購入品3~4歳

わが子が最高に好きになったおもちゃ お絵描きアーティストレビュー

2歳8ヶ月になるわが子は絵を描くことが大好きです。ディズニーキャラクターを毎日描いています。

そんなわが子に、かねてから購入してあったお絵描きアーティストという電子式のお絵かきボードを使わせたところ、驚くほど喜んでくれて、毎日楽しく遊んでいます。

お絵描きアーティストのいいところは、絵を描くだけでなく、ひらがなも覚えることができることです。

今まで買い与えたおもちゃの中で、最も楽しく遊べているお絵描きアーティスト。これを徹底紹介します。

目次

お絵描きアーティストとは

お絵描きアーティストとは、電子式のお絵描きボードです。

専用のペンで画面をなぞると、そこに線が描かれます。乾電池もしくはACアダプターで作動します。

絵を描いて保存するだけでなく、多彩なモードが用意されています。

描いた絵を動かしたり、塗り絵をしたりして遊べます。文字をなぞるモードもあり、ひらがなを楽しみながら覚えられます。

描いた絵は本体もしくはSDカードに保存できますので、成長の記録として残せます。

とても多機能なお絵描きボードです。

電子式のお絵描きボードは、現在ではこのお絵描きアーティスト以外は発売されていません。

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お絵描きアーティスト対象年齢

わが子には2歳8ヶ月でお絵描きアーティストを与えましたが、対象年齢は3歳からになっています。わが子に使わせてみて感じたのですが、この対象年齢は適当に決めているのではなく、理にかなったものだと思いました。

  • 3歳にならないと指先が器用に動かせないので、絵が描けない。
  • 幼い子供ではペン先などの尖ったもので強くたたくことがあるため、液晶画面が壊れてしまう。
  • ゲーム的要素の強いものがあるため、子供が夢中になりすぎる。
  • 子供が自分で電源アダプターをコンセントから抜き差しするようになると、感電する危険あり。

このようなことを感じたため、わが子が2歳の誕生日にはすでにお絵描きアーティストは購入してあったのですが、使わせませんでした。

2歳8ヶ月で、もうそろそろ少々のゲーム感覚でのお絵かきをさせてもいいころだと思ったため、わが子にはお絵描きアーティストを使わせました。しかし上記の理由から、対象年齢である3歳までは使わせない方がいい場合も多いと思います。正直なところ、3歳になったばかりでは、うまく使いこなせることは稀だと思います。

上に挙げたお絵描きアーティストは対象年齢までは使わせない方がいい理由を、もう少し詳しく説明します。

絵が描けないと使いこなせない

お絵描きアーティストは文字をなぞったり、絵柄をなぞったりする遊びのモードがたくさんあります。これは上手にペン先をコントロールして絵が描けないと、まったくできません。ある程度の絵が描けるようになっている必要があるのです。

そうでない限り、使っても楽しめないどころか、うまくいかないので絵を描くことが嫌になってしまったり、うまく描けずにかんしゃくを起こすこともあると思います。

わが子も決められたルートをなぞるモードで、自信を持って描いた線がNG判定になった時は、怒り出すことがありました。

液晶画面を壊す

わが子はWELCOOLのお絵かきボードを使っていましたが、最初の頃は力加減がわからず、ペン先でボードを強く叩くことがありました。安いお絵かきボードでしたから気になりませんでしたが、お絵描きアーティストの液晶画面が壊されてしまったら悲しいです。

小さな子供は力加減を知りませんし、物が壊れると不都合が起きることも理解できません。しっかりそれらが理解できるまでは、お絵描きアーティストは使わせない方がいいと思います。

遊びに夢中になりすぎる

わが子にはテレビもスマートホンやタブレットの画面も見せないようにして育てました。これは激しく動く刺激の強い動画は、子供の精神的な成長に害を及ぼすのではないかと思う気持ちからでした。

お絵描きアーティストも、アニメーションがたくさんあります。これが楽しくなってそればかりするようになっても困りますし、それに夢中になってそんな感性だけが育ち、大切なことが頭に入らなくなるかもしれません。

ゲームはあまり小さいうちにさせると、それにたくさん頭を使うことになる場合もあると思うのです。その場合は社会性などの大切なことが成長しない可能性もあります。

あまり小さなうちから、ゲームの要素を持った遊びはさせない方がいいと思います。


以上のように、お絵描きアーティストは楽しいおもちゃですが、使うには一定以上知能が成長していることが必要です。あまり早いうちからお絵描きアーティストを使わせない方がいいと思います。

お絵描きアーティストレビュー

それではお絵描きアーティストはどのような製品なのか、これから紹介していきます。

お絵描きアーティストはただ絵を描くだけの機械ではありません。12種類のモードで遊べるように作られています。

これらの中で、特に使えるモードを詳しく紹介していきます。

お絵描きモード

絵を描くモードです。

普通に絵を描いて色も塗ることができます。ただ絵を描くだけなので、最初は他のお遊びモードの方に夢中になることが多いでしょう。

描いた絵はすべて保存できます。ただし書いた日時が記憶できません。メモリーカードに記憶できますが、本体に時計機能がないので、カードに記憶したデータの日にちが正しくないのです。

書いたデータは写真などに別で撮っておく方がよさそうです。

文字練習モード

文字をなぞるモードです。

うまく描くことができると、花丸が現れて「よくできました」という声で褒めてくれます。

使い初めてすぐに、言葉と文字が結びついていることを、わが子はすぐに理解しました。自分で「へびのへ」とか「ありのあ」とか言うようになりました。

このモードでは「く」の字は「くるまのく」となっていますが、これを「くまのく」などと言い換えて言うようになりました。それまでまったく文字を教えていなかったのですが、文字というものがあることを簡単に理解してくれたのは驚きです。

このモードがすごいのは、楽しく遊んでいるうちにいつの間にか、ひらがなを覚えてしまうことです。おそらくわが子は保育園に入園するまでには、すべてのひらがなを簡単に書けるようになっているでしょう。

塗り絵モード

あらかじめ18種類の絵が用意されていて、それを塗っていくモードです。

ペン先でタッチして色を選び、塗るところにベン先を当てると、囲まれた範囲が一瞬で塗りつぶされます。

わが子は自分の意思で色が次々に変わっていくことが楽しいようでした。まだ2歳では色を塗って絵を仕上げるという感覚は持っていないようです。

これは子供と会話しながら使うといいでしょう。

「人の顔は何色」

「わからない」

「肌色だよ」

「肌色はこれ」

みたいに教えることで、楽しみながら色を覚えてくれます。子供の記憶力はすごいので、あっという間に色を覚えていきますよ。

線をなぞるモード

あらかじめ用意された6種類の絵を選ぶと、その中にペン先でなぞる線があります。それをきれいになぞるとクリアーとなります。

クリアーすると画面右側に花マークが書き込まれ、「よくできました」と言ってくれます。

線に沿ってペンを走らせる練習になります。楽しみながら手先を起用にできます。

一番最初に遊ばせるのは、この線をなぞるモードがいいと思います。

絵を描いて動かすモード

9種類の背景から一つを選ぶと、真ん中に絵を描く枠が現れます。枠の中に絵を描いて完了させると、自分の描いた絵が背景の中で動き出します。

わが子は海の中を現した枠を選んで、魚やカニを描いて動かすのが大好きです。

背景は自分で作ることもできます。

親は絵が描けた方がいい

親が絵を描くことができると、子供はとても喜ぶでしょう。わが子は親に絵を描いてもらうことが大好きです。親が絵を描けるので、自分も書きたいという気持ちが強くなっているようです。

私は結婚前は趣味で絵を描くこともありました。下の絵は別のお絵描きボードに写真を見て描いたカバの絵です。

お絵描きボードに書かれたカバの絵

何歳になっても絵は描くたびに上手になります。妻は子供に付き合って絵を描いているうちに、さらに上達しました。夫婦ともに絵が描けることは、子供の能力向上に多少なりとも影響があると思います。

小さなお子さんを育てている親御さんは、今からでも絵を描く練習をしてはいかがでしょうか?

ゲーム感覚なので夢中になる

お絵描きアーティストはとてもよくできたおもちゃです。子供を楽しませるだけでなく、使い方によっては字を覚えさせたり、色を覚えさせたりすることができます。

ただしゲーム色も強い玩具なので、子供が夢中になってしまうことがあります。

わが子が歩けるようになってから、私が会社に出社する時(私は父親です)、2年半以上もただの一度も玄関まで見送りに来ないことはありませんでした。しかし2歳8ヶ月でお絵描きアーティストで遊ばせたら、それに夢中になっていた時、ついに玄関まで見送りに来ないことがありました。

父親大好きで、絶対に父親の朝のお出かけを見送りに行きたいという気持ちが強いわが子です。それでもお絵描きアーティストの楽しさは、父親を見送りに行くことよりも夢中になってしまうもののようでした。

とはいえそれも一回きりでしたし、その日は後から「見送りに行かないうちにお父さんが行っちゃった」と後から後悔していたようです。

いずれにしろお絵描きアーティストは、子供を夢中にさせすぎる楽しさがあるのです。

わが子は運動大好きなので、お絵描きアーティストばかりをして運動しなくなることはありませんでした。しかし場合によっては、お絵描きアーティストに夢中になって、他のことをしなくなる子もいるかもしれません。そのような場合は、親が遊ぶ時間を決めることも必要になるかもしれません。

注意点

このお絵描きアーティストは、ペンタブレットのように、ベンを電子的に感知して線が描ける物ではなく、筆圧で線を描く物です。そのためペンで物を書いているときに、液晶画面に肘やペンを持っていない手が触れると、それに反応しておかしな絵になります。そのことが理解できて、ペン以外が液晶に触れないように体をコントロールできないと、うまく遊べなくて機嫌が悪くなることもありそうです。

わが子には2歳前に買い与えましたが、その年齢では当然のことながら、ペン先だけを画面に触れさせて絵を描くことはできませんでした。

2~3歳児には画面にベン先以外が触れないようにすることが難しいですから、それができるようになってから使わせましょう。

ただそれはいつか必ず理解してできるようになりますから、いつか使わせてあげたいと考えたら、すぐに買っておいてもいいと思います。時々引っ張り出してきて、使えるかどうかを確認すればいいのです。物は劣化しませんから、早めに買っておいても問題ないでしょう。

フィルムは必須

子供は液晶を乱暴に叩くことがあります。WELCOOLのお絵かきボードを買いましたが、半年で表面はへこみだらけです。

これはペン先で強く叩いたり、ペン先を思いきり押し付けて絵を描いたことによるものです。

安いお絵かきボードならばこれでいいのかもしれませんが、値段も高いお絵描きアーティストの液晶が壊されてはたまりません。

お絵描きアーティストを購入したら、保護フィルムをすぐに貼った方がいいでしょう。

私はおえかきアーティスト 保護フィルム【BELLEMOND】 OEKAKI 639を購入しました。液晶の保護だけでなく、有害なブルーライトをカットしてくれるので、目にも優しいです。

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まとめ

お絵描きアーティストは、うまく使うと2~3歳児にも文字を教えることができますし、色を覚えさせることもできます。物を書くことで手先も器用になるでしょう。遊びの中で自然にたくさんのことを覚え、できることも増えていくので、とてもいいおもちゃです。

ぜひお子さんに使わせてあげることをおすすめします。

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