赤ちゃんが歩けるようになったら、裸足で歩かせることで様々な効果が見込まれると言われています。裸足育児と呼ばれるもので、保育園でもそれを行っているところも増えているようです。
裸足育児のメリットはあると感じたので、歩きが上手になったら裸足で外を歩かせたいと思いました。しかしわが子は歩き始めたのが初冬で、2歳になったばかりには外で裸足育児ができなかったのです。
そこで温かくなるまでは、外で裸足育児をする代替案で足裏を鍛えることにしました。
裸足育児のメリットや注意点、どうしても外で裸足育児ができない場合に足裏を鍛える方法などについてまとめてみました。
目次
素足で歩く効果
素足で歩く効果としては以下の効果があると言われています。
指先が鍛えられて土踏まずも形成される
靴を履くと靴に囲まれて足が自由に動きません。しかし裸足だと足が自由に動くために指先が鍛えられることになります。指先が鍛えられることは土踏まずが形成されることにもつながります。
バランス感覚が磨かれる
靴を履くと靴底が平らで固いため、細かな凹凸があっても平気です。しかし靴がないと悪路では細かな凹凸にも足がはまり込み、一歩ごとにバランスを取らなければなりません。その結果バランス感覚が磨かれます。
足裏に刺激を受けて自律神経が安定する
足裏に刺激を受けることで自律神経の発達が促進されます。自律神経が安定することは、体温調節機能が正常に働くため免疫力の向上も期待できます。
素足で歩くことは以上のメリットを受けるため、私の友人は家の庭に芝生を植えてあるので、子供になるべく芝生の上では素足で歩かせるようにしていました。
わが子には庭に芝生が植えてないので、芝生の上で遊ばせることはできませんが、家の中では100%素足で過ごさせています。家は全館床暖房で、玄関も廊下もトイレも洗面所もすべて快適な温度が24時間保たれていますので、真冬でも家族中みんな裸足でいても平気なのです。
しかし冬には寒すぎて素足では家の外は歩かせられないのでその代替案を考えました。
素足で歩く効果の代替案
わが子が歩き出したのが11月でした。冬の間に裸足で外を歩かせるのは、寒すぎてさすがにさせられません。歩けるようになったばかりの頃こそ、様々な刺激を新鮮に受けるいい機会です。その大切な歩き始めの時期に裸足で外を歩く効果を得られないことになります。
同じような状況の方もいると思います。そこで家の外を素足で歩くメリットの代替案を考えてみました。
小さな靴を履かせない
小さくなった靴を履かせないようにして、常に靴の中で指が動きやすいようにします。その上で普通よりもたくさん歩かせれば、指先を鍛えることはできると考えました。靴を履くと指先の感覚は鍛えられにくくなります。わずかの効果をたくさん歩かせることで積み重ねるという考えです。
わが子は1歳3ヶ月時に、多い日には1km以上歩きました。これだけ歩けば少しだけ素足で歩くよりも、指先は鍛えられたと思っています。
布団の上を歩かせる
素足で平らではないところを歩かせることで、バランス感覚が鍛えられると言われています。
家の中で平らでないところを歩かせるとしたら、布団の上が最適です。
寝室には床に布団を親子3人分敷き詰めてありますので、その上を歩かせることで芝生の上を歩かせるのと同様の効果が期待できると考えています。
布団の上は赤ちゃんにとってバランスが取りにくく、歩くのがとても大変で、すぐに転倒するのです。布団の上を歩くことでバランス感覚は鍛えられるはずです。
また野外では靴を履いたままですが、凹凸の多い芝生の上を歩かせています。そしてなるべく斜面を歩かせています。これらでバランス感覚は十分鍛えられると考えます。
またわが子は素足で家の中を飛び回ります。おもちゃを踏みつけながら歩き回っています。野外を素足で歩かせなくても、バランス感覚は十分に磨かれたと考えます。
その効果なのか、1歳9ヶ月でストライダーに乗ってすごいバランス感覚で走っています。
1歳にしては結構すごいのでぜひ見てくださいね。👇
家の中ではいつも裸足で
足裏に刺激を与えることで、自律神経が安定すると言われています。わが子は家の中では冬でも一切靴下を履かず、素足で走り回っていますから足裏に刺激は受けているはずです。
同じ月齢の子に比べて走るのも速いので、足裏に感じる衝撃も強いはずです。
温かくなるまでは家の中を素足で走り回らせることで、足裏に刺激を感じられるようにできると考えています。
わが子は大変元気でハイハイも普通の子の数倍したと思いますし、歩き回る距離もすごく多いです。
裸足で歩き回るほどの効果はなくても、家の中だけでなく家の外でも歩く量が多ければ、靴を履いて歩いても足裏にたくさんの刺激を受けると考えています。
素足で歩かせるデメリット
怪我をする
素足で歩くデメリットはあまりありません。足の裏に怪我をしやすいくらいでしょうか。
公園の芝生でも、尖った小さな木の枝などが紛れていて、足に刺さる可能性は高いです。
赤ちゃんが一度足を切創したら、治るまでが大変です。安静にするという考えがないのですから。
わが子はすごい勢いで走り回るので、足にかなりの荷重がかかります。そのため普通ならば刺さらない草なども、刺さってしまう可能性がありますので注意しなければなりません。
裸足育児は意味がない?
裸足育児が子供の成長にプラスになると言われている半面、「意味はない!」という意見もあります。
- 裸足育児がいいという医学的根拠はない
- 裸足で過ごすことがほとんどない国もあるが、能力が劣っているわけではない
このような意見は間違っているとは思っていません。それどころかその通りじゃないかとすら思っています。
しかし私はたとえ無駄でもマイナスでないのなら、どんなことでもやらせることは賛成なのです。もしかしたら0.1%くらいは何かの能力が向上してくれるかもしれないじゃないですか!
というわけで裸足育児に否定的な意見を肯定しながらも、わが子にも無理なく楽しく裸足育児をさせるつもりです。
わが子を素足で歩かせる
靴を履くことで安全に歩かせられます。そして正しい歩き方を見つけさせられます。しかし素足で歩くメリットもあると思っていますから、たまには素足で歩かています。
海に連れて行って砂浜を歩かせたこともあります。
そのおかげか2歳になる前から、わが子はバランス感覚はかなり優れていると思えるようになってきました。先ほどのストライダーの動画のように、ストライダーに乗ってバランスを取って走るだけでなく、狭い板の上もバランスを取って平気で歩くようになりました。
わが子は家の中では一年中常に裸足で過ごしていますが、これが功を奏したのかわが子は2歳前にしっかりと土踏まずができていました。
画像は2歳1ヶ月の時ですが、完全に土踏まずが完成していることがわかっていただけるでしょうか。
早い土踏まずの形成は、いつも裸足で過ごしていることと関連もあるのではないかと思っています。
以上、裸足育児を推奨する専門家ではありませんが、私の考えたことを述べさせていただきました。