2歳2ヶ月のわが子が、走り幅跳びを始めました。
走って行って片足で踏み切り、両足で着地するのです。これをきれいに決めていました。教えたわけではなく、自分で考えて突然やり始めたのです。
走り幅跳びはいつからできる?
走り幅跳びができるようになるのがいつなのか、インターネットで調べてみました。しかしそんな情報がまったく出てきませんでした。2歳児の走り幅跳びの動画がないか探しましたがそれもありませんでした。
わが子がやっていることはすごいことなのか、それとも普通のことなのかすらわかりません。
それでもジャンプについては、2歳半でできるのは普通のようです。わが子は連続ジャンプも上手にできるようになりましたが、2歳2ヶ月で連続ジャンプする子もあまりいないようです。すると走り幅跳びができる子はさらに少なくなるのかもしれません。
確かに走り幅跳びの時の体の動きを考えると、走っているスピードを殺さないまま片足で跳ぶことと、空中ですぐに足をそろえて両足で着地する動きをしなければなりません。2歳児には難しい動きだと思います。それを簡単にやり始めたわが子はすごいと思ってもいいのかもしれませんね。
親バカで申し訳ないのですが、わが子の走り幅跳びを見て、夫婦で「すごいすごい」と喜んでしまいました。子供の成長する姿を見るのは本当に楽しいです。
子供が得意なことを見つけよう
インターネットで2歳児の走り幅跳びをしている動画を探した時、走り幅跳びではないですが、2歳の子供でも時々すごいことをしている動画はたくさん見つかりました。
ボール投げや鉄棒で、2歳児とは思えないことをしている子供がいました。時々特定のことに大変な才能を持った子供がいるようです。
才能がある場合、それを見つけ出さないとできるようになることはありません。
自分の子供にどんな才能があるのかわからないので、たくさんのことを次々にやらせて、才能を伸ばすことは大切ではないかと思います。
わが子の場合はハイハイが強烈に早かったです。
これはハイハイが楽しくできるように広い空間とハイハイしやすいように床にジョイントマットを敷き詰めて環境を作ったからこそできたことです。
1歳10ヶ月ではストライダーで1歳児とは思えないスピードとテクニックを持っていました。
これは1歳5ヶ月のころからストライダーを与えて乗らせていたからできたことです。ほとんどの家庭では1歳のうちにストライダーを買い与えることはないと思います。しかしストライダーを1歳のうちに乗らせたからこそ、わが子のテクニックは磨かれたのです。
小さなころからたくさんの遊びをさせて、そしてその遊びが好きになってその遊びを極めるようになったからこそ運動能力が上がり、できることが増えていくのではないかと最近思うようになりました。
子供の運動能力は遺伝だと言われることがあります。私も遺伝的な要素はとても大きいと思います。しかし育て方で能力を上げることは、可能だと思うのです。
たくさんのことをさせて経験を積ませると、別のこともできるようになります。
わが子の走り幅跳びですが、最初はジャンプを正しくできるようにして、そのあとで連続ジャンプもできるようにしました。そのようにジャンプをたくさんさせた結果、走り幅跳びができるようになったのです。
何かができるようになると、それがきっかけで別のこともできるようになります。そうして幼児期にできることが増えていくと、様々な体の使い方が上手になって、運動神経も上がるのではないかと思うのです。
例えば2歳でジャンプができない場合です。
ある親御さんは、「2歳ではジャンプができない子の方が多いから、まだ焦る必要はない」と考えたとします。しかし別の親御さんは、「2歳でジャンプができる子もいるのだから、うちの子もなんとかできるようにしたい」と考えました。この場合、2歳でジャンプをさせようとしたお子さんは、親の努力でジャンプができるようになる可能性があります。しかし「まだわが子の月齢ではできないのが当たり前だから、やらせなくても大丈夫」と考えたら子供が自らやり始めない限り、できるようにはなりません。
自分の子供に早くジャンプができるようにしてあげると、連続ジャンプも早くできるようになり、その他にもできることが増えていくのです。
わが子はジャンプが苦手というか、跳び方を間違って覚えました。床をつま先で蹴ってジャンプせず、ひざを使ってかかとでジャンプすることを覚えてしまいました。その修正を頑張ってしたことで、しっかりしたジャンプができるようになり、先日ついに連続ジャンプができるようになりました。
このことは連続ジャンプができるのは何歳? わが子は2歳2ヶ月でできるようになりましたという記事を書いていますので、是非ご覧ください。
ジャンプが正しくできなければ、走り幅跳びなどできるはずもありません。走り幅跳びは走っている状態で、つま先で床を蹴って飛ばなければならないからです。親の頑張りで正しくジャンプできるようになり、それが走り幅跳びができるようになったことにつながっているのです。
ジャンプの練習だけでなく、先ほども書いているようにわが子にはストライダーなども乗らせていますし、飛び降りもさせています。
2歳2ヶ月のわが子が走り幅跳びができるようになったのは、わが子に今までやらせてきたたくさんの遊びにより、運動経験の蓄積があったからだと私は考えます。
才能がある子は何でもできるのですぐにやることが増えていきます。できる子なのにやらせないから運動能力が伸びないのはとてももったいないことです。またやらせなければできるかどうかはわかりません。
またわが子のジャンプの例を出しますが、わが子は運動神経はいいと思うのですが、ジャンプだけは間違った跳び方をしていました。わが子のジャンプを見たら「この子は運動神経がよくない」と考えてしまうのが普通です。しかし親子で頑張って正しいジャンプができるようにしたら、走り幅跳びまでもできようになったのです。
自分の子供は運動神経が悪いと思っている場合でも、ただ間違った体の使い方を覚えてしまっただけかもしれません。頑張って正しい体の使い方を教えるたら、実は運動神経がよかったと思えるくらいに成長することもあり得ます。
幼児期はたくさんのことをやらせてみましょう。もし何か他の子よりも優れている部分を見つけたら、それをやらせて極めさせることで、別の何かができるようになるかもしれません。