子育てはとても大変だと思っている人も多いでしょう。私もその一人です。しかし大変ですが、とても楽しく子育てをしています。
楽しく子育てできる理由は、自分の子を少しでも優秀にしていこうと前向きに考えているからです。
目次
子供は育て方で優秀になるのか?
子育てを始めたばかりのころ、誰もが自分の子供を少しでも優秀な子にしようと考えて、様々なことをさせていくものだと考えていました。
しかしまわりの人に話を聞いてみると「親が大したことのない人間だから子供も優秀にはならない。だから優秀にしようと頑張ってもムダ」という考えを持っている人が多いようでした。
また育児は大変で、日々子供の相手をするだけで精一杯の人もいるようです。とても子供を優秀にするために親が頑張る気持ちになれないということです。
その他の意見としては、子育てを真剣にやるとお金がかかるとか面倒だという理由で、あまり子育てに手間を掛けないことも多いようです。
知人に聞いて回ったことを総合的に判断すると、無理して子育てしないというスタンスの人がとても多いようです。
しかし育て方で子供の能力を上げられると信じることで、子育てに対する意識が劇的に変わるのです。
わが子のためになることをしてあげよう
わが子が生まれた時、少しでもいい子に育つように、1ヶ月検診で外出許可が出たらその日のうちにわが子を外に連れ出しました。理由は少しでも外の空気を感じてもらい、刺激を受けて欲しかったからです。
もちろん生後1ヶ月の子が外に出たからといって、成長に影響を受けるほどの刺激を受けることはまずないと思います。しかしほんの少しでも効果がある可能性があれば、何でもわが子にしてあげたかったのです。
これが私たち夫婦の、「子供が優秀になる可能性があることは、何でもしてあげよう」という考えの出発点でした。
わが子を優秀に
わが子を優秀にしてあげたいと思う気持ちがあり、子育てについて調べまくりました。どうすれば能力が高くなるのか、真剣に考えました。
生後7ヶ月くらいまで、わが子は特に優秀な赤ちゃんだと思うことはありませんでした。
そのころに私がいろいろな情報を集めて得た結論は、「ハイハイをたくさんさせると運動も勉強もできるようになる」というものです。
それを信じてつかまり立ちを阻止し、広い空間を用意してハイハイするための環境を整えました。そしてハイハイをたくさんさせていると、わが子のハイハイが超高速になりました。
わが子が超高速ハイハイをするようになったことで、私たち夫婦の子供に対する考えが大きく変わったのです。
どう考えても普通の子供にはできないスピードでハイハイしました。子育て支援センターでも、赤ちゃん本舗の遊び場でも、いつもの1/3くらいのスピードでハイハイするだけで、まわりはみんな驚いていました。
誰もしてないことができているわが子は、もしかしてすごい子なんじゃないだろうかと思ったのです。
ボールを蹴らせる
私がわが子を抱いて歩きながら、部屋に転がっていた風船を蹴っていました。それを見ていたわが子は、床の風船を蹴るようになりました。
わずか1歳0月で物を蹴られるのはすごいと思い、私はわが子にボールを買って与え、ボール蹴りをさせました。やればやるほど上手になるので、妻も楽しくボール蹴りをさせるようになりました。
最初はボールに足で触る程度しかできなかったのですが、私たち夫婦の積極的な教えが良かったのか、すぐにかなりきれいにボールを蹴られるようになりました。またまた「わが子は天才!」と思いました。
追記
1歳3か月でボールを蹴っている動画をYouTubeにアップしました。ぜひご覧ください。
絵本を読み聞かせる
絵本を読み聞かせ、問いかけることにしました。すぐに絵本の内容を片言で話すことができるようになったので、「きっとこの子は天才だろう」と思い、いつも絵本を読みながら問いかけました。
その結果、わが子は絵本の【じゃあじゃあびりびり】で、ページを開いて「雨は?」と聞くと「ざーざーざー」と言うようになりました。きっとわが子は頭がいいから、しっかり教えればすぐに内容を理解すると信じ、妻が楽しみながら教えた結果です。
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追記
歳3か月で絵本を見ながら問いかけに答えます。その様子をYouTubeにアップしました。ぜひご覧ください。
天才と思うと成長が楽しい
何かができるようになると、「この子は天才」と思う気持ちが沸くようになり子育てがとても楽しいです。
子育ては大変なこともありますが、自分の子を天才と思うことで、大変さをうれしさが上回るようになります。そうなると楽しく積極的に能力を上げるための子育てをするようになり、さらにできることが増えていきます。
できることが増えるとまたまた「天才だ!」と思い、楽しくたくさんのことを一生懸命教えたくなります。
このループに入ると、子育てがとても充実したものになります。
結果を求めないように
わが子はたくさん歩かせたくて、毎週車で大きな公園に連れて行っています。いろいろなところを歩かせることで、たくさんのことを考え、脳が活性化して知能が育つと考えているからです。もちろん悪路を歩かせるとバランス感覚も磨かれ、運動神経も上がることが期待できます。
最初に買った靴が歩きにくい靴だったため、気分が乗らないとあまり歩いてくれないことがありました。
せっかく遠くの公園まで連れて行ったのに、まったく歩いてくれないとがっかりします。天才だからたくさん歩いてさらにレベルアップして欲しいと思ってしまうのです。
しかしこの気持ちを持つことが問題であることにすぐに気付き、気分の乗らないときは無理に歩かせないようにしました。
結果を求めたり過大な期待をしたりすると、それがかなわなかったときにがっかりするので楽しくなくなります。それは良くないことだと思ったのです。
頑張った効果はあるのか?
わが子はまだ2歳未満です。頑張って育てた効果がわかるのはこれからです。
しかし実は、絶対に親が努力しただけ子供が優秀になるとは思っていません。もしかしたら優秀になるかもしれないと思っていろいろなことをしていますが、やはり持って生まれたものが大きくて、育て方により大きく能力が向上するなんてことは夢物語だという気持ちもあります。
しかしポイントはそこではありません。
少しでも長い間、自分の子が天才だと思い続けること。わが子が天才、という夢から覚めないこと。これが大切だと思っています。
そう思い続ける間は子育てに前向きになれますし、楽しいのです。楽しく子育てした結果、わが子に対して優しくなれます。そのように育てると、心の穏やかな優しい子供になると信じています。
わが子が天才かどうかはわかりませんが、優しく楽しく子育てをしており、わが子がいい子に育つと信じる気持ちはずっと変わらないでしょう。
優秀にしたい気持ちがあると、子供に対して優しく接することができますので、優しい子になってくれると思います。
とても大切なことですが自分の子を優秀にしたいがために、無理強いをしたり厳しくしたりしないようにすることが大事です。それだけはこれからも守っていかなければなりません。