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【子供の水遊び】浮き輪よりもライフジャケットをおススメします

子供を海や川、プールで遊ばせる時、浮き輪を使うことが多いと思います。

浮き輪は水の上で使えるポピュラーな遊具です。泳げない子供でも、楽しく水の上で遊べます。

しかし浮き輪を使っているだけでは、泳げるようにはなかなかなりません。子供の泳力を上げるために、私はわが子にライフジャケットを着用させています。

ライフジャケットを子供に使う利点を、まとめてみました。

目次

浮き輪の欠点

浮き輪は泳げない子でも手軽に楽しめる道具ですが、欠点があります。

手が自由に使えない

浮き輪を使う時は、わきの下に浮き輪を入れる形になります。この状態だと浮き輪が邪魔になって手が水面に届きません。常に浮き輪をわきの下に挟んでいるため、手が自由に動かせません。足だけバタ足で進むことになります。

手が自由に動かせないので、泳ぐために必要な、手を使う動きを習得することができません。

泳ぐ体勢を身に付けられない

多くの場合浮き輪は、子供の体重に対して十分すぎる浮力を持っています。苦労しなくても水の上に浮かぶことができます。

水の上に人間が浮かぶためには、背骨をぴんと伸ばして頭をできるだけ上げないようにする必要があります。このような体の使い方を、浮き輪を使っていると身に付けることができません。どのような体勢でも簡単に水の上に浮かぶことができる浮き輪を使っていると、顔が水から離れる癖がついてしまいます。自分の体の浮力のみで、水の上に浮かぶという感覚を身に付けることができないのです。

サイズが合わないと危険

子供の浮き輪は、大きさをしっかり考えずに購入する場合が多いようです。また兄姉の物を下の子が使う場合は、浮き輪が大きすぎることになります。

大きすぎる浮き輪を使った場合、気を抜くと浮きから体が抜けて、水の中に落ちてしまうことがあります。バンザイをするような体制を取ると、浮き輪から水の中に落ちてしまうのです。

水深が自分の身長よりも深い場所で浮き輪から抜け落ちてしまうと、泳げない子はパニックになり事故につながります。サイズの合わない浮き輪を子供に使わせる場合、安心できないのです。

ライフジャケットを使う

ライフジャケットは、浮き輪の欠点をある程度は補うことができます。浮き輪を使うよりは泳げるようになりやすいのです。

手を使うことができる

ライフジャケットは体に装着するものです。そのため両手がフリーになり、手を使うことができます。泳ぐために必要な、手を動かす動きを自然に習得することができます。

浮力が少ない

子供用のライフジャケットは、浮力が少ないです。特に2歳児に着せるライフジャケットは、着用させてもかろうじて口が水面からぎりぎりで出るくらいです。ライフジャケットで水の上に浮く場合は、常に「沈まないように」という意識を持つ必要があります。

おかしな体制を取ると、水の中に沈んでしまうこともあります。

子供は最初、水の中に沈まないように顔をあげようとします。そして体中に力を入れます。これが最も体が水の中に沈みやすい体勢なのです。この体制を取ると、浮力の少ないライフジャケットでは、鼻や口が水の中に沈んでしまうことがあります。

背骨を反らさず、なるべく頭を下げるようにすることで、自分の浮力だけで水に浮かぶことができるようになります。浮力の少ないライフジャケットを使用する場合、正しい体勢を取らないと沈んでしまうため、子供は自分で考えて、浮くように工夫します。その結果、泳げるようになっていくのです。

浮き輪はいくら使っても泳げるようにはなりませんが、ライフジャケットは使い方次第では、泳げるようにできる場合があります。

2歳の子供を泳がせる

わが子が2歳9ヶ月になった時、ライフジャケットを着用させて川で遊ばせてみました。

わが子は手足をばたつかせて、前に進むこともできるようになりました。手足を動かすことで水の中を移動できると理解できたことは大きいです。

1歳9ヶ月からベビースイミングに通わせて、ちょうど1年経ったわけですが、スイミングスクールとは違い、川でライフジャケット着用をさせて泳がせることは、とても良い泳ぎの練習になります。

川の上流なので7月末の晴天時でも、水は冷たかったです。わが子は川に入っていると、寒くなって体を震わせることもありました。水から上がるように言うのですが、「寒くない。まだ川の中で遊ぶ!」と言って聞きませんでした。川の中をライフジャケットを着て泳ぐのが、楽しくてたまらなかったようです。

わが子がとても楽しそうに水の中を泳ぎ回ることは、泳ぎの練習になることよりもうれしいです。自分の子供が楽しんでいる姿を見られることは、最高ですね。

ライフジャケットはベストな大きさの物を

4~5歳になれば使えるライフジャケットの種類も増えてくるので、ベストな大きさの物を選びましょう。

2~3歳を水の中で泳がせることはあまりないらしく、この年齢の子供対象のライフジャケットはあまり多くの種類がありません。

2歳のわが子のために購入したライフジャケットは以下の物です。

岸から川の中に入ってこようとしている2歳児

2歳9ヶ月のわが子が着用した姿ですが、サイズ的にはぴったりです。わが子は2歳9ヶ月男児の平均身長である92cmですが、体重は12kgないやせ型です。この製品はそんなわが子にぴったりでした。

インターネットで売られている、最も小さなサイズを選びました。

1~2歳の子供に使えるライフジャケットをお探しの方は、Gogokids フローティングベストが快適に使えますよ。

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ライフジャケットの欠点

ライフジャケットは利点ばかりではなく、欠点もあります。

浮き輪は大きなビニールの中に、空気が詰まっています。しかしライフジャケットは、浮き輪に比べて浮力のある部分の体積が、圧倒的に少ないです。

このため浮力が弱く、どんな状態でも確実に体を浮かび上がらせてくれるわけではありません。

子供、それも1~3歳の幼児は、大人に比べて水の上に浮かびにくいのです。ライフジャケットを着用させても、体勢が悪いと顔が水の中に沈んでしまい、呼吸できないこともあります。

体にピッタリのライフジャケットは、なかなかないです。大人用のライフジャケットならば、股部分にハーネスが通る物があるため、着用中に浮力で抜けてきてしまう心配がありません。

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上画像のライフジャケットでは、下に垂れているハーネスを股に掛けることにより、肩方向に抜けてしまうのを防ぎます。

2歳くらいの子が使うライフジャケットでは、立ち上がった状態で水に入ると、どうしても頭の方にライフジャケットが抜け気味になってきます。わきの下で抜けるのは止まりますが、それでも肩の部分は耳くらいまで上がってしまうことがあります。

こうなると口で息をするのがやっとの状態になります。

ライフジャケットはできる限り、抜け防止のハーネスが付いている物を選びましょう。

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ハーネスが付いていない物は、ズレて使いにくいこともあります。

わが子のように2歳で使えるライフジャケットには、ズレ防止のハーネスが付いている物がありませんでした。

そのような製品の場合は、子供が水の中に入る時には、常に子供と50cm以内の距離に大人が待機して、子供をいつでもフォローできるようにしましょう。

小さな子供の場合は、ライフジャケットを着用させれば、水の上でも絶対に安心だというわけではないことは理解しておく方がいいでしょう。

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