ライトウェイ ZIT 16を購入しました。
子供用の軽い自転車を探していて、このライトウェイ ZIT 16を紹介する記事にたどり着いた方。もし予算に余裕があるのなら、ぜひライトウェイ ZIT 16の購入を検討してみてください。
私も多くの自転車と比較検討しましたが、このライトウェイ ZIT 16よりも乗りやすい自転車は、桁外れに高額なものを除けは他にはないと思っています。そして購入した後も大満足しています。
購入時に3歳9ヶ月だった自転車大好きのわが子には、この自転車は唯一無二の物でした。
【広告】
【メーカー在庫あり】RITEWAY ジット16 2022 ライトウェイ ZIT16 16インチ 子供用自転車
目次
ライトウェイ ZIT 16の優れたところ
ライトウェイ ZIT 16には優れた部分がとてもたくさんあります。
超軽量
ライトウェイ ZIT 16はとても軽いです。スタンドとペダルを付けても6.5kgしかありません。16インチでこの軽さは驚異的です。
10,000円くらいの16インチの自転車は12kgくらいあります。このくらいの重量になると、4歳児では転んだ時に自転車を引き起こすのがかなり大変ですし、重いので漕ぎだしに力が必要になります。少しの上り坂でも重いので失速して走れなくなります。
その点6.5kgしかないライトウェイ ZIT 16は、漕ぎだしも軽い力ですみますし、少々の上り坂でも簡単に登ってしまいます。わが子が走る公園には斜角1度くらいの上り坂があります。
1度の坂は100mで1mの上り坂となります。数字で考えると大したことがないように思えるかもしれませんが、小さな子供にはかなりの坂だと感じるほどの斜度です。
補助輪付自転車では5歳の子でもなかなか登れない坂なのですが、3歳9ヶ月のわが子はライトウェイ ZIT 16で苦もなく簡単に登ってしまいました。
軽量の16インチ自転車を探してみましたが、ライトウェイ ZIT 16よりも軽い物を見つけることができませんでした。
自転車の中で最軽量だと思っていたへんしんバイク2が、12インチの自転車でありながら6.6kgです。16インチでへんしんバイク2よりも二回りも大きいライトウェイ ZIT 16ですが、6.5kgでこちらの方がわずかに軽いのです。
軽い理由は主要パーツのほとんどが鉄に比べて軽量なアルミ製だからです。アルミ製の自転車は他にも数多くありますが、ライトウェイ ZIT 16ほど軽くないのです。
自転車はフレームに使われるパイプの厚みを薄くするとか、パイプ自体を細くするなどで軽量化できます。しかしこの場合は強度が落ちます。
そう考えると軽量のライトウェイ ZIT 16の強度が足りないのではないかと思う人もいると思いますが、その心配はまったくありません。ライトウェイ ZIT 16はスポーツ自転車の国際安全基準であるISOの強度試験に合格しているからです。これは競技用車両としても使えると認められているほど強度があるということです。
16インチの自転車であれば強度が十分で7kgを切る重量にすることは、技術があれば難しいことではありません。強度を測定しながら無駄な物を削っていけばいいのです。
しかしその場合は何度もメイク&トライが必要で、開発費用がかかります。そのため幼児用の自転車では開発費用を抑えるために、何度も作り直すようなことをしていません。
しかしライトウェイ ZIT 16は、軽くて強度のあるものにするため開発費用をしっかりかけているからこそ、超軽量でスポーツ自転車の国際安全基準であるISOの強度試験に合格する強度が実現できていると考えられます。
その一例ですが、ヘッドパイプは安価な製品は以下の画像のようにヘッドパイプ上下にレースが付いています。
上下にある黒い部分です。
ライトウェイ ZIT 16はアルミヘッドパイプ内部にベアリングを圧入したインテグラルヘッド仕様です。
ベアリングとベッドパイプの嵌め合い公差がとても厳しいので、高度な技術が必要ですが、部品点数も少なくできるため軽量化できます。
競技用自転車と同等の技術を使うことで、ライトウェイ ZIT 16は軽量化が図られているのです。
また軽量化に貢献しているのが各種パーツです。
幼児用16インチの自転車はほとんどがホイールは鉄製です。しかしこのライトウェイ ZIT 16はホイールがアルミ製です。
値段は少し高いですが素材として鉄より高価なアルミをふんだんに使っていることで、ライトウェイ ZIT 16は6.5kgという軽量化を図ることに成功しています。
サドルが低い
ライトウェイ ZIT 16は3歳9ヶ月のわが子でもサドルに座って足が地面に着きます。
ライトウェイ ZIT 16はサドルの高さが43cmとされていますが、16インチでサドルが43cmの自転車はなかなか見つけることができません。
4歳児では補助輪を外して乗る場合、足がしっかり地面に着かないと恐怖感を持ちます。
わが子は購入時に身長が97cmでしたが、怖がることなく補助輪なしで問題なく乗り回しています。
このサドルの高さですが、低くするのは簡単ではありません。
サドルの取り付けられるシートポストは、自転車ではクランクの位置の真上に設定されます。
クランクの位置を下げれば、シートの位置を下げることができます。しかし簡単にクランクの位置を下げることはできません。ある程度の高さは必要だからです。
リヤタイヤとの高さ関係であまり低くすると構造的に成り立たないですし、クランクアーム(ペダルが取り付いているアーム)を短くしないと傾けて曲がった時にすぐにペダルが地面に設置してしまいます。
そのためクランクの位置はある程度の高さにする必要があります。
サドル位置をできるだけ下げるには、フレームの形状に関係してきます。
フレームに強度を持たせるためには、できる三角形をなるべく正三角形に近くするほうが強度が出ます。上部のパイプは上に上がった方が強度が出るのです。
上の図では左の方がサドルは高くなりますが、フレームの強度があります。左はサドルは低いのですが、強度は落ちます。しかしこのライトウェイ ZIT 16は、できる限りサドルを下げるように考えられています。
フレームを太くすることや強度に対する構造を徹底的に計算することで、サドルを下げても強度のある自転車にしていると考えられます。そのような努力の結果、スポーツ自転車の国際安全基準であるISOの強度試験に合格するほどの強度を持っているのです。
ライトウェイ ZIT 16は小さな子供も乗れる隙のない高性能の自転車ということになります。
漕ぎだしが軽い
ライトウェイ ZIT 16は漕ぎだしが軽いようで、わが子は少々の上り坂なら途中から乗ることができています。これは先ほども紹介していますが、ホイールがアルミで軽いことが大きな要因です。
自転車のホイールは軽ければ軽いほど漕ぎだしに力がいらなくなります。
アルミ製のホイールを使っているライトウェイ ZIT 16は、鉄ホイールの自転車よりも漕ぎだしが軽いので乗りやすいのです。
ブレーキの利きがいい
ライトウェイ ZIT 16はブレーキにVブレーキを採用しています。これはロードバイクにも使われている構造で、幼児用の自転車のブレーキとは構造が異なります。
これが幼児用の自転車のフロントブレーキです。
これがライトウェイ ZIT 16のフロントブレーキです。
これが一般的な幼児用自転車乗りやブレーキです。
ドラムブレーキというタイプです。
ライトウェイ ZIT 16は理やブレーキもⅤブレーキです。
Vブレーキの特徴は利きがとてもいいことです。またレバーの握る強さで聞き具合を調整するのも簡単です。
幼児用自転車でVブレーキが付けられている物はなかなかありません。
とっさの時も利きのいいブレーキで確実に止まってくれることは、幼児に自転車を乗らせるうえでは重要なことだと私は思います。
全体の様子
先ほども紹介したとおり、フレームやホイールは軽量化されたアルミ製です。軽いですし高級感があります。
フレームは幼児用の自転車とは思えないくらい太いです。幼児用自転車でこれほどの太さを持った自転車はなかなかありません。
強度はオーバースペックだと思えるくらいです。
全体的にとても格好いいと思います。
わが子も大のお気に入りで、いつも乗り回しています。
まとめ
ライトウェイ ZIT 16は決して安い自転車ではないですが、軽くて格好良くて乗りやすいですからこれを買ってからわが子の自転車に乗る気持ちが大きくアップしました。
もしお子さんに少しでもいい自転車を買ってあげたいと思った時は、このライトウェイ ZIT 16を選ぶことをオススメします。
【広告】