2歳6ヶ月のわが子が、バッテリーカーを乗り回せるようになりました。
バッテリーカーと言ってもたくさんの種類があります。わが子が乗ったのは、遊戯施設にある業務用のバッテリーカーです。
このバッテリーカーは、普通なら絶対に年齢制限があると思います。2歳児が乗っていいものではないと思います。
しかしわが家の近くにあるショッピングモールの遊戯施設では、年齢制限が設けられていません。2歳児でもこのバッテリーカーに乗らせることができるのです。
こんなバッテリーカーを乗り回すことができたのは、ここまでたくさんの遊びをさせてきた成果だと思い、親としてとてもうれしいです。
目次
バッテリーカーが大好き
わが子は車に乗ることに大変な興味を示します。1歳のころから車の運転をすると言って、ジャングルジムに腰かけてハンドルを操作するしぐさを見せます。
そこで2歳になったので、妻がバッテリーカーに乗せてみました。
バッテリーカーですが、アクセルを踏むと前に進み、ハンドルを切ると切った方向に曲がります。これは当たり前のことですが、その操作を2歳児がするのはとても難しいと思います。
ハンドルを切った方向に乗り物が曲がっていくということは、2歳児にはすぐには理解できないでしょう。
わが子は1歳8ヶ月からストライダーを乗り回していましたから、ストライダーのハンドルを切ると、切った方向にストライダーが進むのは理解しています。
しかしストライダーのバーハンドルと、バッテリーカーの車と同じ丸形のステアリングは操作がまったく違います。
バッテリーカーに乗っていて壁にぶつかりそうになったら、ハンドルを切って回避する必要があります。
遊戯施設のバッテリーカーの走れる範囲は狭くて、5m四方くらいしかありません。走っているとすぐに壁が迫ってきます。壁に当たらないようにするには、常にハンドル操作をし続けなければなりません。
バッテリーカーを操る技術がすごい!
妻は平日にわが子と二人で遊戯施設に行き、バッテリーカーに乗らせていました。その週の土曜日、私が妻と一緒にその遊戯施設に行ってわが子にバッテリーカーを乗らせたのですが、わが子はまだ乗るのが5回目でした。
私はその時、驚くべきわが子の姿を見ました。2歳6ヶ月の幼児がバッテリーカーを完璧に操っているのです。
ステアリングを回すと、車が曲がっていくことをわが子はすでに理解していました。
これは車に乗る時に、いつも私の運転を見ていたことが大きいと思います。
わが子の観察力は2歳児離れしているように思えました。だからなのかもしれませんが、どんなものでも細かいところまで覚えていて、上手に絵を描くことができます。
そんな鋭い洞察力があったので、バッテリーカーのハンドルを回して方向を変えることに、すぐ慣れてしまったのかもしれません。
わが子の空間認識能力は、2歳児としてかなりに優れていると思えました。バッテリーカーの大きさをすぐに把握し、壁にぶつけないようにコントロールして乗り回しているのです。
すごいのは乗って最初に行った行動です。壁のそばに行ってハンドルを切り、車体が壁のどの位置を通るのか確認しました。
これまでに乗った時も同じことをしたのでしょうが、この日も車体の大きさとハンドルを切って曲がる感覚を試しました。
そのあとすぐ左側も同じように確かめました。
これで車体の大きさをすべて把握し、壁にぶつけないように走り続けたのです。
右に回るとか左に回るとかを私が指示すると、その通りに壁にぶつけないようにハンドルを切ります。右左の意味も完璧に理解しています。
このバッテリーカーは、わが子が小さすぎてアクセルに足が届くギリギリです。つま先がかろうじて届くので、アクセルが踏めています。おそらくすべてのバッテリーカーは、2歳児が乗ることを考えて作られていません。
2歳ではコントロールするのが不可能だと考え、それ以上の子供の体格に合わせて作られているのです。足がぎりぎりで届くような乗り物は、普通は乗らせることはできないでしょう。
わが子はストライダーに乗った時、2歳になったばかりでは、サドルに座っても足がべったりと付いて、余裕もありました。しかし2歳0ヶ月ではそこまで足に余裕があることは珍しいらしいので、わが子の足は普通の子よりも長いと思います。
そんなわが子がかろうじてアクセルに足が届く乗り物です。わが子と同じ足の長さの子は、おそらく3歳半くらいにならないとあまりいないでしょう。
そう考えるとわが子が当たり前のように乗り回しているバッテリーカーは、普通の2歳6ヶ月児では絶対に乗れないものなのでしょう。
確かに今までこの施設でも足がやっと届くくらいの小さな子供が、上手にバッテリーカーを乗り回しているのを見たことがありません。まったく車体をコントロールできずに、すぐに壁にぶつけて止まってしまう子供は見たことがありますが・・・・。
おそらく2歳児ではバッテリーカーに乗れたとしても、ハンドルを切ろうとした場合、Maxで切ることしか考えないでしょう。ぶつかることを回避する理由もわからないかもしれません。ぶつかったらそれは失敗だと思う気持ちもないことも多いと思います。
追記
わが子のバッテリーカーに乗る様子をYouTubeチャンネルに投稿しました。ぜひご覧ください。
インターネットで調べてみると、バッテリーカーを乗り回す幼児の動画は見つけることができます。しかしそれは自分の子供にバッテリーカーを買い与えて、広い場所でたくさん乗らせてたことで、乗り回すことができたように思えます。
2歳6ヶ月のわが子が、時間にしてわずか10分程度でバッテリーカーを簡単に乗り回せたことは、0歳からたくさんのことを経験させてきたことが生きていると感じています。
決してわが子が特別な子供ではなく、ストライダーを室内で乗らせたことがバッテリーカーを乗り回すことができるようなった大きな理由だと思っています。
このことは幼児の空間認識能力(空間把握力)を向上させるためにバランスバイクを室内で乗らせてみましたという記事を書いていますので、ぜひご覧ください。
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幼児の空間認識能力(空間把握力)を向上させるためにバランスバイクを室内で乗らせてみました
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