わが子の運動能力がかなり上がってきたと思える2歳2ヶ月で、スケートボードをやらせてあげたいと考えました。
調べたところ、Ookkie(オーキー)プロ スケートボードという、親が支えられるバーの付いたスケートボードが発売されていました。
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これを知るまでは、2歳ではスケートボードに乗るのはできないとは思っていました。
でもこれを知った時、わが子にも安全にスケートボードで遊ぶことを体験させてあげることはできるかもしれないと考え、少々高いですが購入してみました。
この記事では2歳児が、Ookkie(オーキー)プロ スケートボードを使うことができるのか詳しく紹介します。
目次
幼児にスケートボードをやらせたい
わが子は2歳2ヶ月になって、ストライダーのテクニックも上達し、連続ジャンプや鉄棒の足抜き回りもできるようになるなど、運動能力が大きく向上したことが感じられました。
なるべく多くのことを幼児期に体験させてあげたいというのが、私たち夫婦の考えです。その一環として、スケートボードも2歳でやらせてみようという話になりました。
(この考え自体が無謀でしたが)わが子はバランス感覚はそれなりに優れていると感じていたので、スケートボードに乗ることは簡単にできるのではないかと思っていました。
そんな時にいつも出向いている公園に寄ってみると、何と壊れたスケートボードが捨ててあるではないですか。板が少し割れていましたが、2歳児が乗るだけなら問題なさそうです。
さっそく生後2歳2ヶ月のわが子を乗せてみたのですが・・・。まったく乗れませんでした!
スケートボードの上にどのように立つのかも、どのようにバランスを取るのかも知らないわが子には、簡単に乗ることなど到底無理でした。スケートボードをいきなり乗りこなせるほど、わが子は優れた子ではなかったようです。
無理して乗らせても、転倒して怪我をしてしまいそうでした。
スケートボードに2歳児(それも前半)を乗せるのは、ちょっと難しすぎますし危険すぎるようです。
2歳児にスケートボードで遊ばせるのは無理だと、諦めの気持ちが出できた時、Ookkie(オーキー)プロ スケートボードという物があることを知りました。小さな子供にも、スケートボードができるように考えて作られた製品のようです。
19,800円と幼児のおもちゃにしては少々高いですが、Ookkie(オーキー)プロ スケートボードの紹介動画を見てみると、とても楽しそうに小さな子供が乗っていました。
それを見て2歳児にスケートボードを体験させるには、「これを買うしかない」と思いました。少々値段が高いですが、一念発起して購入に踏み切りました。
スケートボードの効果
一般的には2歳児にスケートボードをさせるなんて、考えない親御さんが多いでしょう。まだ2歳では無理だと思うでしょうし、危険すぎると考えることが普通です。
それでも私が2歳2ヶ月のわが子にスケートボードをさせたいと思った理由は、様々な効果があると考えたからです。
バランス感覚が身に付く
実際に2歳でスケートボードを乗りこなす子も、ほとんどいないようです。そんな難しい遊びを体験させることで、能力も向上するのではないかと考えました。
スケートボードはバランス系のスポーツそのものです。やることにより、バランス感覚は磨かれるでしょう。キックバイク(ストライダー)に乗ること以上に、バランス感覚を身に付けることができそうです。
少しでも小さいうちにバランス系の運動をさせることで、バランス感覚に優れた子供になるかもしれないです。
集中力が身に付く
スケートボードで遊ぶことは、気を抜くと即転倒につながるため集中力も付くでしょう。
私がわが子に持って欲しいと願っているのは、この「集中力」です。
わが子は調子に乗ると手を抜きます。足場の悪い所に登った場合、最初は注意して歩いていてもすぐに注意力散漫になり、足を踏み外して落ちることがあります。そのため私たち夫婦は、わが子がどこかに登ったら、いつも落下に備えて注意を払っていなければなりません。
ストライダーでも前を見ずにすごいスピードで走りますし、テクニックはあるのに何も考えずに突然強引に転回して、転倒することもしょっちゅうです。
気を抜くと即転倒につながるスケートボードに乗らせることで、集中力を持続させたいのです。
刺激を受けて成長する
スケートボードで遊ぶことは、わが子にとって新たな運動(スポーツ)との出会いになります。新たな刺激を受けて、運動神経も知能も成長することが期待しています。
幼児期に少しでも多くの経験をさせることは、子供の成長には何より大切だと私は考えています。スケートボードとの出会いで、わが子がいっそう成長してくれるという希望がありました。
Ookkie(オーキー)プロ スケートボードレビュー
約2万円もするこのスケートボードですが、使ってみた様子を紹介します。
このスケートボードは、見ての通り子供が握るグリップと、親がフォローするハンドルが付いています。
このような作りになっているスケートボードは、このOokkie(オーキー)プロ スケートボードしかありません。
子供の握るグリップは、ハンドルに取り付けられます。
ねじ止め式で位置(高さ)の調整が可能です。わが子は2歳3ヶ月の時に初めて乗らせましたが、この年齢でもちょうどいい位置に調整することが可能でした。
ハンドルの高さは調整不可ですが、それは問題にはなりません。
ハンドルは親が子供をフォローするために持つものであり、普通の親なら地上から88cmの高さなので、苦もなく扱える高さだからです。
このハンドルは取り外しが可能です。
このスケートボードを車に積んで運ぶには、ハンドルが付いていると大きくなりすぎです。ハンドルを取り外せることは大きなメリットです。
しかしハンドルを取り外すには、少しだけ手間がかかります。
本体から出るピンが、ハンドルのシャフトにはまり込んで固定されます。このピンを押すためには2mmくらいの棒が必要です。
ワンタッチで外せる工夫が欲しい所ですが、その場合は何かの拍子にシャフトが外れて、親がフォローできなくなるかもしれません。すると乗っている子供が転んで怪我をしてしまう可能性があります。簡単に外れないことは安全のためだと考えると、仕方ないのかもしれませんね。
耐荷重は20kgとなっています。大人は使うことができません。
子供に見本を見せるため、55kgの私が乗ってみました。しかし壊れるような気配もなく、不安もありませんでした。あくまで自己責任でお願いしたいのですが、見本を見せるくらいなら大人も乗れそうな感じはします。
色は3色。ブラックとプルーとピンクです。男の子にも女の子にも両方に使わせたい場合は、私の選んだブルーがお奨めかなあと思います。
乗り始めの様子
Ookkie(オーキー)プロ スケートボードに乗り始めたばかりの様子を紹介します。
最初はボードの上に立たせて、親の力で前に進ませてあげます。自分が乗っているボードが前に進むことで、わが子もとても満足そうでした。
ボードの上に乗っていることに慣れたところで、スピードを保ったままそっと手を放します。わが子はそのまま一人でボードの上に乗ったまま、前に進んでいくのです。
このようなことを続けてある程度ボードに慣れたところで、自分の足で地面を蹴ってスピードを付けることをさせます。
最初は転倒しやすいので親がバーを持ってフォローしますが、その時間はとても短かったです。わが子はすぐに一人で地面を蹴って前に進んで行きました。。
進行方向からは後ろ側にあるグリップを握るため、小さな子供は体が前を向くことが難しいです。そのため足を横にして地面を蹴っています。
この状態だと、頻繁にかかとがタイヤに当たって止まってしまいます。そのためスムーズに動くことは、初日にはできませんでした。しかしそれでもわが子は、「楽しい」と言ってずっと一人で遊んでいました。
乗る時に子供が握るグリップですが、この効果はすごいです。普通のスケートボードは幼児には簡単には乗れず、すぐに転倒してしまうでしょう。危険すぎます。
しかしOokkie(オーキー)プロ スケートボードは、グリップを握って乗っている限り、わが子は転倒しそうな雰囲気がありませんでした。
まさかグリップひとつあるだけで、ここまでスケートボードに乗ることが簡単になるとは思っていませんでしたからびっくりです。
初日から、「楽しい」という言葉をわが子から聞くことができましたし、乗れば乗るほど上手になっていきます。
スケートボードは幼児に遊ばせるには、以下の問題があります。
- すぐに転倒するから危険すぎる
- すぐに乗れないので楽しくないため興味を持たない
このふたつの問題を、Ookkie(オーキー)プロ スケートボードはあっという間に解消してくれました。
スケートボードが大好きなお父さんで、自分の子供になるべく早いうちからスケートボードに乗れるようになってほしいと考えている場合は、このOokkie(オーキー)プロ スケートボードはとても役立つでしょう。
スケートボードに限らずどんなことでも、「おもしろい、やりたい」と思わせなければ、幼児はやろうとしないことも多いです。危険であればなおのことです。
このスケートボードは、わが子にとっては「危なくないし楽しい」と思ってくれる優れものでした。
小さな子供用にはこのスケートボードはとてもいい製品ですが、ちょっと重いです。
幼児用のスケートボードは小さくて軽いですが、Ookkie(オーキー)プロ スケートボードは幼児期だけでなく小学生になっても使えることを考えられているため、しっかり作られているため大きくて重いのです。
軽い幼児用の物は2kg前後の物が発売されていますが、これは4.3kgあります。軽くて筋力のない幼児が、ガンガン乗り回せるものではありません。
すぐにスケートボードに挑戦できるような体になっている4~5歳児にさせるのであれば、普通の幼児用スケートボードを購入した方がいいでしょう。
オーキープロスケートボードは、まだ普通ならばスケートボードに絶対乗れない年齢の子に、スケートボードを体験させるための物です。運動能力が上がってきた4歳以上になると、グリップなどがなくても乗れますし、親もフォローする必要もなくなってくるため、普通のスケートボードでも充分遊べるようになると思います。
これは子供が2歳などの早い時期に、スケートボードを体験させたいと考えたパパママのための物だと感じました。
私は「スケートボードに乗れるようにする」という物ではなく、「スケートボードを体験させる」物だと思っています。
注意点
まだ幼児は体の骨が柔らかいです。ひどい転倒をして体を強打すると、骨に良くないことは間違いありません。手や膝を激しく地面にぶつけると、骨が変形してしまうかもしれません。
必要に応じてプロテクター類も装着させましょう。
まだゆっくり進むくらいなら転倒してもうまく手を突くことができる子供ならば保護具がなくても問題ないこともあります。しかしスピードが出るようになると、プロテクターやヘルメットは必須でしょう。
わが子には今よりもっと乗れるようになった時、ストライダーレースのために購入した、G-FORM PRO-X2 エルボーパッド ユースとG-FORM PRO−X2 ニーパッド ユースを膝と肘に付けさせる予定です。
現在は新しいモデルが出ていて、【G-FORM PRO-X3 エルボーパッド ユース】【G-FORM PRO−X3 ニーパッド ユース】になっています。プロテクターが大きくなって安全性も高めらていますので、ぜひ最新のパッドをご購入ください。
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ヘルメットはストライダー用のMag Ride イチハチロクを使います。
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転倒して手を突くこともあるため、グローブはあったほうがいいです。わが子にはOGK チャイルド用サイクルグローブ SPG-7Jをなるべくつけさせる予定でいます。
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しかし2歳児のわが子は、「乗りたい!」と思った瞬間から乗りたくてたまらなくなるようで、すぐに乗りたいと急かします。ヘルメットなどの保護具を装着させようとしているうちに、乗る気がなくなってしまうことがあります。
早く乗りたいゆえに、保護具の着用を嫌がる場合があるので、初期には保護具を付けさせないことがありました。
これは転倒対応がとても上手なわが子なので、怪我をしないと信じてのことです。それでも保護具を付けないことは決して正しいことではありません。
自分の子供に保護具を着けない時がある私たち夫婦が言えることではありませんが、保護具を着けた方が絶対にいいと思います。
2歳半のわが子の様子
わが子の乗り物は、D-bike mini、ストライダー(2台)、自転車にしてあるへんしんバイク、そしてこのOokkie(オーキー)プロ スケートボードです。
乗るものが多すぎるので、スケートボードを乗り回す順位は低いため、乗る頻度はとても少ないです。それでも2歳6ヶ月で、わが子は手を放して惰性で進むことができるようになりました。
2歳ですから、私たち夫婦はそれで満足しています。
たくさんの経験をすることで、運動神経のいい子になってくれたらいいなと思っています。