運動0~2歳

幼児に必要な運動が簡単にできるおすすめの遊具 天井にロープを付ける大きな効果

わが子が生まれてから3歳までに、多くの運動能力の向上を促進する遊具を購入してきました。

その中で最も効果的だと思った遊具が、天井から垂らしたロープです。

天井に金具を取り付け、ロープを結び付けただけです。

わが子はぶら下がって遊ぶのが大好きなので、付けて大正解です。

初日は遊びすぎて腕が痛くなったようです。

それだけたくさん遊び、鍛えられていることになります。

それからも毎日、とても楽しそうに遊んでいます。

天井にロープを付けるメリットと、付けるために必要な物を紹介します。

目次

天井からロープを垂らすメリット

体中の筋力が鍛えられる

子供を遊ばせる場合、散歩などで足を使った運動は簡単にできます。

しかし腕を使う運動は、親が考えてあげないとなかなかできません。

公園に連れて行って遊具によじ登るなどの機会がない場合は、手を使って遊ぶことがかなり少なくなります。

このような場合でも、ロープを天井から垂らしておけば、子供が気軽にぶら下がることで、腕を鍛えることができます。

また子供が普通の遊びで握力を鍛えることは、あまりないのです。

ロープにぶら下がることで、日常生活ではあまり使わない握力が鍛えられる効果があります。

ロープにぶら下がって振り子のように揺られて楽しむには、膝を上げて足を持ち上げなければなりません。

そうすることによって、腹筋も鍛えられます。

万遍なく体中の筋力が鍛えられるのです。

知能が向上する

手で物を握るという運動は、知能の発達にいいという研究結果があるそうです。

ロープにぶら下がるには、がっちりと手でロープを握らなければなりません。

これで知能が向上してくれたらうれしいですね。

高いところが怖くなくなる

慣れてくると、滑り台付きジャングルジムに登って、そこから飛び出して振り子のように揺れて楽しむようになります。

これは慣れていないと幼児には怖いのです。

このようなことを幼いうちからやっていると、高所に対する恐怖心がなくなります。

小学生になってから、水泳で頭から飛び込むのを怖がらなくなるなどの効果が期待できます。

天井にロープを付けるための道具

天井からロープを吊るすためには、取り付け金具とロープがあれば大丈夫です。

金具

金具は天井の状況に合わせてチョイスしましょう。

しっかりした金具は高価ですが、重い物がぶら下がっても壊れることはありません。

そのため大きなしっかりした物を選んだ方がいいと考えがちです。

しかしあまり大きなものだと、ネジの取り付けピッチが梁の幅を超えてしまうことがあります。

わが家の天井の梁は、狭いです。

そのためあまり大きな金具は取り付けられません。

そこで穴ピッチが短い所で33mmの物を使用しました。

耐荷重は200kgもあります。

私の体重が55kgくらいですからまったく問題ありません。

子供が使う場合だけでなく、大人が見本を見せることも考えたうえで金具を選ぶといいでしょう。

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ロープ

ロープも材質や太さなど、たくさんの種類があります。

材質は以下の3つから選ぶことが多くなります。

  • クレモナ
  • リプロン

フィールドアスレチックのどの施設では、様々な場所で麻のロープが使われています。

しかしこれは握るとちくちく痛いです。

2~3歳の子供には、握るとちくちくするだけで遊ぶ意欲を失うことがあります。

そのため麻のロープはやめておいた方が無難です。

耐候性が高いのがクレモナで、リプロンは耐候性が低く屋外で使うには適しません。

わが家では天井に取り付けることを考えると、耐候性は気にすることはないでしょう。

私はリプロンを選びました。

室内でしか使う予定がないので、耐候性が高さはあまり関係ありませんでした。

それでもクレモナ製のロープを選んだ理由は、ターザンロープとしてそのまま使える製品が売られていたからです。

そのロープの太さは24mmでした。最初は何も考えずに12mmの物を選んだのですが、

ちょっと細すぎて2歳のわが子には握りにくいようでした。

それより太い24mmのロープを探していると、ターザンロープという製品が発売されており、その太さが24mmだったのです。

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24mmの太さのクレモナのロープを買うとしましたが、長さも考えなければなりません。

ロープは垂らしただけでは、子供はいつまでも捕まることができません。結び目を作る必要があります。

この結び目を作ると、ロープはかなり短くなります。

わが家の天井は2400mmほどですが、ロープが床に付かないように設置する予定です。

先ほど紹介した発売されているターザンロープの長さは、3m、3.5m、4mと、0.5mずつ長さが違うの物が用意されていました。

余裕を考えて4mの物を購入しました。

天井高が2400mmの場合、4mのターザンロープで結び目を8つ付けると、かすかに床に接するくらいでちょうどいいです。

どこ太

天井にロープを付けるには、天井の梁の部分に金具をネジ止めしなければなりません。

この梁を探すのが非常に困難なのです。

そこで私は、どこ太という道具を使いました。

これは小さな穴を開けて、梁などの木がある場所を見つけてくれるものです。

セットしておいて、石膏ボード内に押し込むと、梁がある場合は途中で止まるのでわかります。

これで場所を探しておいて、金具をネジ止めします。

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インパクト

電動インパクトは、ネジ止めには不可欠です。天井にネジ止めする作業は、態勢的にもかなりきついです。

その態勢でドライバーでネジ締めしたら、体が持ちません。

きついだけでなく、私の家では手では絶対にネジ止めできないほどネジの回りが悪かったです。

インパクトを使っても、ガリガリと鳴りまくりで止まる寸前でした。

もしインパクトがなかったら、ネジ止めは絶対にできなかったでしょう。

その点インパクトがあると一瞬でネジを締めることができます。

天井にネジ止めするには、電動インパクトの購入をおすすめします。

取り付け位置

これがわが家の天井から垂らしたターザンロープです。

まあ来客時には、少々みっともなく見えるかもしれません。

使わない時には壁付けたフックに引っ掛けるなどで、邪魔にならないようにすることも可能です。

しかしあえてそのままいつも垂らしたままにしています。

これは子供が遊びたいと思った時に、すぐに手に取れるようにしたいからです。

2歳の子供では、まだ体を鍛えるという概念を持っていません。

そのため楽しいからやりたいという気持ちがないと、このロープをつかんでくれることはありません。

やりたいと思った時にすぐにつかめることが何より大切なのです。

例えばロープが天井からいつも垂れていると邪魔になると親が考えて、ロープを収納してある場合です。

子供が使いたいと思うたびに、親に「ロープを垂らして」とお願いしなければならない状況では、子供のロープにつかまって遊ぶ機会を減らすことになります。

遊びたいと思っても、準備に手間取っているうちにやる気がなくなってしまうこともあります。

ただしいつもロープを垂らして置く場合は、普段子供が走り回っているルート上に設置すると、走る時には邪魔になってしまします。

子供が走り回るのに邪魔になりにくい場所に設置することも大切です。

わが子はグルグル回るように走ることが好きなため、部屋の中心にロープを垂らしています。

このようにするとターザンのようにロープにつかまって大きく揺れた時でも、壁やドアにぶつかることもありません。

室内で運動させるべき

これを設置して次の日、わが子はずっとぶら下がって遊んでいたそうです。

しかし次の日は腕が痛いと言って、あまり遊びませんでした。

子供は筋肉痛にならないとどこかで聞いたことがあるのですが、どうやら筋肉痛になったようでした。

私も2回ほどぶらぶらとぶら下がってみました。す

ると次の日には腕を上げるのが嫌なほど疲れていました。

ぶら下がったのはトータルで数秒でしたが、腕はもちろんのこと腹筋まで次の日はかなり疲れているのを感じました。

わが子は設置して3日後に2回続けて遊んだ後、「疲れた」と言っていました。

2歳では体が軽いと言っても、細いロープにぶら下がるには筋力をかなり使うのでしょう。

わが子は動物園でサルが下りの中を飛び回っているのを見て、自分も同じようにしたい気持ちがあるようです。

ターザンロープはそんな希望をかなえてくれる物のようです。

そのため疲れが取れるとすぐにぶら下がって遊んでいます。

ぶら下がることはかなり強度の強い運動になりますから、全身が鍛えられるでしょう。取り付けて本当に良かったと思っています。

どの家庭でも天井からターザンロープを垂らすことは、子供の成長にとても役立つと思います。

うんていについて

子供の運動神経を上げるためには、うんていをさせるといいと聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

このうんていですが、2~3歳でさせることは、ちょっと難しいのです。

うんていは家の中に常時設置することは、なかなか難しいです。子

供が簡単にできる高さのうんていを、家の中に常時置いておくのはスペース的にほとんどの家庭では無理だと思います。

私は0歳の時に、子供には早い時期にうんていをさせたいと考えていました。

そのために自作うんていの設計をして、材料と道具をすべて揃えました。

しかし子供が常に置いてある状態でそのまま使えるような遊具以外は、2~3歳の子供に遊ばせるには難しいことが分かったのでまだいまだにうんていを制作していません。

天井に取り付ければ、邪魔にならずにいいのですが、この場合は天井の高さまで、子供を持ち上げるなどしてあげないと使えません。

この頃の子供は、やりたいと思った瞬間にやり始める環境がないと、なかなかうまくいきません。

子供がうんていをやりたいと考えて、親に「うんていしたい」と言い出したとしても、わざわざ親がうんていのあるところまで連れて行ったり、天井まで子供を持ち上げたりしている間に、やる気がなくなってしまうことも多いと思います。

子供の家庭での遊びは、すぐに子供自身が手に取ることができるような状態でないと、積極的に遊ばないことを実感している毎日です。

そのためうんていの代わりになる、効果的に腕を鍛えられる遊具を探しました。そしてロープで遊ばせることにしたのです。

少なくとも2歳では、うんていはあっても使わないことが多いでしょう。

それならばロープを天井から垂らす方が、確実に遊んでくれる時間は長くなると思います。

子供の遊具について

子供の遊具は思いついた時にすぐに使えることが、2~3歳の子供にはとても重要なことです。

わが子のために玄関にトランポリンが置きっぱなしになっています。

ダイニングには滑り台付きジャングルジムが置きっぱなしです。

ストライダーもリビングに置きっぱなしです。

これらをわが子は、好きな時に好きなだけ使って遊んでいます。

今回のターザンロープも、ダイニングに垂らしたままにしてあります。

このロープは使わない時はとても目立ちますから、使う時だけ天井のフックに接続するというやり方を考える人がいるかもしれません。

しかし子供がロープで遊びたいと思うその瞬間に、すぐにロープを掴んでぶら下がることが重要なのです。

いちいちロープにぶら下がりたいと思った時に、「ママ、ロープを付けて」と頼むのも面倒ですし、ママがロープを付けているうちに、やる気がなくなってしまうこともあります。

子供の遊具は、大人の生活が不便になっても、すぐに使えるように出しっぱなし、点けっぱなしにすることをおすすめします。

いつでも遊具で遊べる環境を作っておくことで、子供の運動したい気持ちをいつでもかなえてあげられます。

多くの運動をしてくれるとこで、体力も付きますし、運動神経も向上するでしょう。

多くの遊具を室内に設置してありますが、私はその中でもターザンロープが最も効果的に体力を付けてくれるものだと思っています。

比較的簡単に、安価に設置できて効果のあるターザンロープ。

ぜひお子さんのためにも設置することをおすすめします。

 

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