運動0~2歳

赤ちゃんに土踏まずがあるのでしょうか? わが子は2歳前後で土踏まずができました

わが子は土踏まずに似たへこみが、生まれた時からありました。

「赤ちゃんに土踏まずはない」というのが人類学上でも一般的な意見のようです。しかし時々赤ちゃんでも土踏まずがあったという話を聞くことがあります。

「わが子は0歳だけど、土踏まずみたいなものがあるんだけど」と思っている方もいますよね。本当に土踏まずのある赤ちゃんは存在するのでしょうか?

目次

土踏まずができるメリット

土踏まずがないと運動能力が落ちるなど、良くない状況になるとされている情報もあります。

運動神経を良くするためにも、幼児の頃から土踏まずを作るために、足をたくさん使わせることが大切だと言われています。

土踏まずができると、以下のようなメリットがあると日本医師会のコラムで紹介されています。

土踏まずの話

メインイラスト

名前のとおり、足の裏の一部で土につかない、つまり土を踏まない部分のことで、広辞苑には「足の裏のくぼんだところ」とあります。

二足歩行の人間にとって、このわずかなくぼみがとても大切な役割をしています。足の裏にアーチを作ることで、歩いたり走ったりするときに地面から受ける衝撃をやわらげ、クッションのような役目を果たしているのです。ですから土踏まずのない、いわゆる扁平足の人は、クッションがないので足を傷めやすいことになります。

出典:日本医師会>体のコラム>土踏まずの話

https://www.med.or.jp/komichi/bodycolumn/bodycolumn_03.html

土踏まずはあって損はありません。なければ弊害が出るので、子供の頃から土踏まずを作るようにした方がいいようです。

私が感じたメリットは、以下のことです。

  • 早く土踏まずが完成すると、疲れにくくなり運動量が増えるため、筋肉も付いて運動能力も向上します。
  • 高いところからのジャンプでも土踏まずがクッションになるので、着地時に体にかかる衝撃が少なくなる。

土踏まずの形成

シューズメーカーのacicsによると、土踏まずは2歳から少しずつ形成されていくものだということです。

身体の成長

画像出典:acics > 子供の身体と足の特徴

すると足の裏に土踏まずのようなへこみがあったとしても、それは土踏まずではないということになります。

足の中央にへこみがあれば土踏まずと言えるのならば、わが子はその形は、生まれたばかりのころからありました。

土踏まずのようなへこみがある新生児の足

いかがでしょうか? ちょっと見れば土踏まずに見えてしまいませんか?

知り合いに話を聞いてみると、まだ0歳の時から土踏まずがあるように見える子はそれなりにいるそうです。聞いただけなのでどの程度の土踏まず(に見えるへこみ)なのかわかりませんが、わが子が特殊な例ではなさそうです。

ただし足の裏がへこんで見えても、土踏まずだとは言い難いようです。

本物の土踏まずは、床の上に立った時、土踏まずの位置が床に接することがありません。ほとんどの0~1歳児は、立っている時は足の裏は床にべったりと着いているのです。

土踏まずは本当にないのか?

それではわが子の足が写っている画像を、月齢別に並べてみます。

 

生後1ヶ月と0日

先ほどの画像と同じですが、わが子は生後1ヶ月の時には、すでに土踏まずのようなへこみが足の裏にあったようですね。


6ヶ月29日

生後半年でも足の裏にへこみがあったようです。


9ヶ月23日

画像だけ見ると、土踏まずのように見えますが、おそらくこれでも「本物の」土踏まずではないらしいです。


これはわが子が1歳7ヶ月の時に撮った写真です。立派な土踏まずが形成されているように見えます。


下の写真はそれよりも21日前の、まだ1歳6か月の時の写真です。

足の裏の中央が、少しだけ床から浮いているのがわかるでしょうか?

一般常識からするとまだ早すぎる時期ですが、これは土踏まずと呼んでもいいのかもしれませんね? これが土踏まずでなければ、土踏まずのある大人も「これは土踏まずではない」と言えてしまうくらいですよね。

この頃にはわが子はすでにジャンプして足を広げることもできていました。毎日走り回っていました。歩いたり走ったりジャンプしたりすることが多いと、土踏まずの形成も早いのではないかと思います。

わが子は2歳2ヶ月で、連続ジャンプだけでなく走り幅跳びまでできるようになりました。

10cm位の段差ならば、ジャンプして上がってしまいます。公園に遊びに行って2kmくらい歩くのはへっちゃらでした。

土踏まずに近い形ができているのも、いつも飛んだり跳ねたりしているからなのでしょう。

土踏まずを早く形成する方法

1歳7ヶ月のわが子の足に完全な土踏まずができていたのかどうかは、正直よくわかりません。しかしわが子の土踏まずの成型は、かなり早い時期から始まったと思われます。

土踏まずはないよりもある方が、様々な運動に有利です。少しでも早く土踏まずの成型が始まったほうが、安心していられます。

そこでわが子がなぜ土踏まずの成型が早かったのかまとめてみました。

曲がった足にしない

土踏まずは、元気に走り回ることで早い時期に成型されることが可能です。しかし走り回るためには、走れる足でなければなりません。

少し難しい話ですが、以下の条件に当てはまっていると、1歳前半から元気に走り回ることができます。

  • 足が曲がらない(がに股やX脚にならない)こと。
  • 歩く時につま先が開いていないこと。

この二つがないことで、わが子は1歳2ヶ月くらいから走り回ることができました。1歳3ヶ月では、2歳児に負けないくらいのスピードで走り回っていました。

足が曲がらないことは大切です。幼児はO脚(がに股)であることは当たり前だとしている情報がとても多いです。しかし親が注意することで、わが子のようにO脚にならないようにできる場合があります。歩く時につま先が外に開くことも防げています。

このことは子供を早く立たせるとO脚や蟹股になる! その可能性はあるはずです!という記事を書いていますので、ぜひご覧ください。

家の中で走り回る

子供の土踏まずを早く作るためには、裸足で走り回ることが一番いいようです。家の中では靴を履きませんから、家の中で走り回ることが土踏まずの成型にはいいと考えられます。

なるべく家の中で走り回れる環境を作るためには、余計な家具などを片付けるのも一つの手です。わが家ではLDKからテーブルを撤去して、子供が走り回れるスペースを確保しています。

子供の運動能力を上げるためには、土踏まずを作るためことが大切です。家の中に子供が走り回れるスペースを作ることを考えてはいかがでしょうか?

大きすぎる靴を履かせない

幼児に合わない大きな靴を履かせると、エステーでは以下のような弊害があると説明しています。

合わない靴は子供の足や身体の健康に影響

子どもの足の骨は大人と違って、ほとんどが軟骨です。そのため、サイズの大きな靴を履いて走り回ると、靴の中で足が動きすぎてつま先にぶつかり、指が曲がってしまうなど、子どもの足は簡単に変形してしまいます。

また、足の裏には、3つのアーチがあります。足の内側と足の外側にある縦のアーチ、その2つのアーチをドーム状につなぐ横のアーチです。この3つのアーチがバランスよく働くことで、健康な足が保たれます。

ところが、合わない靴を履いていると、疲れやすくなったり、動きにくくなったりして自然に運動量が減っていってしまいます。その結果、本来バランス良く支えるべき足の筋肉が十分につかず、アーチバランスが崩れてしまうのです。3つのアーチのバランスが崩れると、足が内側に傾いてしまったり外側に傾いてしまったりして体重のかかり方が偏ってしまい、姿勢が悪くなったり、運動能力が低下したりしてしまいます。

出典:エステー>子どもにサイズの大きな靴を履かせても大丈夫ですか?

疲れやすくなることで、歩く距離が減ります。歩く距離が減ると、アーチ(土踏まず)の形成も遅くなると考えられます。

何より大きい靴を履かせると、土踏まずの成型だけでなく、すべてにおいて足には悪影響があるらしいです。

靴を履いてたくさん歩かせる

わが子は1歳前半からよく歩きました。なによりもすごいのは、家の中でいつも走り回っていたことです。

歩き始めた時から、いやハイハイをし始めた時から、移動時は常に能力MAXで動こうとします。わずか1mの距離を移動するにも走ります。その分転倒も驚くほど多いですが。

このようによく走ってよくジャンプする子供は、土踏まずの形成も早いのかもしれません。

まとめ

早く土踏まずが完成する私の感じたメリットを、もう一度まとめておきます。

  • 疲れにくいので運動量が増えるため、筋肉が付いて運動能力が上がる。
  • 飛び降り時にも土踏まずがクッションになるので、体にかかる衝撃が軽減される

ぜひお子さんには、早く土踏まずができるようにしてあげるといいと思います。土踏まずのような形が2歳前に完成したわが子はとても元気ですよ。

 

 

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