1歳5ヶ月のわが子のわがままがひどいです。すぐに機嫌が悪くなります。
1歳半の子供としては、積木はとても高く積み上げられますし、言葉の理解も早いです。
知能の発達は明らかに早いので、イヤイヤ期も早い時期に来るかもしれないと考えたこともありました。
しかしわが子のわがままは、イヤイヤ期とはちょっと違うようです。
イヤイヤ期とは何でもかんでもあまのじゃくのようにイヤイヤと言うことらしいです。
親が昨日までお気に入りだった服を持ち出して、「この服を着よう」と言うと、子供はその服を嫌がることがあるそうです。嫌ではないのにとにかくイヤだと言いたいだけの時期が、イヤイヤ期と呼ぶものらしいです。
しかしわが子は理由がないとイヤとは言いません。
明確に気に入らないことがある場合だけ、嫌だと言い出します。ただそれがとてもひどいのです。
一度機嫌を損ねるとしばらく不機嫌な状態が続きます。しかも簡単に機嫌を損ねるのです。
ほんの少しことで機嫌が悪くなり、泣き出すか怒りだすのです。付き合うのがとても大変です。
機嫌を損ねるパターンですが、ボール蹴りをして2回連続で蹴りそこなうと、顔をしかめて怒っています。自分の責任なのに、まるでボールが悪いがごとく、ボールを指差して怒ることがよくあります。
物の名前に興味を持っていて、1ヶ月くらい前から物を指差して何なのか聞いてきます。
親が答えた名前が長くて覚えられなかったり、自分が「この名前だろう」と予想したものと違っていたりすると、突然怒り始めます。
対応が非常に難しいです。正しい名前を言っているのに、違うと言わんばかりに怒られても、対応ができないこともあります。
絵を指さされるととても困ることがあります。
絵本の中にある絵ですが、窓から月が見えている絵のタイトルは、「月」と書かれていました。でもわが子には窓とカーテンと月と空を分けて説明しなければならなりません。
とても困るのはわが子が絵を指差して何なのか聞いてきた場合、形を聞いてきたのか名前を聞いてきたのか色を聞いてきたのかわからないことです。色を聞いているのに、物の名前を答えると怒り始めます。
さらに困るのはデフォルメされた単純な絵の説明です。
絵を描いた作者が適当に書いただけで意味などない模様があった場合、それを指差してこられても返答に困ります。「模様だよ」と言うしかありません。しかし別の模様を指さして何なのか聞かれた時に、「これも模様だよ」と言うと、さっきと違う形と色なので、絶対に納得しないのです。「さっきのとは違うけどこれも模様。模様にはたくさんの種類があるんだよ」と説明しても、そんなことを1歳5ヶ月ではまだ理解はできませんから無意味です。結局納得させることはできず、わが子は不機嫌になってしまいます。
このようなことを避けるため、私は漫画チックな絵本はすべて隠すことにしました。絵本は写真の物だけしか置いてありません。
わが子がオスライオンを指さしたら「オスライオンだよ」と説明します。メスライオンを指さしたら「メスライオンだよ」と説明します。このくらいなら理解してくれます。別の絵本のライオンは、写真の大きさも体の向きも違います。それを同じ「ライオン」と言うと、理解してくれることが多いです。写真の絵本ならば説明が楽ですし、納得しないことが少ないようです。
このようにわが子と付き合うのは大変ですが、機嫌がいい時もたくさんあり、その時はよく笑うので問題ありません。まだ幼い子供ですから、理不尽な要求をしてくることは当たり前です。そして納得いかないことに怒るのも仕方がないことです。何でもイヤイヤと言って聞かないイヤイヤ期は、わが子には来ていないようです。
わが子の言葉の発達ですが、5文字くらいならすぐに真似するようになりました。「ガニーシャ」とか「いってらっしゃい」とか「気を付けてね」とかは、発音は悪いが真似してしゃべるようになりました。しかしこれらの言葉もゆっくり話してあげないと、言葉を記憶しにくいので怒り出します。でも慣れてきて、ゆっくり話してあげることが当たり前になっているので対応ができるようになりました。
ここまでにたくさんの言葉を発してきました。もう300以上の語句を言葉にしたと思います。おうむ返しに真似した物も含めて300くらいです。覚えて使える言葉は100以上はあると思います。たくさん覚えてくれるので、順調に育っていることがわかって安心できます。
コミュニケーションもしっかり取れているから問題はありせん。
積み木も7個くらいは簡単に積みます。縦積みでも頑張れば小さいものを7つくらい積んでいます。自分の背の高さに近い高さまで詰めるのはすごいと思って見ています。
先日購入したストライダーに乗らせると、またがって転ばずに前に歩いていきます。すぐに怒ることを除いたら、すべてに順調に育っています。
しかしすぐに怒り出すのはいつまで続くのでしょうか?