3歳6ヶ月のわが子ですが、ここまでは運動能力の成長も知能の成長も指先の器用さまでも、同年代ではかなりできるほうでしょう。
しかしわが子はこれから先、ずっと他の子に比べて能力難い状態をキープできないと思うようになりました。
つまりわが子の成長は停滞し他の子に追い付かれるのではないかと思います。
現時点での知能はとても高いと思われます。
5歳児並みの絵を描きますし、大人の嘘もほとんど見抜きます。
そして大人を騙すレベルの嘘をつきます。
運動能力は誰にも負けないくらいです。
自転車に乗れたのが2歳7ヶ月ですが、今では狭い所で簡単にUターンし、調子に乗って転倒しても絶対に怪我をしません。
走るのもジャンプするのも1歳年上の子にはまず負けないレベルです。
しかし最近のわが子は、3ヶ月も能力の向上が停滞しています。
スポーツは持って生まれたものがありますし、走ったり跳んだりするのが好きですから落ちていくことはないと思います。
しかし頭を使った遊びが、今ではまったくできなくなっています。
知能の発達はこれから停滞するのではないかと思います。
以前は頭を使う遊びをしていた
2ヶ月くらい前までの遊びと言えば、絵を描くこと、マグフォーマーで形を作ること、英語の動画を見て単語を覚えること、真剣にディズニー英語の動画を見ること、お絵描きアーティストで字を書くことなどで楽しく遊んでいました。
ところが今は、遊びのレベルが大きく落ちています。
ままごととテレビを見ること、そして祖母と遊ぶことがほとんどで、少し前までやっていた遊びはすべてまったくやらなくなってしまいました。
私は今になって、わが子が知能の発達を促進する遊びのみを行っていたことに気付きました。
わが子の知能の成長は早いですが、それが原因で伸びていた可能性があるのです。
わが子が頭を使う遊びをずっと繰り返ししていることの特異性とありがたさを、私はまったくわかっていなかったのです。
わが子の知能の向上は、普通の子よりも頭を使う遊びを多くやっていたことで作られた可能性があります。
今はそれがまったくできなくなりました。
他の子供は3歳くらいから頭を使う遊びに興味を持ち、伸びていく可能性があります。
わが子は逆で、3歳から頭を使う遊びができなくなっています。
このままでは追いつかれて追い抜かれる可能性はとても高いでしょう。
私の頭にずっと残っている、あるブログ記事があります。
ある人の子供が3歳前に大変な量の知識を、すべて丸暗記してしまったという内容でした。
普通の小学生でも中学生でも、はまたま高校生や大学生でも不可能ではないかと思える記憶力でした。当然天才と言われるレベルです。
親もギフテッドチャイルドではないかと期待したようです。
しかし小学校の中学年まで成長したそのお子さんは、特に成績がいいわけでもないごく普通の子供になったそうです。
この記事を読んだのがわが子が2歳になったばかりのころでした。
私はそれからこのことについて、原因をずっと考えてきました。
そして今になって、私なりにこの原因の答えにたどり着きました。
なぜ知能の伸びが停滞する?
間違っているかもしれませんが、私の出した結論は以下です。
おそらくそのお子さんは、遺伝で知能が高くなる子供だったと思われます。
そしてわが子と同じように、頭を使う遊びをたくさんしていたのでしょう。
ここにポイントがありますが、0歳~2歳にくらいの時に他の子よりも知能が高くないと、頭を使った遊びをたくさんすることができないのではないかと思います。
頭のいい子は知能を高める遊びが好きで、さらに知能が伸びていきます。
その結果、3歳前に天才と思えるような能力を見せるのです。
しかしそこからも頭を使い続けないと、いつまでも天才のままではいられないのだと思います。
インターネットで見た記事のお子さんは、もしかしたら3歳以降はあまり頭を使う遊びをしなかったのではないかと想像しています。
もしそうだとしたら、これはわが子にも当てはまるのです。
わが子は今、まったく頭を使う遊びをしません。
そして間違いなく知能の成長は停滞しています。
このままだと絶対に他の子に追い抜かれるでしょう。
わが子は才能はあると思っています。
しかしここからの育て方を間違えたら、わが子の才能をつぶしてしまう可能性があります。
私はわが子を育ててきて、育て方で子供の能力は伸ばせると真剣に考えるようになりました。
頭を使う遊びを続ければ、知能は伸びていくこともあります。
子供の興味が知能を伸ばす遊びに多く向いていれば、知能が高い子に育つかもしれません。
知能が伸びるような遊びに興味を持たせることが、親にはとても大切なことではないかと思うのです。
果たしてそれをどの親御さんもできているのでしょうか?
わが子に対して今まではそれがとてもうまくいっていました。
そのため知能も伸びたのだと思います。
真剣にその子に合った知能の伸ばし方を考えてやらせれば、多くの子供は他の子に負けないほどの知能を持つことができるような気がしてなりません。
わが子もそのようにして育ててきたのですが、悲しいことに3歳になってからは知能の伸びる遊びをまったくしないので、このままでは知能が伸びないような気がします。
どうして最近は遊びの質が変わってしまったのかを考えました。
- テレビ番組を見せるようになった
- 幼稚園に行くようになった
- 祖母の部屋に行って遊ぶことが多くなった
- 気持ちの変化があった
これらはどれもとても大きな原因だと思います。
テレビ番組を見る頻度が増えたので、遊ぶ時間が間違いなく減っています。
幼稚園に行くようになって、親が自分と離れることを望んでいると考えたこともあると思います。
そのためわがままになって親の愛情を確かめるようになりました。
しかしわがままが過ぎたうえにいたずらも増えて、私たち夫婦はわが子にかなり厳しく接するようになりました。
しかし祖母はわが子をとても甘やかせます。
わが子にとっては話し相手にならずに物足りない祖母ですが、何でもわがままを聞いてくれるので遊んでいて楽しいです。
わが子にとっては祖母は自分よりも地位が下で、何でも言うことを聞いてくれる便利な相手です。
そんな人間と遊ぶのは気持ちがいいようです。
そんな時間が増えたことで、難しく頭を使う遊びが面倒になったのかもしれません。
そして気持ちの変化があったことも見逃せません。
わが子は以前から照れやすい性格でした。
絵を描いてもうまく描けないと照れて途中でわざとめちゃくちゃに書きなぐってごまかすことがありました。
今のわが子は「絵を描いて下手くそだと恥ずかしい」などと言う気持ちが非常に強くて、人前で絵を描くのをためらっているのです。
もちろん絵を描くのだけではなく、「フラフープがお父さんやお母さんと同じようにできない」と言ってやらなくなったり、「字がお父さんやお母さんと同じように上手に書けない」といったことを言い出します。
それだけではなくジャンプがうまく跳べないとか、ボールがうまく投げられないなど、3歳にしたら上手にできすぎていることですら、納得いかなくてやらない時が増えています。
結局これらの要因がすべて重なって、わが子が積極的に頭を使う遊びしなくなっています。
運動も若干その傾向があり、私とかけっこしても負けるのが嫌ですぐに止めてしまうことすらあります。
すべては想像の域を超えませんが、わが子が頭を使う遊びをまったくしなくなったのは事実です。
このことに気付いたのですから、夫婦で対策をした方がわが子の将来のためになると思いました。
わが子のわがままに対してもう少し厳しくすること、テレビを見る時間を減らすこと、祖母の甘やかしを減らしてもらうようにすることなどで、もっとわが子が伸びるような遊びが増えるようにしたいと思っています。
夫婦ともにこれ以上ないくらいいつもわが子の成長を考えて育ててきました。
わが子にすべてをかけるため、2人作る予定だった子供も1人だけにしています。わが子の成長がすべてです。
頑張らないといけないと強く思います。
今が最も大切な時です。
今の対応を間違えたら、わが子の成長は止まってしまうでしょう。
具体的な方法はまだ見つけていませんが、少しずつ改善できたらいいなと思っています。