自分の子供が一番かわいいと思っている方は多いですよね。
知り合いに聞いても、自分の子が一番だと言う人はたくさんいます。自分の子供はこれほどかわいく見えるのにはなぜでしょうか?
理由を知りたくありませんか?
目次
自分の子供がかわいい理由
自分の子供がかわいく見える理由を、インターネットで調べて見るといくつか見つかりました。
母乳を与えることでホルモンが出る
女性は母乳を与えることでホルモンが出て、自分の子供がとてもかわいく見えるという説があります。哺乳瓶で与えても、同様にホルモンが出るということです。確かにそのようなことがあるため、自分の子供がとてもかわいく見えるのかもしれません。
しかし待ってください。この記事を書いている私は父親であり、男です。
この説は女性専用の話のようなので、男性である父親は、自分の子が一番かわいいと思う気持ちが母親よりも薄いはずです。しかし私を含めて知り合いに話を聞いてみても、誰もがみんな自分の子供が一番かわいく見えると言います。
母親だけでなく父親までもが自分の子供がかわいいと言っていることで、ホルモンが分泌されるという説は信憑性がちょっと疑われます。
赤ちゃんの形が人間に好まれる
もう一つの説として、真ん丸の中に二つの丸がある図形を、哺乳類は好むという考えがあります。
赤ちゃんの顔は真ん丸で、二つの丸い目があります。哺乳類が好む図形そのものだということです。
しかしそうだとしたら、自分の子供だけでなく、すべての子供がかわいく見えるはずです。みんな自分の子が一番かわいいと思っているのですから、この説の信憑性もやや疑ってしまいます。
子供がかわいい気持ちは人間の本能
一般的に言われる二つは、私的には「なんとなく信用できないな」と思っています。それでもわが子がかわいくて仕方がないので、自分なりにその理由を考えてみました。
そこで行きついた考えは、「なぜ人類は死に絶えなかったのか?」ということでした。
今ではしっかりした家の中で育てられるので、冬は暖かく夏は涼しいです。食べ物も豊富にあり、不自由なく育児ができます。しかし大昔は、今とは違いとても生活自体が大変だったでしょう。
極端な話をすると、原始時代では生きていくだけでも大変なのに、育児が加わったらその大変さは想像を絶するものだったと想像できます。出産直後に子供にかかる手間に耐えられず、育児放棄してしまうことだってあってもおかしくないのです。
しかし人類はその状態でも子孫を残してきました。我々の祖先は生まれたばかりの赤ちゃんをしっかり育ててきたのです。これは、自分の赤ちゃんがとてもかわいいと思えなければできなかったのではないでしょうか。
私は 我々人間の遺伝子に、「自分の子供がとてもかわいく思える」という意識が備わっているのだと考えています。それがあるから育児がどれほど過酷な状態でも、放棄することなく育てていけるのかもしれないと思うのです。
自分の子供がかわいく思えなければ、育児の過酷さに耐えられず育児放棄する家庭が増えて、人類は死滅しているかもしれないのです。
生れたばかりのわが子
自分の子供はとてもかわいいですよね? かわいさでは誰にも負けず、わが子が一番だと信じている方も多いのではないでしょうか。
私が経験した、わが子ゆえに盲目になっていて、実際以上にかわいいと思い込んでいた事例と、注意点を紹介します。
わが子が生まれた時の気持ち
私が18歳の時、姉の子供が生まれました。赤い顔に腫れた目のひどい容貌で、姉はサル以下のとんでもない子供を産んでしまったのではないかとびっくりしました。その経験があり、生れたばかりの赤ちゃんは、お世辞にもかわいくないと知っていました。(もちろん姉の子供も数日後には、かわいい赤ちゃんになったのですが)
しかし私が立ち会い出産をして、自分の子供をが生まれたばかりの姿を見た瞬間から、不思議にもとてもかわいく見えたのです。ちっちゃくて動きもやわらかくて、鳴き声も耳障りではない小さな響きで、とにかくかわいいんです。
見てくれた人はみんなかわいいと言ってくれますし、とてもかわいい子が生まれたと思っていました。
そして1ヶ月経った時のわが子は、本当にかわいくなっていました。目がパッチリして整った顔立ちです。ますますかわいく思える気持ちが強まっていきました。
そして生後2ヶ月になった時、わが子はさらにかわいくなりました。自分の子供じゃなくても、絶対に誰もがかわいいと思ってもらえると信じていました。
ベビー用品のパッケージに印刷された赤ちゃんの写真を見て、「絶対にうちの子の方がかわいいね」と夫婦でいつも言っていたくらいです。
その後、相変わらず誰にも負けないくらいわが子はかわいいと信じたまま、わが子が7ヶ月になりました。
自分の子供はかわいく見える
よく言われるのが「自分の子供はかわいく見えるが他の人から見たらかわいく見えない」ということですね。でもわが子は誰が見てもかわいいと言ってもらえるくらい、本当に可愛いと思っていました。だからとても幸せでした。そんな時、わが子を見る目が盲目的だったと思うしかないことがありました。
わが子は生まれて4ヶ月の時から10ヶ月を越えた時まで、体重がまったく変わりませんでした。体重の増加が10ヶ月以上の間、まったくなかったのです。ゼロなんです。
4ヶ月検診で8040gだったのですが、10ヶ月半になって測ると、8070gなんです。30gなんて、誤差程度ですよね。元気でよく動きますし、よく母乳も飲みます。体は何も問題ありません。それでも体重がまったく増えない理由は、4ヶ月の時点で太り過ぎていたからなんです。
そこであらためて、写真を見直してみました。生後4か月児の写真を見たところ、絶句しました。「これはひどいな」と思うくらい太っていたのです。
太っていても、自分の子はかわいいです。それは誰もが同じではないでしょうか。
問題は、私も妻も、「少し体重は多いけど、ほぼパーフェクトくらいにかわいく育った素晴らしい赤ちゃんだ」と思っており、ひどく太っているという意識がまったくなかったことです。
そのころにわが子を見に来た人は、みんな太ももの太さにびっくりしていました。いつも言われたのが、「こんなに太い赤ちゃんの太ももを見たことがない」ということです。姉などは「太すぎて病気じゃないかと思うくらいだ」と正直に私に言いました。
それでも私たち夫婦はその言葉をまったく気にせず、「そこまで太っていないからまったく問題ない」と思っていました。わが子がかわいいと思うあまり、わが子が太りすぎているという現実を認識することができなかったのです。
運動することでスリムになった
わが子はハイハイが始まると、驚異的なスピードで毎日大変な距離を移動するようになり、わが子はあっという間にスリムになりました。
スリムになるとその状態が当たり前だという認識になります。つまりその時のわが子が一番かわいいと思ったために、以前のわが子と今のわが子の違いに気付くことができたのです。
注意すべきこと
もちろん今でも、わが子が一番かわいいと思っています。(親バカですね)
しかし生まれてからずっと、誰にも負けないくらいかわいいと思い続けていたことに驚いています。自分の子供だというだけで、あそこまで太ったわが子が、太っていないと思っていたその気持ちに驚いています。
気を付けなければいけないことがあります。今ではほとんどの人が、スマートフォンに自分の子供の写真を入れているでしょう。そしてそれを、ことあるごとに見せていないでしょうか。
しかし見せられた人は、かわいくないものを見せられて、かわいいと言わなきゃならない状況に立たされてしまうかもしれないのです。自分がいくらかわいいと思っていても、傍から見たら少しもかわいいと思ってもらえないことはあるのです。だから、あまり自分の子供の写真を自慢げに人に見せてはいけないのですね。
私は今まで、わが子を4人だけにスマートホンで見せました。数の問題ではないと思いますが、それでも4人だけでよかったと思います。おそらくその人たちも、「なんてデブな子供だ」と思っていたのではないでしょうか。
ちなみにわが子はスリムになって本当にかわいくなりました。たくさんハイハイをさせたことが大きな要因です。 ハイハイさせることでたくさんの効果があります。
ハイハイの効果について、高速ハイハイで赤ちゃんの運動神経が大きく向上! 重要性と効果を紹介という記事を書いていますので、是非ご覧ください。
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まとめ
自分の子供が誰よりもかわいいと信じている方は、その気持ちは自分の中にしまっておくことがいい場合があります。本当にかわいい子もいますが、もしかしたら私のように盲目になっている可能性があります。このことだけは、子供の親として、少しだけでも心に止めておくべきです。
とはいえ皆さんの考えることは一つですね。何と言われようとも、「わが子が一番かわいい」のです。
その気持ちがあるので、 人類は滅亡せずに繁栄しているのです。
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