意識と悩み3~4歳

幼児の習い事は何をさせるのがベスト? 効果のある習い事を紹介します。

私は幼稚園年少のわが子にどんな習い事をさせればいいのか真剣に考え、そして自信をもって習い事を選びました。

その結果わが子はたくさんのことができるようになりました。集中力も付いてきましたし運動能力も伸びています。わが子のためにさせている習い事は最高の選択だったと感じています。

「友達がやっていて誘われたから」「そろそろ何か習い事をさせたいから何でもいいからさせてみよう」「人気のある習い事をやらせてみよう」というような感じで習い事を決めるのももちろん間違いではないと思います。結果的にその習い事をお子さんが楽しくできれば大成功だったと言えるでしょう。

でも私はそのような考えとは別で「どうすれば子供の能力を効率的に上げられるか」ということを第一として、その上で自分の子供に合った習い事を考えました。

目次

どんな習い事がいいのか?

子供のためになる習い事とは、以下の2つのことにつながるものだと私は考えています。

  • 子供の能力アップに有効な習い事
  • 子供が楽しんで行える習い事

インターネット上には「幼児期にオススメの習い事」などの情報がたくさん見つかります。それを参考に習い事を決めることも悪いことではないですが、やっぱり子供のためにもしっかり自分で考えて習い事を選んであげたい気持ちがあり真剣に考えて習い事を決めました。

子育ては人それぞれです。幼児期の習い事などそれほど真剣に考えなくてもいいと思われている方もいるかもしれませんね。

それでも私は習い事で能力を上げることは少なからずできると思っていますので、そのためには何をいつからさせるべきか真剣に考えて習い事を決めました。幼児期にさせた習い事が、子供の一生を決めることだってあるかもしれないのです。

自分の子供を少しでも能力の高い子に育てたいと本気で考えている方は、習い事について真剣に考えておくことをオススメします。

また能力を高めたいと考えず子供が楽しんでくれればいいと思うことや、まわりの家庭でみんな習い事をさせているからうちも何かさせたいと思うこともあると思います。

そのような場合はどんな習い事をさせても構わないのかもしれませんが、どうせ習い事をさせるなら能力を上げられる習い事にしたほうが実益もあっていいのではないでしょうか。

幼児の習い事の考え方

私は習い事を決める場合どのような子に成長して欲しいのか考えて決めました。

習い事も何となく決めてしまうよりも何の能力向上のために習い事をさせるのかはっきりさせることで、通わせる親のモチベーションアップにもつながりました。

親のモチベーションが上がることは意外に重要で、「頑張った時に適切な声を掛ける気持ちになれる」「送り迎えが面倒だと感じなくなる」「自宅での練習に気持ちよく付き合える」などのメリットがありました。

親子ともに習い事について頑張ろうという意欲を持つためには、習い事選びはとても大切だと実感しています。

幼児期の習い事についての情報は、インターネット内にあふれています。それらを徹底的に読み漁り以下のことが重要だと私は考えました。

  • 特定のスポーツをさせるのではなく、体幹を鍛えるような習い事をさせたい。
  • 走るだけではなく腕も鍛えられる運動をさせたい。
  • 運動だけでなく脳の発達を促進する習い事をさせたい。
  • 他国語になるべく早く触れさせたい。

以上のことから幼児期に効果のある習い事を選びました。

私が考えた習い事は以下です。

  • スイミング
  • 体操
  • ピアノ
  • ずっと続ける予定のスポーツ
  • 英会話
  • 空手

これらを行っておけば勉強にも運動にもとても役立つと私は考えました。

わが子の習い事スケジュール

上記にあげたわが子にやらせたい習い事を幼稚園の年少のうちにとうとうすべてやらせることになりました。

わが子の習い事スケジュールを紹介します。

「習い事が多すぎる!」と批判的な気持ちになる方が多いかもしれませんね。それは覚悟しています。

わが子が生後4歳3ヶ月の時点で習い事スケジュールは以下となります。

習い事スケジュール

月 英会話 サッカー

火 なし

水 体操 ピアノ

木 空手

金 なし

土 なし

日 なし

生後1歳9ヶ月から続けていたスイミングは、幼児期にはこれ以上続けても教えてもらえることがなくなったためスクールを退会しました。

最後に空手が加わったことでやらせたい習い事はすべてやらせられることになったのです。

しかし相手は幼児です。思い通りにならないことも多いと思います。好きになれない習い事が出てくるかもしれませんがそのような時には無理して続けさせず、すぐにやめさせても構わないと思う気持ちは絶対に持ち続けます。

強制するのではなく遊びの一環として楽しくやって欲しいのです。そんなやり方をして結果が付いてきたら最高ですね。

それではこれらの習い事をすることに決めた理由と、させたことによる効果を紹介します。

運動系の習い事

運動能力を高める習い事として私が選んでわが子に習わせたのがスイミングと体操です。

スイミング

スイミングは普通の陸上で行うスポーツとはまったく違い、水の中で行うものです。走ったり跳んだり投げたり蹴ったりすることが得意でもまったく泳げないのは悲しいです。

全身の筋肉をしっかり鍛えるためにも、スイミングを習わせることにしました。

わが子は1歳9ヶ月から3歳10ヶ月までスイミングスクールに通いましたが、以下のような能力が身に付きました。

  • 水の中に10秒間目を開けて潜れるようになり、頭から飛び込んでプールの底に手が着けるようになった。
  • 仰向けに脱力して浮かんだ状態で壁を蹴って進めるようになった。
  • ビード版を使うとバタ足で15mくらいは泳げるようになった。
  • プールサイドから飛び込むと7m以上は泳げるようになった。
  • 仰向けで脱力して浮かぶことができるようになった。

スイミングが大好きで、スイミングスクールをやめた後もプールに行くと何時間でも遊び続けています。

体幹が鍛えられたはずなので、これがこれからさまざまなスポーツをする時に役立つことを期待しています。

体操

幼児の体操は鉄棒や縄跳び、跳び箱まで何でも幅広く教えてもらえます。早い時期にそれらを体験することで体幹がしっかり鍛えられます。

わが子は4歳3ヶ月までにケンケンやジャンプが得意になり、1回跳ぶだけですが縄跳びが飛べるようになり、時々逆上がりを成功させられるようになりました。

わが子はあまり好きでなかったボール投げですが、体操教室で投げ方を教えてもらうととんでもなく速いスピードでボールが投げられるようになりました。

体操教室の効果はすごいです。

スイミングと体操を体験し、早い時期から体幹を鍛えておくことで、多くのスポーツの基本的な動きを身に付けてくれると考えています。

サッカー

わが子がずっと続けていくスポーツとしてサッカーをやらせることにしました。

わが子は動きが速いですし生後1歳3ヶ月の時にはきれいにボール蹴りができていましたから、サッカーの才能があるのではないかと思うところがあったためです。

サッカースクールでは最年少で、体が二回り以上大きい子たちと元気にボールを追いかけています。

他の子たちとは年齢が離れすぎていますから生後4歳3ヶ月時点で、練習メニューの90%くらいでわが子が一番下手です。それでも他のメンバーは最低1学年は上の子で、最大4年も年上の子がいるような年齢の違いがあり、スクールの経験もわが子は他の子の半分以下です。

その状況でわが子にも勝てる部分が出てきただけですごいと思っています。基礎練習などで特殊な体の使い方をするためジャンプなども得意になりました。

大きな子たちとの練習ではボールの取り合いで弾き飛ばされていますが、そのような経験がわが子の精神力を強く鍛えてくれました。そのおかげで以前は「絶対にやりたくない」と言っていたフルコンタクトの空手も、自ら「やりたい」と言えるほどに成長しました。

私にとって「スイミング」「体操」「サッカー」の3つは絶対に幼児期に習わせたいことでした。

わが子にやらせたところ運動能力の向上が見て取れるので、すべてを行わせなくてもどれか一つでもやらせておくことをオススメしたいです。

勉強系の習い事

ピアノ

わが子には3歳10ヶ月からピアノを習わせています。

瞬間的な判断力が身に付き、サッカーやバスケットボールなどのスポーツをするにも有利になると思いますし、同時に両手を使うことで脳を鍛えて地頭を良くする効果も期待しています。

半年たたずに両手弾きができるようになりました。親が真剣になって教えることでピアノの上達はとても速くなります。

わが子の手先はより一層器用になったと思えますし、新しい曲が弾けるようになると目を輝かせて喜んでいます。

ピアノを習うと頭がよくなると言われます。

幼児期に直接の勉強(文字を教える、計算させる)などの勉強をさせなくても、地頭が良くなっていれば少し教えるとすぐにできるようになることを期待しています。

英会話

幼児期に英会話を始めると、英会話は英語の発音を聞き分けられ、そして自分で正しく発音できるようになると言われています。

わが子の英語教室の先生はネイティブな発音をするアメリカ人の方です。

わが子は照れてなかなか英会話教室で習った英語を家で話してくれませんが、時々話してくれる英語はとてもきれいです。

「これは何?」「あなたの名前は?」「おやすみなさい」のような簡単な英語を時々話してくれますから、もう少し経ったら家でも文法を教えようと思います。

私が発音を勉強中です。私の発音が完璧になるまで会話はしません。

体を鍛える習い事

空手

ついにわが子が生後4歳2ヶ月より空手も習わせることになりました。

どちらかと言えば気が弱い子なので強くなってほしいですし、いじめられないようにしたい気持ちもありました。

これからわが子が精神的に強くなってくれることを期待しています。

習い事について

わが子が3歳になったばかりの時にさせたい習い事を決めました。

しかし現実的には全部を習わせるのは絶対に無理だと思う気持ちがありました。

  • 習い事ばかりしていると幼稚園の保育終了後に友達と遊ぶ事ができなくなる。
  • 複数の習い事をしたくても予定日が重複してできないこともある。
  • 子供がやりたくないと思う習い事もきっとあるはずで、それを無理してやらせたくはない。
  • やりすぎると子供が疲れすぎる。
  • 自宅での練習が必要な習い事もあるが、自宅練習を子供が毎日やってくれるかどうかわからない。

本当に運が良かったのですが、時間的な問題はまったく問題なくスケジュールが組めました。

月曜日と水曜日は習い事が2つずつ入りました。この日は幼稚園の保育終了後に友達と遊ぶことは諦めました。

偶然にも遊ぶ友達グループの子は、わが子と同じ月曜日と水曜日に習い事が入っている子が多かったのです。

どちらの日も2つのうち1つが運動系の習い事のためしっかりその日も運動ができます。木曜日にも1つ習い事がありますが、これは保育終了直後から始まり15:00には終わります。

その後に公園に駆けつけて友達たちと遊ぶことができています。

 

習い事に対する子供の気持ちや疲労度の問題ですが、これもわが子にはまったく問題ありませんでした。人見知り傾向のあるわが子ですが、習い事では知らない子たちの中に放り込まれても平気です。

どんな習い事も「楽しい」と言ってやめたいということが一度もなく楽しく続けられています。

習い事が多すぎて疲れてしまうことが心配でしたが、心身ともに疲れすぎる様子はまったく見られません。

水曜日は体操教室が終わった後すぐにピアノ教室でレッスンを受けます。

体操教室ではかなりたくさん運動をして疲れているはずです。年少の子供ならその後でピアノのレッスンを受けても集中できないのではないかと心配しました。

しかしわが子はまったく平気です。ピアノ教室で疲れたような態度をしたことが一度もありません。

0歳からたくさんの運動をさせて来たので運動では疲れにくい体になっているのかもしれません。

幼児が習い事をする精神的な効果

最後にわが子が習い事をすることで精神的に成長した事例を紹介します。

私がわが子に習い事させてこれは続けられないだろうなと思ったのはサッカーです。

サッカースクールはわが家から通える範囲には年少の子が対象のところがありませんでした。そこで頼み込んで年中以上の子しかいないスクールに入れました。

最初は体験練習に参加させたのですが、初心者の上にまわりは1歳から4歳も年上の子たちだけだったので、ひときわ小さいわが子は怖かったでしょうし、練習内容すら理解できず絶対に楽しくなかったでしょう。

それでもわが子は「やめたい」と言いませんでした。

今までわが子には6つの習い事を年少までにさせたのですが、やめたいという言葉をわが子が発することは一度もありませんでした。

この原因を考えてみたのですが、1歳9ヶ月という小さなころからスイミングスクールに通っていたことが大きいのではないかと思っています。

わが子はスイミングスクールに行かせたばかりは泣きじゃくりましたが、慣れてしまうとプールに行くのが大好きになりました。

「今日はスイミングスクールだよ」と言って準備を始めると、わが子は「すぐに行く!」と言い出します。「まだ始まる時間じゃないから今から行ってもも泳げないよ」と言っても聞き入れません。「すぐにいきたい」と言って大泣きしました。

これが入会して半年後には毎回のように繰り返されていました。

これほどまでにスイミングスクールに行くのが大好きだったわが子です。習い事が楽しいという意識が頭に根付いているのだと思います。

わが子はサッカースクールの体験ではかわいそうなくらい何もできなかったのに、家に帰ると「サッカースクールに連れて行ってくれてありがとう」と私に言いました。

そして「最初は楽しくなくてもいつかは楽しくなる」と言ったのです。

私はそれを聞いて涙が出てきました。

わが子はどんな習い事でもいつかは楽しくなると信じることで、我慢することができたのです。

 

わが子が3歳10ヶ月の時、タブレットで極真空手の組み手の動画を見せました。

幼児同士の組み手なのであまり迫力はなかったです。

しかし私がそれを見せた後て「空手をやる?」とわが子に聞くと「怖いからやらない」と即答されました。

それでも4歳3ヶ月になったわが子に1ヶ月限定の空手の稽古体験をさせたのですが、年中の子が組み手をしているのを見て「空手をこのまま続けたい」と言い出しました。

半年前は殴り合うことを怖がっていたのに今ではそれをやりたいというのです。この変化がなぜ起きたのかを考えたのですがサッカースクールでの体験が大きかったようです。

(極真空手の組み手を見た後で)わが子はサッカースクールに入りました。

幼稚園年少のわが子が小学2年の子と同じ練習をします。ミニゲームでわが子は体の大きな子の体当たりで吹っ飛ばされて転んでいますし、小学生が打ったシュートのボールが顔面に直撃したこともあります。

それでもわが子は頑張ってサッカースクールに通っています。

サッカースクールで4年も年上の小学生を相手にサッカーをすることはとても怖いことでしょう。その経験により人からの攻撃に対する耐性が付いたわが子は、同年代の子との空手の組み手が怖くなくなっていたのです。

 

このようにわが子は習い事をすることで精神的に強くなり我慢することができるようになりました。嫌な時に我慢することができるので「やめたい」と言いません。

やめないで続けているとその習い事で楽しいこともたくさん見つけられます。そのためどんな習い事でも好きになってしまうようです

今考えるとわが子にとってはスイミングをさせていなければサッカーは続けられなかったでしょうし、サッカーをしていなければ空手は習えなかったことは間違いないでしょう。

結果的にわが子は習い事をすることで我慢することを覚えてくれたようですし怖さに打ち勝つ力が身に付きました。目で見えないところにも習い事の効果は出ます。

もし(親御さんの金銭的なこととお子さんの精神的な)余裕があれば多くの習い事をさせてあげたらいかがでしょうか?

 

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