運動3~4歳

幼稚園の運動会 年少の子がかけっこで速く走る方法

わが子も幼稚園に入園して初めての運動会を経験しました。

幼稚園年少のかけっこではお子さんが何位でゴールしても気にしない親御さんもいると思いますが、私はわが子には走る限りはなるべくいい順位でゴールしてほしいと思いました。

同じような気持ちを持つ親御さんがもしいらっしゃいましたら、わが子が年少のかけっこで速く走るために行ったことを紹介させていただきますのでぜひご覧ください。

わが子や他の子の走りを見ると幼稚園の年少(3歳~4歳)ではまだ走りが安定している子はほとんどいないようです。

少しのレクチャーでお子さんの走りが劇的に変わる可能性もあります。

目次

走り方を教える

かけっこで速く走るためにはそこまでに体や運動能力を高めておくことが大切ですが、運動会直前ではすぐに運動能力は高められないでしょう。

そこでわが子にも実践した一夜漬けでできる「速く走れる方法」を紹介します。

手を振る

わが子は最初は手の振り方が怪しかったです。年少の子はかけっこで手をあまり振らずに走ることが多いようです。

わが子にはしっかり手を振ることを教えたら走り方がスムーズになってスピードが急激に上がりました。

手を振ることを教えるのはとても効果的です。

歩幅を広くする

わが子は最初は歩幅が狭くてちょこちょこと走っている感じでした。

わが子にはスライドを伸ばして走ることを教えたところフォームも格好良くなって走りが激変しました。

スタートダッシュする方法を考える

スタートダッシュするにはいくつかコツがあります。

1)片足を前に出しておく

まだ年少だとスタート時に走る準備ができていないことがあります。

わが子には片足を前に出しておくように指導しました。

スタート時に後ろ足をそのまま大きく動かせるのでスタートダッシュが利きました。

2)後ろ足を蹴りだす

わが子には後ろに下げた後ろ足を思い切り蹴りだして走るように練習させました。

コツが少々必要ですがわが子にはスタートダッシュの強い武器になりました。

3)前傾でスタートする

わが子には前に倒れるくらいのイメージでスタートするように教えました。

これは効果的のはずですがわが子にはこの教えが合わなかったようです。

基本的には前傾でスタートするように教えたほうがいいと思います。

うまくいかなかった理由は走り方についてという章をご覧ください。

抜け出しても流さない

走り方とは違いますが、走り出して一人だけ抜け出したり一人だけ置いていかれたりした場合は、スピードを弛めてしまうことがあります。

わが子にはどんな状況になっても最後まで全力で走ることを言い聞かせておきました。

ゴール前でスピードを緩めた子が、猛然とスピードを上げてきた子にゴール前で抜かれることもあります。頑張って教え込んだのですがわが子は最後にスピードを緩めていたので抜かれそうになったのですけど・・・。

抜かれなかったので良かったのですがこればかりは性格でなかなか治りません。

走り方について

走り方は子供が間違った解釈をすると場合によってはマイナスになることもあります。

運動会まだに日がない場合は、間違った走り方になって失速するのであれば、間違いを正すのではなくその方法を止めてしまうほうがいいことも多いです。

できないことは教えなかったことにして元に戻して走らせたほうがいいことを体験しましたので紹介します。

わが子に「前傾でスタートする」という方法を教えました。するとわが子はスタート時は前傾でなく走り出してから前傾にするようになりました。最初から自然な形で前傾にならない限り効果はなくわが子の前傾は失速を招いていました。そのためすぐに前傾で走ることは捨てさせました。

このようにじっくりと走り方を変えていくだけの時間がない場合は無理して走り方を変えないほうがいい場合もあります。

手を抜かないようにご褒美を考える

かけっこで一番になるためにわが子にはご褒美を用意しました。一番になったら大好きなすし屋に連れて行くと言っておいたのです。

これでわが子は頑張って走ってくれましたがこのようなご褒美を用意することもお勧めです。

これはわが子特有のことかもしれませんが本気にならない時が頻繁にあります。人に負けないように頑張ろうとしないで手を抜くことがしょっちゅうなのです。

3歳の後半からはかなり改善されてきましたがそれでも運動会のかけっこで手を抜く癖が出ないとも限りません。

そんな理由でわが子にはご褒美を用意しました。

フライング

インターネットで園児のかけっこの動画をたくさん見ましたが年少の園児はフライングしてしまうことが結構あるようです。

これがなかなか考えものでトラックを回るかけっこの場合はフライングで先に出られたらかなりの実力差がない限りなかなか抜けないのです。

フライングしない子はスタートのことをしっかり理解している子であり判断能力も高いです。判断能力も高い子は総じて成長が早いので走るのも速いことが多いようです。それで負けるのは親として悔しい気持ちもあるかもしれませんね。

わが子か初めて幼稚園の体操教室に参加した時、走る場面では一人だけフライングしなかったのでいつも負けていたと見学した妻が言っていました。

フライングされたらなかなか勝てるものではありませんが、その場合は仕方ないと諦めて、負けてもお子さんの健闘をたたえてあげましょう。

わが子の実績

年少のわが子は幼稚園の運動会では6人で走りトップでゴールしました。

しかしスピードは家で走り回っている時に比べたらはるかに遅かったです。この理由は靴にあるようです。

わが子の通っている幼稚園は大きな体育館を借り切って運動会を行っています。そこで使う靴は幼稚園で使う上履きです。これは幼稚園指定で他の靴を履けないのですが重いしすぐに脱げてしまうのです。

わが子は足の幅がとても狭く適切なサイズの靴を履いても横幅が余るのでブカブカ状態のため簡単に脱げてしまいます。

わが子は全力で走ると上履きが脱げてしまうことを嫌がり一定以上のスピードで走りませんでした。

それでも6人の中ではトップでゴールできたのは、運動会前に速く走るために少々レクチャーしたことで体の使い方がかなりよくなったことも大きな要因だと思います。

正しい走り方をさせることはとても重要だと感じました。

 

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