意識と悩み0~2歳

少し成長の早い赤ちゃんだったわが子に対して気を付けていたこととは?

わが子は赤ちゃんの時、成長が早かったです。

自分の子供の成長が早いと「運動神経がいい」思うと聞いたことがありますが、私もまったくその通りでした。

そして成長が早いと、その成長の早さをずっと続けてほしいと願ってしまう気持ちがあります。

  1. 成長が早い赤ちゃんに対して注意すべきこと。
  2. 成長が早い赤ちゃんはその後も成長が早く、運動神経がよかったのか?

私の経験から、以上2点について説明します。

目次

成長が早い赤ちゃんに対して注意すべきこと

お座りは無理してやらせない

寝返りが早い子がいますが、それだけで運動神経がいいだろうと期待を持ってしまう人もいると思います。

ここで注意すべきことは、寝返りが早いのでお座りも早くさせたいと思い、親が強制的にお座りを練習させることです。早く次のステップに進めたくて、まだお座りできるだけの体ができていないのにお座りさせるのはよくないです。

練習させることでお座りができる時期は早くなります。わが子にもお座り練習はさせていました。しかしまだ無理だと感じる時期にはさせませんでした。体ができていないのに座らせると、体に負担がかかるという情報があります。

赤ちゃんの筋肉も疲労し、かたくなる

「自分の体を自分で支えておすわりをするというのは、体を支える組織の成熟が進み、運動の発達が脊柱(せきちゅう)にまで到達している証拠。発達が進むことで初めて、できるようになります。

ところが、自分の力でできるようになる前に、ベビーソファなどを使って強制的におすわりをさせると、腹筋や背中を支える靱帯(じんたい)や骨、関節を支える構造物などの組織が育っていないので、背中の筋肉がすごく頑張らなくてはいけなくなります。
長く座らせておくと、大人が肩凝りで肩が痛くなるように、赤ちゃんの背中も筋肉疲労を起こし、かたくなって痛みが出ることがあります。抱っこから降ろしたときに泣く場合は、もしかしたら、背中の筋肉が痛くて泣いている可能性もあるかもしれません」

出典:たまひよ | 妊娠や出産、育児のお役立ち情報サイト>【理学療法士に聞く】首すわり前、腰すわり前からの”おすわり練習”がNGな理由

お座りは無理をさせない程度に練習させたほうがいいようです。

立ち上がることは早くないほうがいい

「立ち上がるのは遅いほうがいい」というのは私の個人的な意見です。

わが子が立ち上がったのは生後7ヶ月です。早いとは思いますがこのくらいに立ち上がった子は他にもいると思います。しかし立ち上がり方が普通とは違いました。

床の上にしゃがんでいて、そのまま何もつかまらずにすーっと立ち上がってしまったのです。

床にしゃがめることも本来は絶対にできない月齢でしたし、生後7ヶ月でつかまらずに立ち上がれる子なんて私は聞いたことがありません。

私はすぐにわが子を抱きかかえて座らせました。こんな月齢で立ったままにしておいたら転倒するでしょうし、足にも悪い影響が出そうだからです。

わが子が生後8ヶ月を過ぎるまでに立ち上がったのはこれ一回ですから、私たち夫婦の中にはこれが初めて立った時だと認識していません。それでもわが子は生後7ヶ月の赤ちゃんの時にしゃがむことができて、何もつかまらずに立ち上がることもできたのです。本当に成長が早いと思いました。

このような場合はほとんどの親御さんが、立たせたり歩かせたりさせようとすると思います。

私はこのころにはすでに「ハイハイをさせることが大切だし、立つことや歩かせることは早くさせないほうがいい」という考えになっていました。

まだ弱い赤ちゃんの足の骨に負担がかかるとO脚などにもなりそうですし、ハイハイをたくさんさせることで能力向上があると思っていたからです。

しかし私はわが子に対してまだ十分に立ち上がったり歩きだしたりするための体が出来上がっていないうちに、立つことや歩行を促すことはあまりいいことではないと考えるようになりました。

このことについて、つかまり立ちは急ぐ必要はありません 早く立たせないで健全な成長をという記事を書いています。興味のある方は是非ご覧ください。

手を放して立つ赤ちゃん
つかまり立ちは急ぐ必要はない。わが子を早く立たせようとは考えません。

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わが子のその後の成長を考えると、このやり方が大成功だったと実感しています。

早く立ち上がると知能が育っていないので危険

早く立ち上がるような身体の成長が早い赤ちゃんでも、知能の成長は普通だという場合が多いです。

そのような場合は立って歩くときにまわりに注意することができず、転倒時にケガをする恐れがあります。

物にぶつからないように歩くとか、壁のそばで転倒すると壁に頭をぶつけて危ないなどのことが、考えられないこともあります。

早く立って歩いてしまう場合は、普通に歩き始めた子よりも怪我に注意する必要があると思います。

わが子も物につかまらずに立つことはかなり早くできましたから、転倒して後頭部を打たないようにかなり気を使いました。

成長が早い赤ちゃんは(4歳まで)運動神経がいい?

成長の早かった赤ちゃんは、その後は運動神経がいいかを知りたい人も多いと思います。

わが子は今4歳になりました。今までのわが子の様子を振り返り、成長が早かったのかどうかをこれから説明します。

わが子は赤ちゃんの時、成長が早かったです。

わが子のつかまり立ちは生後10ヶ月で、歩いたのは生後11ヶ月ということにしていますが、実はわが子はもっと早く立ち上がり、もっと早く歩いています。

先にも書きましたが、わが子は生後7ヶ月でしゃがんだ状態から何もつかまらずに立ち上がりました。これを見た時、私は背中がぞっとしたことを思い出します。

生後7ヶ月でしゃがむことができて、そしてそのまますーっと何もつかまらずに立ち上がるなんて、聞いたことありません。

この時立つことをしっかり覚えさせれば、いつでも簡単に立てるようになったでしょう。

そして歩いたのは生後8ヶ月でした。勝手に立ち上がって自ら1歩足を前に踏み出したのです。親が歩かせるようにフォローすれば、すぐにスタスタと歩いたでしょう。

しかしわが家での育児方針で、ハイハイをたくさんさせたかったためにわが子を歩かせることを阻止してできる限り遅らせました。

そのためスタスタと歩けたのは生後11ヶ月だったのです。

7ヶ月でしゃがんだポーズを取って、そのまま何もつかまらずに立ち上がったこと。生後8ヶ月で自発的に1歩歩いたこと。

これは親がまったくフォローしないで、わが子が自分1人で行ったことです。「純粋に成長が早い赤ちゃん」だったのです。

親が立つことも歩くこともまったくフォローしないのにそれが早くできた赤ちゃんは、本当の意味で成長が早いと考えられ、そんなわが子はその後の成長も早かったし運動神経もよく見えました。

 

ただし立つことや歩くことが早かったとしても、親が手伝って成長を早めた場合は、その後の成長は早くないかもしれないと考えています。

妻の知り合いが父親と母親が向かい合う形で座り、生後8ヶ月の子供を、相手側まで1歩歩いて進ませる練習をさせている動画をSNSに載せていたことがあります。

脇を抱えて歩かせている動画もありました。そしていつも歩行器の中に入れていたようです。

その家庭では生後8ヶ月から立つことと歩かせることばかりさせていたようです。

その子は平均より早い生後10ヶ月で歩きましたが、その後の成長はとても遅かったです。

立つことや歩くことは親がフォローすることで早めることはできます。自分の能力ではなく親の力で立つことや歩くことが早くなっても、その後の成長は早くないことはあるようです。

歩いてからのわが子の成長

歩いてからのわが子の成長はとても早かったです。

この頃はすごい運動神経があると思ってしまいました。

 

すでに1歳1ヶ月で走ってジャンプしています。


走り始めたのは同じく1歳1ヶ月で、1歳3ヶ月にはかなりの高速で走り回っています。


ストライダーに乗れたのは1歳8ヶ月です。

まだ2歳になる前のわが子が、ストライダーを乗り回している様子をご覧ください。


自転車に乗れたのは2歳7ヶ月の時でした。


成長の早い子は4歳以降も運動神経がいいか?

わが子は4歳まで、できる運動はかなり早くできるようになりました。

しかしこれから運動神経が良くなるかどうかは、まだまだ分からないと思っています。

立つことや歩くことなどは、基本的には筋力などの成長が発達するとできるようになります。筋力が早く成長することと、運動神経は別だと思うからです。

わが子は1歳3ヶ月までは、何をしても誰にも負けないくらいのスピードでできることが増えていきました。

しかし2歳くらいから部分的に負けることも増えてきました。

4歳の今では、確かにできることは多いし体の使い方が上手だと思うこともあります。しかし何が何でも絶対に一番だと言えることは、ほんのわずかになっています。

ボールを投げること、ボールを蹴ること、鉄棒の前回りや逆上がり、泳ぐことなども比較的簡単にできるようにはなりますが、どれもこれも同じ年少で知り合いの誰かには負けています。

赤ちゃんの時に成長が早い子は、その後に運動神経が良くなるかどうかは、まだまだ分からないです。

もっと成長した時にこの記事を更新します。

 

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