日記

常識のない子供にしないような子育てが必要 子供の成長には責任を持つべき

妻はSNSをしています。そこで知り合った人の家族と会う約束をました。わが子が同じくらいの子供と遊ぶ機会がないので、同じような境遇の人を探したそうです。

そんな中で一緒に家族で遊びたいという人とコンタクトを取って、日曜日に会いました。

私としては楽しく子供同士が遊び、いい交流ができると思って期待していました。

わが子が生後1歳10ヶ月ですが、その家族のお子さんは6歳でした。ちょっとわが子と歳が離れすぎているのですが、向こうがとても乗り気で、わが家に来たいと言い出したそうです。

まあ歳が離れていても得るものはあるでしょうし、男の子なので6歳にもなれば小さな子の面倒を見てくれる気持ちがあるかもしれません。わが子にとって他の子供と遊べる貴重な時間となるかもしれませんので、かなり期待して自宅で待っていました。

目次

驚くべき子供たち

しかし会った瞬間からびっくりしてしまいました。

チャイムが鳴って玄関ドアを開けると、お父さんとお母さん、そしてお子さんが二人いました。その家族のお子さんは双子でした。

二人の子供に私が「こんにちは」と言ったのですが、挨拶を返してくる気持ちなどまったく持っていないようでした。そして「お邪魔します」とも言わずに、親より先にずかずかと家の中に上がり込んできました。

家の中に入ると家中を自由に歩き回り、わが子のボールを勝手に持ちだして、壁に思いきりぶつけて遊びます。跳ね返ったボールがわが子に当たりそうであわてて避難させました。ボールが強く壁にぶつかって激しい音を立てるので、わが子も呆然としていました。

壁にわが子の写真が飾ってあるのですが、それを見て「全然かわいくない」と言いました。家は新築できれいにしてあるのですが「家も全然綺麗じゃない」と言い出しました。別にきれいかどうかを聞いたわけでもないのですが、なぜ突然そんなことを言い出すのでしょう。

そしてソファーに上がって飛び跳ねて遊びだしました。それに飽きるとわが子をそっちのけでずっとスマホゲームをしていました。

お子さんがわが子の遊び相手になってくれるというこどでわが家に来たはずなのですが、両親ともに「一緒に遊んであげてね」という気持ちはまったくなさそうでした。

お菓子を出したらスマホゲームを止めて飛んできて、手にいっぱいにお菓子をキープしてあっという間に食べ尽くしてしまいました。「お菓子は誰にも渡さない」というすごい気迫を感じました。兄弟間でも本気でお菓子を取り合っているのです。

その間に両親は「だめだよ」「やめなさい」と言っていますが、子供たちは聞き入れることはありません。

絶対にやってはいけないことは、お邪魔している家の子供を悪く言うことです。私がよその家にお邪魔させてもらった時、その家の子供に対してわが子が「全然かわいくない」と言ったら、絶対に許しません。しかしこの両親は、自分の子供たちがわが子のことをかわいくないと言ったのに、それを注意することはありませんでした。

その後も置いてあった家庭用ジャングルジムを壊れそうなくらい揺すったり、置いてあるものを何でも自由に手に取って乱暴に扱っているのです。なかなか説明が難しいですが、硬いものを床に落としたら床がへこんで傷がつきます。そんなことも気にせずに遊んでいるのです。絶対にありえません。

料理店でもびっくり

そのあとで食事に行きました。

その双子は6歳なのに箸がまともに使えませんでした。2本を揃えてそれに食べ物を乗せるだけでした。開かせて閉じることはまったくできませんでした。

箸どころではありません。スプーンも満足に使えていないのです。スープを飲むのにスプーンで掬って口に持っていくのですが、途中で傾けてしまうので大半をこぼしてしまうのです。

そして一人の子が食べ物が熱かったようで、涙をぽろぽろ流して大泣きし始めました。私も同じ物を食べていました。少しは熱いでしょうが泣き出すほどではなかったです。泣くのは仕方ないのかもしれませんが、今まで本当に調子に乗って威張りまくっている印象だったので、そんな子がちょっと食べ物が熱かったくらいであんなに泣くものなのかと驚きました。

大泣きしたのですが、泣き止むと口の中を気にすることもなく平気でガツガツと食べ始めました。またまだ驚いたのは箸やスプーンがうまく使えないので、素手で食べることもあったことです。

他にもお客さんがいるのに大きな声で「まずい」「うまい」なども連発するので、とても恥ずかしい思いでした。

わが子がスイミングスクールに行かせていることをお父さんに話すと、うちは最近初めて川に連れて行ったけど、怖がって水の中にも入れなかったと言っていました。海や川やプールに連れていくことは今まで一度もなかったということです。

習い事はさせたことがないとお父さんはおっしゃっていました。そしてこれからもさせる予定はないそうです。

料理店でその家族とは別れたのですが、帰る時も双子は「さようなら」と言うことはありませんでした。

一般常識も教えていないようでしたし、あらゆる能力が圧倒的に同年代よりも劣っていると思います。それを両親が自覚していないようですし、自分の子供を伸ばしていこうという意識はまったくないようです。

双子であることも大きなマイナスになっているのでしょう。お互いを高めあって意識しながら成長していく双子の兄弟も多いと思います。しかしどうやら今日あった双子は、他の子ができて自分ができないことがあっても、同じようにできない兄弟がいるため、「自分だけじゃない」と思ってしまうのでしょう。

育て方を間違えてはいけない

この交流で学んだことは、育て方はとても重要だということでした。

親は子供を常識外れになるよう育ててはいけないと強く思いました。自分の子供に挨拶するように教育することや、他人に失礼な態度を取らないように教え込むことは、絶対にどんな親でもやる気になればできることです。それをしないと常識外れの人間になってしまいます。

わが子にはたくさんの遊びをさせていますし、これから習い事もたくさんさせる予定です。

習い事は絶対にやらせなければいけないものではないと思っていますが、子供のことを考えると少しは何かやらせたほうがいいと思います。もし習い事をさせないとしても、家族で海やプールに遊びに行くくらいのことはしてあげるべきだと思いました。

箸やスプーンの使い方は、やっぱり親の責任としてしっかり教えていくべきだと思います。必要最低限の教育は絶対にしなければならないと思います。

園児にも最低限の教育はしていかないと、後で困るのは子供本人と親である自分たちです。それは親として考えなければいけないでしょう。

 

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