キックバイク=ストライダーと思われるほど、ストライダーはメジャーなものです。
私はさんざん調べたうえで自信をもってストライダーを購入しました。今でもストライダーを選んだことは間違いではないと思っています。
しかしキックバイクについて調べているうちに、人によってはストライダー以外のキックバイクの方が適している場合もあることもわかりました。
ストライダーとそれ以外のキックバイクは、どのような人がどのようなものを選べばいいのかわかりやすくまとめてみました。
目次
ストライダーを購入するメリット
ネームバリューがある
ストライダーはバランスバイクの代名詞とも言われるネームバリューがあります。このことは私がストライダーを迷わず選んだ理由の一つでもあります。
ストライダー以外のキックバイクだと「ストライダーの偽物」と思われることもあるようで、ブランド志向の強い人がストライダー以外の物を子供に乗らせている場合、本物のストライダーに乗っている親子の前では、少し恥ずかしい思いをするかもしれません。
「子供のおもちゃなのでそんなことは気にしない」という方が多いと思いますが、私は少々ブランドを気にする気持ちがあったので、ストライダーを買ってよかったと思っています。
レースに出られる
私はキックバイクのレースに出たかったので、ストライダーを購入しました。
二輪キックバイクは、1歳半から出場できるレースが全国各地で開催されています。
そのレースの中でも特に大規模な大会であるストライダーカップや、ストライダーエンジョイカップなどのレースには、ストライダーでしか参加できません。
ストライダー以外でも出られるレースもありますが、ストライダーしか出られないレースが数多く存在します。レースに出ることを考えると、ストライダーを買った方が出場機会を多く得られます。
今はレースに興味がなくても、自分の子供が猛烈なスピードでキックバイクを乗り回すようになると、まわりからも「レースに出してあげたら?」と言われるかもしれません。
その時に出場したい大会がストライダーを持っていないとエントリーできなかった場合、子供の才能を披露する機会をつぶしてしまうことにもなりかねません。
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ストライダーの欠点
ストライダーには欠点もあります。
価格が高い
ストライダーで最も売れ筋のスポーツタイプは、14,850円もします。
1万円以下で購入できる物も多く発売されているので割高感を持つ人も多くいます。
ブレーキがない
ストライダーにブレーキはありません。このため止まれないから怖いと考える人もいます。
タイヤがEVRでチープ
ストライダーのタイヤはEVAポリマータイヤでとてもチープです。柔らかい樹脂がプラスチックのホイールに巻いてあるだけです。
チューブ入りゴムタイヤの方が転がりやすいですし、高級感があるので好ましいと考える人は多いです。
これらの欠点を考え、他のおすすめキックバイクをこれから紹介します。
安くて高品質なキックバイク
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安くて高品質のキックバイクは、RANGSバランスバイクでしょう。
量販店では割引後に6,000円ほどで買えることもあり、ストライダーの半分以下の値段です。それでもフレームはアルミ製で、重量は2.0㎏しかありません。
ストライダーの中で最も売れ筋のスポーツモデルだと3.0㎏で、RANGSバランスバイクよりも1.0㎏も重いです。RANGSバランスバイクは軽いのにヨーロッパ安全基準CEマーク取得商品で、子供が使うには強度もまったく問題ありません。
私がレースの出場を考えずにキックバイクを買うのなら、絶対にRANGSバランスバイクを買います。子供に乗せるキックバイクとしてはこれ以上の物はありません。
RANGSバランスバイクの欠点
ストライダーカップに出られない
私はわが子にストライダーカップへ出場させることを考えていましたので、RANGSバランスバイクは購入の対象外となりました。
しかしもしストライダーカップを考えなかったら、絶対にRANGSバランスバイクを買っていました。そのくらいRANGSバランスバイクはいいキックバイクです。
ゆくゆくはストライダーのレースに出たいと考えている方は、RANGSバランスバイクではなくストライダーの購入をおすすめします。国内のキックバイクレースは、ストライダーでないと参加できないものが多いのです。
購入当初はレースになどに出ることを考えない人がほとんどです。しかし走っているうちにものすごく速く走れるようになると、その時に初めてレースに出したいと思うようです。
そのような場合には、ストライダーをあらためて購入する必要が出てきます。
いかなる場合も(お子さんがどれほど速くなっても)ストライダーのレースには出さないと決めている方でないと、RANGSバランスバイクはお勧めできません。
カスタマイズできない
RANGSバランスバイクはストライダーと違いオプションパーツが多く出回っていません。そのためカスタマイズするには厳しいです。
成長に合わせてハンドルを変えるなどのことはできないと考えてください。
耐荷重が少ない
ストライダーが27㎏までの耐荷重に対し、RANGSバランスバイクは20㎏です。少し耐荷重が少ないのは、車重の軽さから考えてストライダーよりも薄手で細い材料を使っているためと思われます。
しかし幼児が乗るなら何の問題もない強度です。
ブレーキがなく、タイヤがEVAポリマータイヤ
RANGSバランスバイクはストライダーと同じく、ブレーキがなくてタイヤがEVAポリマータイヤです。
ブレーキが欲しいと考える人や、タイヤはチューブ入りゴムタイヤがいいと思う人には、少し物足りなく感じるかもしれません。
それでもRANGSバランスバイクが最高!
少々の欠点はあるものの、安全性も高く、数あるキックバイクの中で最軽量と思われる軽さです。
アルミボディは耐久性も高く、錆びる心配もほとんどありません。
キックバイクを買う場合、ネームバリューを気にせず、レースに出ないのであれば、RANGSバランスバイクを購入してみましょう。
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RANGSバランスバイク以外のおすすめキックバイク
RANGSバランスバイク以外でもおすすめのキックバイクがあります。スパーキーです。
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スパーキーはRANGSと並んでおすすめのキックバイクです。
ブレーキがある
ブレーキのあるキックバイクで、2歳前後で乗れるものは、スパーキーがあります。リヤのみのブレーキですが、小さな子でも握りやすいように考えられています。
しかしやはり2歳前後ではブレーキを握るだけの手の大きさや握力がないため、使うことはまずないようです。
3歳くらいでブレーキ付きでないと不安であれば、スパーキーを買うことは悪くない選択です。
タイヤがゴム製
ストライダーのタイヤはEVAポリマーです。RANGSバランスバイクも同様です。実物を見ればわかりますが、それらはかなり安っぽいです。
ストライダーやRANGSバランスバイクのタイヤは凹凸があり、そのためスピードがとても出にくいです。またクッション性を持たせるためにタイヤは柔らかくなっており、よけいにスピードが殺されます。
つまりストライダーやRANGSバランスバイクのタイヤは、安っぽくてスピードを出しにくいものなのです。
もっといいタイヤが装着されたキックバイクを選ぶなら、スパーキーがベストです。スパーキーはブレーキ付きでタイヤもチューブ入りゴムタイヤです。
チューブ入りゴムタイヤの転がりやすさは、EVAポリマータイヤと比べられません。高級感もあります。
ブレーキ付きで、転がりやすく高級感のあるチューブ入りゴムタイヤというスペックが気に入ったなら、スパーキーの購入をおすすめします。
ただしRANGSはアルミフレーム、スパーキーは鉄フレームです。
(RANGSにも鉄フレームの機種があります。購入時には間違えないように注意してください)
スパーキーの欠点は、RANGSよりも値段が高いことです。9,980円という値段は、RANGSよりも少々高くなります。
それでもブレーキ付きでチューブ入りゴムタイヤが装着されているので、性能を考えると割安です。
3歳くらいでブレーキを使えるようになったお子さんには、スパーキーがおすすめです。
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まとめ
キックバイクはストライダーだけではありません。様々なキックバイクが発売されています。
お勧めはRANGSバランスバイクとスパーキーです。
RANGSバランスバイク
- 軽い
- アルミ製で錆びる心配がほとんどない
- 安い
スパーキー
- ブレーキが付いている
- チューブ入りゴムタイヤが装備されている
ポイント
2歳前後では手が小さいのでブレーキはあっても使えません。軽くてアルミ製のRANGSバランスバイクをおすすめします。
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3歳くらいになるとブレーキが使えるので、スパーキーも視野に入れて考えるといいでしょう。
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ストライダー、RANGSバランスバイク、スパーキー、3つの中からお子さんに合った物を選んでくださいね。