運動0~2歳

1歳児でも楽しく川遊びできました。魚も見られてわが子は大満足。

1歳のわが子を川に連れて行って遊ばせました。

子供でも水の中に入れるような川が、車で行ける範囲にある方は、ぜひお子さんを川遊びに連れて行ってあげてください。

1歳でも川に連れて行くと、とても楽しく遊んでくれます。

わが子はベビースイミングでは泣きじゃくっていた時期でも、川の中では元気に水の中に入ってくれました。

魚も見られて広い川の中で遊ぶことは、1歳のわが子にとって大変な思い出になったようで、帰宅してからも終始にこにこ顔でした。

川遊びの効果と注意点についてまとめてみました。

目次

川遊びをするメリット

魚が見られる

山奥の自然に囲まれた川に行った場合になりますが、わが子にとって大自然の中で、川の中で泳ぐ魚を直接見ることはとても楽しい体験になったようです。

小さな川魚を見て、「魚、魚」と言って大喜びしていました。

水族館などで水槽の中にいる魚を見るのも楽しいでしょうが、自然の中で生きる魚を見ることも、新たな体験になり楽しかったようです。

ぜひきれいな川に連れて行って自然の魚を見せてあげてください。

自由に遊べる

わが子はスイミングスクールに通わせていますが、行動に制限があります。保護者が子供を抱えて水の上を連れまわすことがほとんどで、子供が保護者の手から離れて自由に行動はできません。まわりに人がたくさんいてみんな一緒のことをします。

わが子は両親以外には誰もいない川で、自由に遊ぶことが楽しかったようです。スイミングスクールでは見られないようなとびっきりの笑顔も見せてくれました。

自分の好きなように遊びたい1~2歳児は、足が着かないブールで親に抱かれて親に移動されられるだけのスイミングスクールよりも、浅場に自分の足で水の中に立って自由に歩いて自由に遊ぶ方が楽しいはずです。

スイミングスクールはスイミングスクールなりにいいところもありますが、そこにはない自由に遊ぶという楽しさを川遊びは感じさせてくれるのです。

泳がせられる

スイミングスクールでは泳がせる真似事をさせられる時間が限られます。泳がせる真似事とは、親が子供のお腹などを持ってうつ伏せの状態で沈まないように浮かせて支え、前に進ませることです。これをさせてもらえる時間が少ないのです。

川遊びならば、いつまでもそれをさせてあげられます。長くやっているうちに、うまく手足で漕ぐことができるようになるかもしれません。

また1歳児をスイミングスクールに通わせても、浮き輪を着けて泳ぐレッスンがないところもあります。しかし川遊びは何をしてもいいのです。1歳児でも2歳児でも、浮き輪を使って自力で泳がせることにトライさせることができます。

わが子には1歳児の川遊びには浮き輪が間に合いませんでしたが、浮き輪を使うと運動能力の優れた子供は、1歳でも手足を動かすことで自力で前に進むことができるのです。

これが子供にとってとても楽しい体験になることが多いようです。浮き輪を使って泳ぐ楽しさを体験すると、病み付きになる子もいます。

ただし事故には十分注意してください。

川遊びは危険か?

毎年川遊びで亡くなる人がいます。その報道がされるようになってから、【川遊び=危険】というイメージを持っている人も増えてきました。果たして川遊びは危険なのでしょうか?

正直に言えば、もちろん川遊びは危険です。これは間違いないでしょう。ただし流されておぼれるとか、深みにはまって沈むなどの危険さは、私はほとんど感じていません。注意して遊べば、おぼれて死亡するなどの大事故が起きるリスクはかなり減らすことができます。

深みでおぼれるのであれば、足の着かないところに行かなければいいだけです。流されて深みに行ってしまうと感じるならば、遊ぶ場所より下流に深いところがなければいいのです。

たったこれだけのことを守れば、おぼれる可能性はほぼゼロにすることができます。

私が川遊びが危険だと思うのはそれ以外のことです。

川辺に降りる道が危ない

川の上流に行くと、川辺に降りる道はかなりひどいものになります。山歩きに慣れていない人には、降りられない場所もあります。急な斜面や高い段差などもあり、登り降りが大変なのです。

しかも1歳児を連れて行く場合、子供を抱いてそこを通らなければなりません。

私がわが子を3回目に連れて行った川ですが、この斜面を子供を抱いて降りる親はまずいないと思うくらいひどいものでした。私は山奥育ちなので平気でしたが、妻にはきつかったようです。妻は子供を抱いていなかったのですが、急な斜面とひどい段差を大変な苦労をして上り下りしていました。

しかも川で遊ぶのには、多くの場合サンダル履きになると思います。サンダルは悪路ではとても歩きにくいです。

無理してひどい斜面を下りて川辺に行かないようにしましょう。

石に藻が生えて滑る

川底の石にはぬるぬるの藻が生えていることが多いです。石が緑色をしていたら藻がびっしり生えています。これに乗ったら確実に滑ります。

浅場を歩くだけで藻で滑って転んで怪我をすることはよくあります。慣れていない人は浅瀬を歩くだけで怖すぎて動けないこともあります。氷の上を歩くよりも、水底は石がゴロゴロ転がっているので凹凸があり歩きにくいです。

これが川遊びで最も注意すべきことです。

水が冷たい

川の水は思いのほか冷たいことがあります。最初は子供も楽しいので川の冷たさを気にせずに遊ぶかもしれません。しかし徐々に体温を奪われていきます。

わが子は1歳10ヶ月で川遊びさせた時、寒くて体が震えるくらいになっても、川遊びが楽しすぎたようで水から出ようとしませんでした。

しかし明らかにひどく寒がっていたため、川岸の砂を掘って生け簀を作り、捕まえた魚を入れて見せたり、川岸から石を投げるのを見せて、川の中で遊ぶ以外のことに注意を引いて水の中に入りたい気持ちを紛らわせ、体温が元に戻るまでの時間を稼ぎました。

子供が水の中で遊びたがっても、寒さを感じているようならば水から出してあげなければなりません。特に1歳の子供はまだ体温調整がうまくできないのです。体温が低くなりすぎないように、注意しながら川遊びをさせましょう。

遊ばせる場所に注意

先ほど書いたとおり子供を遊ばせる場所には注意しましょう。万が一流された場合は、今いる場所よりも深いところが川下にあると沈んでしまうことがあります。

流されても今より浅い場所しかなければすぐに助けることができるのです。

流れの速さに気を付ける

川の上流に行くと流れが速いです。子供が流された場合、流れに追いつけないような場所では絶対に遊んではいけません。

川幅が狭い場所や、浅い場所は流れが速くなっています。注意してください。

川の水は決してきれいではない

川の水がプールなどと同じようにきれいだと思ってはいけません。川には山から様々なものが流れ出していて、少し臭いこともあります。

少々の水の臭いを気にしていてはいけません。それを気にしたら川遊びはできません。私たちはかなり上流の川にしか入りませんが、それでも自然の臭いが少しあります。

これは行く前から覚悟しておきましょう。

川遊びのスポットを選ぶ

自分の家の近くで川遊びのできる場所をインターネットで調べると、いろいろなスポットが紹介されるでしょう。

しかし私の家族は、そのような場所で遊ぶことはありません。メジャーな場所には多くのデメリットがあるからです

おすすめスポットはズバリ、山奥の上流です。

川の上流で遊ぶメリット

もし上流で気ままに楽しく遊びたいと考えた方のために、川の上流で遊ぶメリットを紹介しておきます。

有名どころは駐車場がいっぱいで入れない

初めての川遊びのため、地元で有名な場所を調べて行ってみました。到着してびっくり、そこには人だらけで駐車場もいっぱいでした。有名な場所は人が多すぎて、駐車場にも入れないことがあります。

人がいないのでまわりに気を使わない

川遊びで一番の問題は、自分たちのすぐ上流で遊ばれると、川底の砂が水の中に混じり込んで水が濁ってしまうのです。

濁った水を口に入れたら気持ち悪いですよね。濁った水の中に潜ることも躊躇われます。

また子供がバタ足をさせた場合、あまりにも近くに人がいると、その人に水がかかって睨まれるかもしれません。

その点、誰もいないマイナーな場所では、人がいないので気楽に遊べます。これは大きなメリットです。

水がきれい

メジャーな場所は川の中でも下流が多いです。

当然生活用水などがたくさん川に流れ込んでいて汚いです。上流の水は下流よりは間違いなくきれいです。

日を避ける場所がある

メジャーな場所は見通しの良い広い川が多いので日を遮るものがありません。

休み時間はテントを張って日を遮ることはできますが、遊泳する川の中はどうすることもできません。

もっと上流の川であれば、川のまわりに木が生い茂っていて、川の中も日陰になっている場所があります。そんな場所を選んで川遊びすると、日焼けすることがありません。日焼けを気にする人はこれかかなりのメリットだと思います。

上流で遊ぶデメリット

上流で遊ぶデメリットももちろんあります。

注意ポイント

  • 下流よりも水が冷たい
  • 川に降りるまでに道が急斜面である場合が多い
  • 石に藻が付いていることが多いので、川底が滑りやすい
  • 蚊などの虫が多い

このようなデメリットは、ほとんどの人にはかなり気になるところですよね。

上流で川遊びするのは確かに難易度が高いです。しかし私たち家族は、デメリットよりもメリットの方が大きいと考えて川の上流で遊んでいます。

デメリットとメリットをしっかり比較検討した上で、どこで遊ぶのか考えてみてください。

わが子の川遊び

わが子は1歳9ヶ月で川遊びをさせ、手を平泳ぎのように動かして泳ぎの真似事ができるようになりました。

1歳のうちにこのようなことができると、泳ぎ始めも早くなるのではないかと期待しています。

泳ぎができるようになりそうな感じを持てたこともうれしいのですが、それよりもやはり楽しんでくれたことが一番うれしいです。

わが子が楽しそうに川で遊んでいる動画を作成しました。是非ご覧ください。

この動画を撮ったその日は家に帰ってからも、ずっとにこにこと笑ってとても機嫌がよかったです。やはり心から楽しめる遊びをするといつまでもその思いが消えないのですね。

楽しいことを経験したことは、きっといい刺激が脳に入ってまたさらに成長してくれたでしょう。

近年川遊びは危険というイメージが定着してしまいましたが、注意すれば1歳児に川遊びさせても決して危険ではありません。

子供を楽しませるためにも、川に連れて行って遊ばせることをお勧めします。

しかし自分て的確に判断して行動に注意し、自己責任で川遊びをしていただくようお願いいたします。

 

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