようです。

協調性を身に付けることができる

体操教室では1人ずつ順番に道具や設備を使います。順番を守ることやじっと待つことなどを自然に覚えていくことになり協調性を身に着けることができるようです。

体操教室に通うデメリット

運動量が減ることもある

大人数で行う体操教室は待ち時間が多く発生することがあります。活発な子は公園や授業後の園庭で遊んだほうが運動量が多くなる場合があります。

体操教室に通わせることと通わせずに自由に遊ばせることどちらが運動量が多いのか比べてみることも必要です。

友達と遊ぶ時間が少なくなる

わが子の通う幼稚園は授業が終わった後にバスの発車時間まで自由に遊びまわります。その時にわが子も友達と楽しく遊ぶのですが習い事があるとそれを途中で切り上げなければならないことがあります。

わが子の体操教室は幼稚園の課外学習のため友達と遊ぶ時間に体操をしていることになります。

幼稚園で友達と遊ぶ時間も大切だと思いますから、習い事で友達と遊ぶ時間が少なくなることが本当に子供のためになるのか考えた方がいいかもしれません。

まとめ

体操は幼児期に習わせておくと体幹も鍛えられますしできることも増えるのでオススメです。

体操教室によっては幼児期にバック転までできるようにしてくれるところもあるようです。そんな力をつけて小学校に入れたら最高ですね。

年少対象の体操教室は最初はとても簡単なことから始めてくれます。できないことはフォローもしてくれます。

とても魅力的な体操教室は、ぜひお子さんに通わせることをオススメします。

 

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