日記

幼児が後ろ向きに歩くのはいつから? 後ずさりしてトランポリンに座る1歳2ヶ月のわが子

1歳2ヶ月のわが子が後ろ向きに歩いてトランポリンに座る遊びを始めました。

後ろを見ないでよちよちと後ずさりしていました。とてもかわいい行動でした。

目次

後ずさりできるのはいつから?

後ろ向きに歩く(後ずさりする)ことができるようになる時期は、一般的には1歳6ヶ月くらいだと言われています。

後ずさりする能力が備わっていても、後ずさりする気持ちを持たないと後ずさりはできません。

わが子は0歳11ヶ月と12日で歩き始めました。後ずさりしたのは2019年11月25日ですから、1歳1ヶ月と3日です。

歩き始めた時期はそれほど早くなかったのですが、後ずさりができるようになった時期は、普通の子よりもかなり早いようです。

歩きが安定して来ないと後ずさりはしないようです。普通は1歳2ヶ月では歩きは安定しません。そのためほとんどの子供が後ずさりするのはもう少し遅くなるようです。

わが子の後ずさり

子供は様々なことを考えます。歩いていればほとんどの子供が、後ろ向きに開くことができるだろうかと考えるようです。そして実行しようとします。

しかし足を一歩後ろに下げるのは、とても怖いことなのです。

立っていて足を前に出した場合、止まろうとすると慣性が付いて前に倒れてしまいます。ついた慣性に対抗するため、自然と後ろに倒れるような動きを誰もが自然にしているのです。

これを行うのは0~1歳児になかなか難しいことのようです。まだコンピューターがあまり発達していなかった時代に歩行するロボットを開発していたメーカーは、慣性をうまくコントロールできないために「歩行ロボット」がなかなか実用化できなかったという歴史があります。歩くスピードによって細かく進むのとは反対方向に重心を移さなければならないのですね。

このことは歩行しているうちに当たり前のことになり、まったく意識しなくなります。

しかし後ずさりする場合ですが、足を後ろに出すと今までの感覚とまったく違うことに気付きます。後ろに足を出した時に今まで通り後ろに重心をかけると、後ろにひっくり返ってしまうのです。

一歩足を出して止まった時にも、慣性が付いて後ろに倒れようとする力が働きます。その時には動いている時以上に強く前に重心を持って来る意識を持たなければなりません。このようにうまく体をコントロールしてバランスを取らないと、ひっくり返ってしまうのです。

後ずさりはバランスがとても取りにくい運動です。大人なら立ったり歩いたりするのに慣れているので平気でできますが、まだ歩き始めて間もない幼児が後ずさりするのは、バランス感覚が発達してないとできません。

バランス感覚は横に倒れないようにすることが中心のイメージを持っている人が多いと思いますが、それよりも前後のバランスを取ることもとても大切なのです。

そのため幼児が後ずさりし始めたばかりのころは、ひっくり返ることも多いようです。前に歩くのが安定したばかりの幼児は、まったくバランスのとり方が違う後ずさりに対応するのはなかなか難しいようです。

しかしわが子は1歳2ヶ月で後ずさりするようになり、後ずさり中に転倒したことはありません。ここ数日のわが子の中でブームになっているのは、後ずさりしてトランポリンに座ることです。その時にトランポリンの位置を予想し損ねて、座った時にトランポリンがなくて尻もちをついたことはあります。しかし後ずさり中に転倒は絶対にしないのです。

後ずさりしない時はよく転倒するわが子

わが子は後ずさりでなく、普通に前に歩いている時によく転倒します。転倒回数は誰にも負けないくらいです。毎日50回以上は転倒しているのではないでしょうか?

1歳2ヶ月で走り回ることができるようになった子供ですが、足元を見ずに走り回ります。

床のおもちゃがあるのを確認もせずに遠くを見て走るので、おもちゃを踏みつけてバランスを崩して転倒します。足元に注意しない理由は、転倒することが怖くないことが原因のようです。

転んでもまったく気にしないわが子が後ずさりをし始めたころは、絶対に転ばないように注意しているのがわかりました。見たこともないくらい慎重に、ゆっくりと後ろに足を出していたのです。

おそらく最初に後ろに一歩足を出した時点で、前に進むのとはまったく違ってバランスがとりにくくてひっくり返りそうだと理解したのでしょう。そして後ろ向きにひっくり返ると、頭を打って痛いとか怪我をする可能性が高いことも理解していたのではないかと思います。

そのため後ずさりを始めたばかりのころは、極端に慎重になったので転倒しなかったのでしょう。慣れてきても後ろ向きに転ぶと危険なので、最低限の慎重さを失わないようにしているのだと推測します。

前に転ぶのも後ろにひっくり返るのも、歩き始めたばかりの多くの子供は、どちらも嫌がって転ばないように慎重に歩きます。わが子は普通に歩く時には極端に集中力を切らしてぞんざいに走っています。前に転ぶのならしっかりと手を突いて顔や頭が床にぶつからないように守ることができるとわかっているからです。わが子はどんな状況でも、転んだ時は確実にしっかりと手を突きます。

そんな子が後ずさりする時だけ慎重になっています。わが子にとっては後ろ向きにひっくり返る時は、体を守れる自信がないのでしょう。自信があることは適当に行い、自信がないことは慎重に行っているのを見ると、一応の危機管理能力もあるようです。

とはいえ普通よりもかなり早く後ずさりすることができたのですから、わが子のバランス感覚は優れていると考えてもいいのかもしれません。

このまま順調に成長し、「運動神経のいい子供」になって欲しいと願います。

 

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