子供に習い事をさせることは必要でしょうか?
習い事歯をさせないと子供がかわいそうだという意見はありますがこれは正しいのでしょうか?
習い事などさせなくても問題ないと思う人は少なくないようです。
それでも「子供の友達はみんな習い事をしているので、何かさせた方がいいのかな?」と消極的に習い事を探す場合、本当に習い事をさせるべきなのか悩んでしまうこともあると思います。
「習い事は必要だ」「習い事は必要ない」とそれぞれの意見はあると思いますが、習い事をさせる(させない)気持ちについて考えてみました。
目次
習い事をさせる場合
「習い事をさせることで絶対に効果がある」のでしょうか? それとも「習い事をしても何一つ効果がない」のでしょうか?
習い事をさせることで効果はあることは間違いないです。
ピアノを習えばピアノが弾けるようになりますし、スイミングで泳ぎを習えば泳げるようになります。習ったことは習わなかった場合よりも確実にできるようになります。
ただしその効果が親にとって魅力的ではなく、その効果を上げるために及ぶデメリットもあるため、やらせないほうがいいと考える人もいるようです。
習い事をさせるのに効果があるのは以下の場合です。
- ピアノが弾けるようになったり泳げるようになったりしてできることが増える。
- 運動能力や知能が上がる。
- 習ったことが特技となり自信を付けられる。
このようなことがかかる費用や手間に比べて価値があると考える場合は、習い事をさせることになると思います。
効果があることを期待する以外に習い事をさせる理由を考えると、以下の事が考えられます。
- 子供の面倒を見る時間がないため習い事を託児所代わりに使う。
- 他の子が習い事をしているので疎外感を感じないように自分の子にも習い事をさせる。
- 子供がやりたいと言ったからやらせる。
- 子供が楽しむ姿が見たいから好きなことをやらせる。
能力向上の効果を考えなくても習い事をさせる場合も決して少なくないようです。
どのような理由であれ習い事をさせている人は習い事に価値があると思っているわけです。
習い事をさせない場合
習い事をさせない場合は習い事の効果があるかないかどちらの気持ちがあるのかに分かれます。
習い事に効果がないと思っている場合
- 習い事など効果がないからやらせない。
効果があると考えている場合
- 習い事の効果はあると思っているが、させるほどの金銭的な余裕がない。
- 習い事の効果はあると思っているが、近くに習い事をさせる場所がない。
- 習い事の効果あると思っているが、それよりも送迎などの手間や金銭的な負担の方が大きいのでやらせたくない。
- 習い事の効果はあると思っているが、子供の能力を上げることに魅力を感じない。
- 習い事をさせるとできることが増えるのはわかるが、それが早い時期にできるようになっても意味がない。
習い事には効果があると考えているのですが理由があって習い事をさせていない場合があります。このような場合は「やらせてあげないとかわいそう」という意見が正しい気がします。
ただ金銭的な問題や時間的な問題で習い事をさせられない場合はどうしようもありません。
ある程度の効果はあると思っているのにそこまで子供に手間暇かけるのが面倒だという人も実際はかなりいます。
本当に子供を大切に思い少しでもいい子に育てたいと思っている人にとっては「それはかわいそうだ」と思うのも当然でしょう。
しかしこれも人それぞれに価値観が違います。
子供にすべてをかけるよりも自分だけの時間を大切にしたいという価値観の人がいるのは理解できます。考え方はみんな違うのですからどちらがいいのか決められないですね。
最後に「習い事は効果がないからやらせない」という考えの場合を考えてみます。
習い事をさせて効果がなかったのなら「習い事は必要ない」となると思いますが、習い事をさせていないのに習い事の効果はないと決めつけるのはよくない気がします。
習い事をさせた経験がなかったら効果があるかないかはわからないからです。
以上、様々な考えを取り上げてみましたが結局は人それぞれだと思います。
あまり参考になるかどうかはわかりませんが、最後に「習い事をさせることでわが子の能力を上げたい」と強く考えている習い事推進派の私の意見をまとめてみます。
習い事のメリット
わが子は気が弱い子で1歳7ヶ月の時には家の外に誰かがいると外に出ることもできませんでした。本当に他人を怖がる子でした。
そんな子がピアノ教室や体操教室に行くことで人に慣れていき、サッカーの体験練習では最年少でサッカーの経験がなく何もできない状態だったのに逃げずに最後まで練習を続けました。きっと親がサッカーをさせたいと思っている気持ちを理解して親のために頑張ったのだと思います。
サッカーのミニゲームでひときわ小さいわが子が大きな子たちの中でボールを追って走る姿を見て感動しました。そしてその経験後は態度にも自信があふれているように見えました。
シュート練習でシュートした後にゴール近くにいつまでもいると、次にシュートを打つ子の邪魔になります。そんな時にコーチに強い口調でどくように言われても、練習場から逃げ出しませんでした。
こんな経験は年少の子にはなかなかできないと思います。
明らかにサッカーで揉まれるようになってわが子の態度が間違いなく変わりました。気持ちが強くなってなんでも粘り強く続けるようになったのです。
サッカーを習わせれば技術はもちろん上がりますが、それ以外にも協調性や精神的な強さも手に入れられます。私はわが子を見ていて効果は絶大だと思っています。
体操とスイミングもさせていますが体幹が鍛えられます。
私の知り合いで空手の師範をしている方がわが子の立つ姿を見て「立ち方が素晴らしい。体幹がしっかり鍛えられている」と言ってくれました。
体幹を鍛えると様々なスポーツができるようになると言われています。運動神経のいい子になってくれたら人生も楽しく過ごせると思います。
ピアノや英会話もさせています。
ピアノは脳を効果的に鍛えられると言われていますし、英会話で少しでも英語を覚えてくれたら中高生になった時に成績が良くなるかもしれません。
他人の子供に対して「習い事をやらせてもらえないなんてかわいそう」とまでは思いませんが、「習い事をさせないなんてかわいそう」と思う人の気持ちもわかります。
習い事をさせたことさせない子の差は小学校に入学した時に大きく開いている気がします。
わが子の成長を見ていると習い事はさせてあげた方がいいと個人的には思います。