幼児が危ないことをする場合、止めるご家庭がほとんどだと思います。しかし私たち夫婦は、子供にはかなり危ないことをさせています。
歩き始めたころは、無茶をして歩かせたので転倒をして顔が傷だらけになっています。
これは1歳1ヶ月の時の顔に傷のある写真です。これだけでなくこのころはもっとたくさん顔に傷を作り続けていました。
わが子が危ないと思われることしている時、妻は危ないと言って止めることはほとんどありませんでした。このような妻はとても少ないと思います。
もちろん私(父親)も、わが子のする危ないことを止めずに育ててきました。
私の知っている限りでは、父親は子供が危ないことをしても、たくましく育ってほしいと考えることが多いようです。しかし母親が危ないことは絶対にダメだと、止めてしまうパターンは多いようですね。
この記事では父親の立場から、【どうすれば子供の危険な行為を止めない母親を作るか】ということについて考えていきます。
目次
危ないことをさせるメリット
子供に危ないことをさせるのは、メリットがとても大きいと感じています。
高い所によじ登る場合は、落ちたくない意識が絶対に働きます。そのため真剣になりますから、集中力が身に付きます。
また足を踏み外さないようにすることで、バランス感覚も身に付きます。
わが子には1歳になったばかりから危ないことをさせ続けてきたので、大変なバランス感覚と集中力が身に付きしました。
少々危険だと思ってもなるべく止めずに好きなことをさせたために、わが子の運動能力は大きく向上しました。
2歳1ヶ月で、プールに頭から飛び込めるようにもなりました。
危ないことをしてそれをクリアした時は、子供でも大きな高揚感を得ます。脳に刺激が入り、知能が向上するかもしれないと私は期待しています。
危ないことをさせる場合、怪我のリスクは付きまといます。しかし後遺症の残るようなひどい怪我をしないようにできれば、できる限りで子供の望むままにやりたいことをさせるメリットは大きいと思います。
危険なことをさせる妻(母親)を作る
私たち夫婦の子育てについてここまでざっと説明しました。ここからが本題です。
子育てしているお父さんと話をしていると、「自分は子供には危ないことにチャレンジしてほしいけど、妻がダメだと言って止めてしまう」と言っている人がとても多いです。
しかしこれは私の経験から、回避する方法があります。おそらくとても慎重な性格で、危険なことをするのも見るのも大嫌いな女性と結婚しても、危ないことを止めないで育てる母親にすることができるのです。
その方法は単純で、父親が危険なことばかりして、それでも絶対に怪我をしないことを証明することです。さらにそのこと(今まで危険なことばかりしてきたこと)によって、素晴らしい能力を得られたことを見せればいいのです。
私の妻は子供が危ないことをしても、他人に迷惑をかける場合を除いて、基本時には止めません。過保護にしない女性と結婚してよかった私は思っていました。
しかしある時、妻に「夫があなたでなければ、子供にケガする可能性のあることは、何もさせなかった」と言われました。
そう言われて思い返してみると、確かに知り合ったばかりのころは、登山に行って山を下る時も、私が足元を見ずに横を見て歩いていて、足を滑らせて転倒するたびに心配されて怒られていました。
軽い多動性障害を持った人間が、せっかちに動き回って怪我をしそうなことをするのを、最初は見ていられなかったのでしょう。
しかし私は絶対に怪我をしませんでした。普通の人が私と同じように転んだり落ちたりしたら、確実に怪我をすると思われる場合でも、私は怪我をしなかったのです。
私は危険回避能力はかなり優れていると思っているので、少々のことでは怪我をしない自信があります。そのためどんな悪路でも適当に歩いているのです。
普通の人が悪路は【転ばないように歩く】という意識を持っているのに、私の場合は【適当に歩く】→【転びそうになった時に初めて、怪我をしないような回避行動を取る】というものです。
これは幼いころからの転倒や転落の経験が豊富なため、危険回避能力が極限までに高められたのです。
私の妻は、結婚して毎日付き合っているうちに、それを理解してくれるようになりました。そしてその特殊な能力が、子供にも芽生えたら素晴らしいと思うようになったのです。
そうなってから子供ができたので、子供が生まれたばかりから妻は、子供が危険なことをするのを容認するようになっていたのです。
お父さん(夫)が危険なことをしないのに、子供には危ないことをさせたいと思っても、お母さん(妻)は納得しないでしょう。
お父さんが少々危険なことをお母さんの前でして見せて、それでも怪我をしないことを証明しましょう。それを続けていれば、危ないことは子供には絶対にさせないと考えているお母さんでも、子供がたくましく育ってほしいという気持ちに変わるでしょう。
私が知っている限りでは、体育会系の男性と結婚した女性は、危ないことを止めない場合が多いです。日ごろからワイルドな生活をしている夫と付き合っているうちに、考えが変わるのかもしれません。
つまり子供にたくましく育ってほしいと願うのであれば、自分もたくましく生きてみましょう。
「危険なことをしても怪我をしないから大丈夫。そればかりか危険なことを繰り返していると能力の向上が著しい」ということを、旦那さんが奥さんに実践して証明できれば、奥さんも考え方が変わり、育て方も変わり、お子さんの能力が向上する可能性があります。
妻は1歳1ヶ月で、わが子に玄関スロープを歩かせました。
まだまともに歩けない状態で下り坂を歩かせたので、転倒して額にひどい傷を作りました。
さすがにやりすぎたと思ったのか、わが子の怪我を妻は私に隠していました。しかし私が気付いてどうしたのかを聞いたところ、玄関スロープを下らせたことを話してくれました。
私は言いました。
「構わない構わない。目と頭と首にひどい後遺症の残る怪我をしなければ、少々の傷など作っても構わない。積極的に危ないことをさせればいいよ」
それから妻は、さらに子供が危ないことでもチャレンジさせるようになりました。
危ないことをさせて能力アップした実績
妻が危ないことをさせている効果は絶大で、わが子の運動能力は大きく向上しているのです。
多くのことができるようになった様子は、私の開設しているYouTubeチャンネルで紹介しています。
わがチャンネルの動画をぜひご覧ください。たくましく育つようにすれば絶対に能力は上がりますよ。
旦那さんはそんなことを奥さんに伝えてみてはいかがでしょうか?