おむつを替えて手が汚れた時、蛇口や石鹸を持つことが躊躇われることもありますよね。そんな時にも、とても快適に手を洗うことができる機器を紹介します。
タッチレス水栓と、オートディスペンサーです。この二つがあると、何にも触れずに石鹸を出して手を洗い、水を出して石鹸を洗い流すことができます。これがとても快適なのです。
特に赤ちゃんのおむつを替えた時、汚れた手を何も触れることなく洗うことができるので、わが家ではこの2つの装置があったことは、とてもありがたく思っています。
ただし「キッチンでおむつを替えた後の手を洗うなんて考えられない!」と考える方もかなりいるようです。
私たち家族は、赤ちゃんの便が汚いと思っていないため、キッチンで手を洗うのも平気でした。そして何より、とんでもなく元気すぎた子供のなので、「キッチンで手を洗うと汚い」などと考える余裕もありませんでした。
このことは元気すぎる新生児育児は大変で辛いことを父親(パパ)は理解して 苦労はあとで報われますという記事を書いていますから、興味を持たれた方はぜひご覧ください。
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目次
元気すぎる新生児育児は大変なことを父親(パパ)が理解した結果、素晴らしい子育てができました
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もしキッチンでおむつを替えた手を洗う人を苦手だと考える方は、この記事は合わないかもしれないことを最初に断っておきます。
タッチレス水栓とオートディスペンサー
タッチレス水栓とオートディスペーサーは、あまりなじみのない言葉かもしれません。
簡単に説明すると、タッチレス水栓とは、水栓にセンサーが付けられていて、そこに手をかざすと、自動で水が出るものです。
INAX・LIXIL キッチン用水栓金具 【JF-NA411S(JW)】 キッチン用タッチレス水栓 ナビッシュハンズフリー(浄水器ビルトイン型)
オートディスペンサーとは、センサーに手をかざすと自動で液体洗剤が出るものです。
おむつを替える時、赤ちゃんのうんちで手が汚れてしまうことがありますよね。
汚れた手で水栓のハンドルを触ったら、手を洗いながら水栓のハンドルも一緒に石鹸で洗わなければなりません。
汚れた手で水栓のハンドルや、石鹸のボトルに触れたくない気持ちは、誰もが持っているものです。このような時に、タッチレスで石鹸が出て、タッチレスで水が出るととても便利です。
石鹸のボトルや水栓のレバーに手を一切触れずに、手をきれいに洗えるのですから。おむつを替える時のストレスが、大きく軽減されます。
出生直後の育児の大変さは想像を絶するものがあります。わが家ではこの設備で手洗いのストレスを減らせたことが、とてもありがたく感じました。
何に触れることもなく石鹸を手に取ることができ、手を洗ってからも水栓のハンドルに触れることなく石鹸を水で流せます。まったくストレスなく手が洗えます。
タッチレス水栓
流し台へ取り付けるタッチレス水栓は、販売数No、1であるリクシルの物を選ぶといいでしょう。
我が家でもタッチレス水栓は、リクシルです。
背面だけでなく吐水口の横にもセンサーがある、吐水口センサー付きのリクシルSF-NA491Sを付けました。
普通のタッチレス水栓は、背面のセンサーに手をかざすと水が出ますが、このSF-NA491Sは、吐水口(水の出るところ)に手を持っていくだけで水が出ます。
吐水口に手をかざした瞬間に水が出るので、ストレスがまったくありません。
吐水口センサーも背面センサーも反応がとても早く、センサーの前に物をかざすと一瞬で水が出ます。
吐水口センサーがあると便利ですが、値が張ります。吐水口センサーがないタイプでも、快適にタッチレスで水を出せますので、そちらを選んでも問題ないでしょう。
値段は以下です。
価格
吐水口センサー付き SF-NA491S :¥136,000
吐水口センサーなし SF-NA471SU :¥115,000
ちょっと高価ではありますが、家を建てる時にハウスメーカーのオプションとして選ぶと、思いのほか低価格で付けられることもあります。新築を計画している方は、確認してみてください。
ネットで購入すると、かなり割安になります。
後付けできるか
普通の水栓をタッチレス水栓に交換することは可能です。キッチンの水栓を取り外し、その穴にタッチレス水栓を取り付けることになります。
特別古いキッチンでない限り、水栓の穴は共通なので、取り換えができるのです。
タッチレス水栓は、電子機器なので電源が必要です。キッチンのシンク下にコンセントが付けられていれば、AC電源で作動するタッチレス水栓が取り付けられます。
もしない場合は、乾電池式のタッチレス水栓も発売されています。
もしタッチレス水栓を後付けしたい方は、水道工事業者にお願いすれば、お金はかかりますが、確実です。
少々の排水管接続の知識があれば、自分で取り付けも可能です。
タッチレス水栓のススメ
タッチレス水栓はとても便利で、おむつを替えたあとに手を洗うだけでなく、日常的なキッチンでの作業でも、とても便利で快適に使えます。
いかなる場合でも、泡の付いた手で、水栓のレバーに触れることがなくなります。
使う時だけ水を出せるので、水の節約にもなります。
もし子供が生まれた場合、お金に余裕があって、流し台の下にコンセントがあればキッチンの水栓をタッチレスにすることをお勧めします。
また、これから家を建てる方は、ぜひタッチレス水栓をキッチンに付けておくことをお勧めします
オートディスペンサー
液体石鹸をタッチレスで出すことのできるオートディスペンサーですが、わが家では、ミューズ ノータッチを使用しています。
前面にあるセンサーに手をかざすと、液体洗剤が細かな泡となって出てきます。泡状で出てくるため、受け取った手から流れ落ちてしまう心配はありません。
オートディスペンサーは故障しやすい製品です。せっかくおしゃれで高価なものを購入しても、数ヶ月で壊れてしまうことがあります。
その多くが中国の無名なメーカーで作られたもので、インターネットでデザインだけ見て購入すると、あっという間に壊れたという話をよく聞きます。
私もオートディスペンサーは、安い中国製の物をインターネットで購入したら、すぐに故障してしまいました。
この品はレキットベンキーザー・ジャパン株式会社が販売しており、中国製ですが発売元がしっかりしており信頼もできます。
わが家では2年間毎日使い続けても、まったく壊れない優れものです。この手の製品としたら、とても耐久性は高いと思われます。
ボトルカートリッジを取り換えて使うものですが、穴を開ければ、詰め替えができます。
(自己責任で行ってくださいね)
タッチレス水栓はお金もかかりますから、なかなか設置できないかもしれません。
しかしオートディスペンサーだけでも購入し、キッチンに置いておけば、手洗いが快適になりますよ。
まとめ
家を建てる時にタッチレス水栓をオプションで取り付けましたが、子供が生まれておむつを替えた後に手を洗うシーンで、本当に便利だとしみじみ思いました。
いまさら蛇口をひねって水を出すのには戻れません。
電子機器となりますので、壊れたら水が出なくなってとても不便になります。また停電になった時には、水を出すことができません。
そのような場合に対応するため、我が家ではキッチンにもう一つ、浄水器用の水栓を取り付けてあります。
もしタッチレス水栓が壊れても、そちらを使うことができます。念のためにタッチレス水栓の他に、もう一つ水栓をキッチンに取り付けておくと完璧です。
タッチレス水栓はなくとも、オートディスペンサーだけあれば、おむつ替え後の手洗いも快適になりますよ。