日記

幼稚園の父兄参観会に参加したところ、わが子の協調性のなさに唖然としました

幼稚園の父兄参観会に参加しました。

そこでわが子が幼稚園の子たちの中で、明らかに普通とは違う行動をとっていることを知りました。

予想通りわが子の協調性はまったくなかったのです。

目次

父兄参観会でのわが子

金曜日に会社を休んでわが子の父兄参観会に参加しました。そこで衝撃的な事実を知りました。わが子が幼稚園では他の子とまったく違い、みんなのしていることをしようとしないのです。

私が教室に行くと、みんなが床のマットの上に座って先生の話を聞いていました。わが子は一人だけマットから外れたところに座っていて、先生の話はまったく聞いてないように見えました。

先生に上履きを脱いで袋に詰めてランドセルに入れるように言われました。わが子はみんながやり始めてもなかなか動きません。一人だけ座ったままでした。

そしてしばらくしてから動き出し、袋に上履きを詰めました。上履きの入った袋は縦に入れないとランドセルに入りません。横にしたら入らないのでどの子も苦労していました。

わが子はランドセルに上履きを入れようとするふりを2秒くらいして、そのあとは先生が助けに来てくれるまで待っていました。他の子が一生懸命自分で袋をランドセルに入れようとしているのに、わが子はまったくやろうとしません。先生がやることを言った直後から行動しなかったのは、やらずに待っている時間が長くなってしまうのを避けるためだと思われます。

結局わが子は最後の最後に先生に上履きをランドセルに入れてもらっていました。誰もが一生懸命自分で上履きをランドセルに入れようとしているのに、わが子はその気持ちがまったく感じられなかったのです。

 

その後で先生が絵を少しずつ描いていき、何を書いているのか当てるように言いました。クラスの中でも1/3くらいの園児が、「犬」「猫」などと意見を出します。わが子はほとんど先生の描いている絵を見ていないのです。もちろん発言など絶対にしません。おとなしくて意見が言えない子はいます。しかしわが子は先生の描いている絵を見ていないのです。

私が驚いたのは、そしてクラスの全員が描いた絵が、教室の壁に貼られていたのを見た時でした。

わが子の絵は、曲がった線が2本と丸が2個。あとはぐしゃぐしゃの線が描かれているだけでした。こんな絵はわが子なら1歳8ヶ月くらいで描いていました。グーフィーを描けば、顔はもちろんのこと指や靴まで3歳3ヶ月でしっかり描けていたのに、幼稚園ではあんな絵しか描いていないのです。

どうやらわが子は、幼稚園で何かをしようとする意思がまったくないようなのです。

 

わが子は家でもやりたくないことは真剣にやりません。誰かがやっているので自分もやろうと思ったことも、ほとんどありません。親の真似をしてやろうとすることはありますが、ちょっとできないとすぐに諦めてしまうのです。練習してできるようになろうとする気持ちがとても薄いです。

家でもそんな調子ですが、わが子は家の外ではさらに消極的になります。幼稚園で積極的に何かをすることはないのでしょう。

幼稚園で見たわが子は、どう考えても普通の子供には見えませんでした。あれを見たら正常に成長していないのではないかと思う人もいると思います。そのくらいひどかったです。

妻と今後を話し合う

その晩妻とわが子について話し合いました。

やりたくないことを幼児はしないことはよくあるでしょう。しかしそれも人によって程度が違います。

多くの子はやりたくないことでも、みんながやれば自分もやらなければならないと考えるものです。わが子みたいにちょっとやりたくない気持ちがあると、絶対にそれをやろうとしない子は少数でしょう。しかもやりたくないと思うことが多すぎるのです。

わが子は3歳までは、やりたいことがとても多かったので、できることは誰よりも多かったです。しかし今は違います。

もう3歳になったのですから、これからは一般的な常識を少しずつ覚えていかなければなりません。ランドセルに上履きを入れるのだって、絶対に覚えていかなければならないのです。そんなことまでもが「やりたくない」と判断されたら、一人で何もできない子になってしまいます。

家での遊びの質も最近は落ちています。テレビを見ることやままごと遊びをすること、祖母の部屋で遊ぶことなど、頭や体を使うような遊びをほとんどしなくなっています。

これらの原因については、私はわが子を甘やかせすぎたことが一つの要因になっていると思っています。妻も同じ意見でした。二人で話し合った結論は、もう少し厳しく育ててこうというものでした。

  • やるべきことは嫌だと言ってもやらせる。
  • いたずらをもっと厳しくやめさせる。
  • 意味のない遊びよりも能力の上がるような遊びをなるべくさせる。

決してわが子にやりたくないことを強制するつもりはないですが、今までよりも少しだけ厳しい育て方に変えていくようにすることにしていくことになりました。

わが子を厳しく育てていく

妻は次の日の朝、1時間もわが子に話をしてくれました。幼稚園では先生に言われたことはすぐにやること。そして他の子のように発言することなどをしっかり伝えてくれました。

わが子も「ちゃんとやる」と言っていたようです。

それでもわが子が先生からの問いかけに手を上げて発言することは、まだ当分先になると思います。しかし放っておくわけにはいきません。

やってもできないとか、何をしていいのかわからないとか、おとなしすぎてできないのなら問題ないです。わが子はやればできるし何をすればいいのか理解できているのに、幼稚園では何もやる気がないのです。何もしようとしていないのです。これはダメです。

今のままではダメだと言われたことで、わが子が少しずつ変わってくれることを望みます。

私たち夫婦はこれからしばらくの間、基本は妻(母親)がわが子にしつけをすることで合意しました。

子供に対して今までよりも厳しくしていくことになります。厳しさはその時のわが子の態度によって変わります。それは常にわが子のそばにいて、わが子の様子を把握している妻にしかできないのです。ずっとわが子を見ている妻が「これはダメ」と判断したのに、帰宅して何も状況がわかっていない私が「いいよ」と言ったらうまくいきません。

私は妻を信じて、わが子のしつけは妻中心に行ってもらうのです。妻に負担がかかるため、家事などを私が行うことでバランスを取ることにします。

 

わが子が絵を描いていてすぐにやめようとすると、妻は「もっと描こう」と言うようになりました。ほんの少し嫌だと思っただけでやらなくなる性格を直したいのです。

何でもOKするような育て方から、人に合わせたり我慢したりすることを覚えてもらう育て方に変えました。すると少しの我慢ができなくて、わが子は大した問題でもないことで泣くことがありました。今まで甘やかせすぎたかもしれません。

LDKに置かれている家庭用ジャングルジムをわが子は壁際に自分で移動させたいと言い出しました。おもちゃがまわりに置いてあったので、私たちはおもちゃの移動を手伝ってあげました。わが子は自分でジャングルジムを引きずって、位置を移動させました。

そのあとでストライダーに乗ると、ジャングルジムが邪魔で円を描いて乗り回せなくなります。そこでわが子はジャングルジムを元の位置に移動して欲しいと言ってきました。

円を描かずに今の状態に合わせて乗ればいいと言ったのですが、わが子はその提案を聞き入れようとしません。

今まではすぐにわが子の要求に合わせていましたから、私たち夫婦はすぐにジャングルジムを移動させてあげたでしょう。しかし今回私たち夫婦は「これに合わせて乗ってね」と言って、ジャングルジムを移動させませんでした。わが子はそれだけで大泣きしましたが、私たちは最後までわが子の要求を聞き入れませんでした。

わが子は自分でジャングルジムを移動させようとしましたが、おもちゃがたくさん乗っていたので重くて動かないのです。

もちろんわが子は乗っているおもちゃを一つ一つ移動させた後、ジャングルジムを移動させればいいということはわかっています。しかし親が自分の要求に応えてくれないことが悲しいのです。それでも何でも親に言えば言うとおりにしてくれるというわが子の気持ちを少しずつ変えたいので、泣いているのを見るのはつらいですが、私たちは我慢しました。

これからわが子が変わることを期待する

子供の要求をわが家ほど聞き入れてきた家庭はないと思います。

私たち夫婦は、ダメなことはダメだと言い続けてきました。その点では厳しく育ててきたはずです。他人に迷惑がかかることや危険なことや行儀の悪いことは厳しくしつけていましたが、それに該当しないことについてはが子の要求に応え過ぎていました。

このためわが子は何でも自分の要求を親が聞き入れてくれると考え、甘えすぎていたのだと思います。

親が甘やかせすぎたので、わが子は家庭以外の環境ではわがままを言わない代わりに、やりたくないことはやらなくなったのかもしれません。

まずはみんなと同じようにやって欲しいのです。やらなければ楽しいかどうかはわかりません。やったら楽しいこともたくさんあるでしょう。それをわかって欲しいのです。

これからわが子には、危ないことや迷惑がかかること以外でも叱ることにしました。すぐにやっていることを投げだした時や、いたずらを繰り返しした時なども厳しく叱るようにします。

 

これらのことを幼稚園の連絡ノートに記入して提出しました。「もし変化があったら教えてください」と付け加えておきました。

これからわが子を普通の子供にできるよう頑張るしかありません。

おそらく私たち夫婦のここまでのような育て方をしても、多くの子供は普通に育つでしょう。しかしわが子は普通の子供ではないので、変わった子供になってしまいました。もしかしたらもっと厳しい人がわが子を育てても、わが子は今のようにやりたくないことをしない子になったかもしれません。どう育てたらベストだったのかはまったくわからないのです。

本当にわが子を育てるのは難しいです。でもとてもかわいくて大切な子供です。いい子に育ててあげたいといつも思っています。

頑張るしかありません。

その後のわが子の様子が少しずつ改善されました。幼稚園で消極的なわが子 おとなしすぎる子供の育て方を考えるという記事を書きましたので是非ご覧ください。

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