日記

2歳半からテレビを見せて文字や数字を教えることにしました

わが子には普通の親であればさせていることを、いくつか制限していました。

早く教えるとわが子には問題が起きると感じていたからです。

制限していた主なものは以下です。

  • 文字や数字を教えない
  • テレビを見せない

しかし2歳後半になって来た時に、少しずつその制限を外していくことにしました。

このようなちょっと変わった育て方をした理由と、どうして今になってその制限を撤廃したのか理由を紹介します。

目次

文字や数字を教えないことについて

木の上に置かれた色とりどりのアルファベット

以前に書いた記事の中には、5歳くらいまでは積極的に文字や数字を教えないようにしていくつもりだという記述があります。文字や数字を覚えることで弊害が出る可能性があると信じていたからです。

私の考えですが、運動については早くできること(早すぎること)の弊害はあまりないと思っています。それどころか運動は早くできるようになった方が、運動能力も知能の発達も伸びていくと思っています。

子供が運動させることで運動能力が伸びるのはもちろんですが、成功体験によりうれしいという感情があふれて刺激が入り、脳が成長するのでプラスになるのではないかと思うのです。

例をあげますと、わが子が2歳7ヶ月で自転車に乗れるようになったその日から、わが子は複雑な文章をペラペラとしゃべりだすようになりました。自転車に乗れたという成功体験から刺激が脳に入って、成長が促進されたのではないかと思うのです。

これは私の考えなので正しいかどうかはわかりません。しかしわが子は3歳前にたくさん運動ができるようになりました。そのことが影響しているのか、知能の発達もかなり早いように思えます。多くの運動を体験させたわが子の場合は、マイナスになることはなくてプラスになることばかりだったのです。

浮き輪を使って激しいバタ足で泳ぐ2歳児

しかし文字を教えるなどの運動以外のことは、あまりやりすぎると良くない気がします。それに夢中になって他の事をしなくなった結果、社交性が育たないなどの社会性に問題のある子になる可能性があると思うからです。あることは天才的にできるのに、人と関わることが苦手な子供になってしまうかもしれません。

脳の容量は決まっていて、一つのことに大きな容量を使うと、それ以外のことが伸びないのではないかと私は思っていました。文字や数字に夢中になった場合、それらを驚異的なスピードで習得するかもしれません。しかしその反面、人との関りが苦手な子になってしまうかもしれません。

そんな心配をしてきたのですが、わが子が3歳になる少し前に器がかなり大きくなっているように思えました。どんなことでもすべてを飲み込んでくれるようなイメージが見えるようになってきたのです。

何かに夢中になってそれにたくさんの容量を使っても、全体の容量が大きくなったので、それに夢中になったとしても、他のことが習得には問題がないと思えるようになりました。知育と言われるようなことを始めても、わが子の脳や性格に問題が起きる可能性はかなり少ないと私なりに判断できました。

そこでわが子が2歳8ヶ月から、お絵描きアーティストというお絵かきの機械を使わせることにしました。

この機械はたくさんのモードがあるのですが、その中にひらがなをなぞるものがあります。わが子はひらがなをなぞるのが大好きで、毎日楽しく字をなぞって遊びました。

わが子は決して積極的に文字を教えはしませんが、わが子がひらがなモードを自分で選んでやりたがった場合、自由にやらせるようにしました。

文字を覚えるのは3歳前ではまだ早いと思いましたが、2週間ほどでいくつかの文字は読めるようになり、書けるようにもなりました。

テレビを見せないことについて

テレビリモコンの向こうにテレビがある

わが子には2歳7ヶ月まで、ディズニー英語のブルーレイ以外は、「2020年東京マラソン」だけしか見せていません。それ以外のテレビ番組は一切見せていないのです。

テレビを見せることで起きる弊害を心配したからです。テレビを見せることについては、専門家の方が「幼児にテレビを見せても害はない」と言い切るような論文を書いていることもあります。

しかし私はそれは一般論だと思っています。テレビを見せてもまったく弊害のない子が大半だと私も思っています。

しかし害になる子もいるとも思っています。わが子はテレビを見せると害を受けるタイプの子供だと私は感じたので、今までテレビを見せなかったのです。

しかし2歳8ヶ月の途中から、ついにわが子にもテレビ番組を見せることにしました。

見せたのはNHKの子供向け番組です。わが子は番組で紹介されている歌や踊りをすぐに覚えて、真似するようになりました。やっぱりテレビ番組は見ると楽しいようです。家族で話す会話以外にも、たくさんの日本語の表現に触れることで、言葉の発達も進むという期待もあります。

テレビを見せるようになった理由は、場面の切り替えで混乱することがなくなったと思えたからです。

わが子は食い入るようにしてディズニー英語の動画を見ていました。あまりにも集中しすぎる子供なので、場面の移り変わりが早いテレビ番組のCMなどを見せると、混乱してしまうのではないかと心配したのです。この混乱が幼児には悪い影響を与えるかもしれないと心配していました。

しかしもう大丈夫だと思えるようになりました。

頻繁ではないですが、ディズニー英語でも画面の切り替えはあります。それを当たり前だと理解し、納得できるようになったと感じられました。これならば害はなく、言葉を覚えるなどのメリットを受けることもできそうです。

行動制御について

わが子にはいくつかの行動制御してきたのですが、こんなことは普通の家庭ではやらないことだと自覚しています。

行動制御を撤廃した今となっては、戦隊モノのテレビ番組を見て人を殴るとか蹴るなどの行為を当たり前だと捉えてしまう方が怖いです。そのため3歳になった今でも、わが子には暴力行為につながるようなテレビは見せていません。

少々特殊な育て方をしていますが、すべてわが子のためを思ってやっています。これがいい方向に進んでいると信じています。

 

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