わが子が歩けるようになったのが生後11ヶ月と生後11ヶ月と13日でした。
それから歩きはぐんぐんと上達し、生後11ヶ月と24日となる4日前には20歩歩きました。ハイハイが大好きな子供でしたから、歩けるようになってもハイハイして移動することが多かったです。
でも今日は少々の距離なら、ハイハイせずに歩いてくるようになりました。歩くことが最近はさらに楽しくなったように思えます。ますます歩行も上達するでしょう。
わが子の転倒対応力はすごい!
そんなわが子が驚くべき動きを見せました。
立っていてすごいスピードで前に倒れたのですが、素晴らしい反射神経でしっかり手を付いていたのです。
その時の状況ですが、立ち上がって壁に手を突こうとして空振りしました。布団のシーツを踏んでいた状態でバランスを崩したためシーツごと足が滑り、スケートで滑って転ぶように、すさまじいスピードで前のめりに転倒したのです。
びっくりするほどの激しい転倒でした。壁に突こうとした手が空振りして転び始めてから床に倒れ込むまでに、0.1秒から0.2秒くらいの時間しかありませんでした。それでもわが子は完ぺきに手を突いて、顔や頭を守ることができたのです。
あのスピードで倒れたのに手を突くことは、大人でもできない人がいると思います。あの動きができるのなら、今後も倒れて顔を怪我することもないでしょう。
これは偶然にもビデオカメラで撮影していました。しかしその動画データと同じファイル名の物を作ってしまい、上書きしてしまったのでデータが消えてしまいました。絶対に残したかった動画だったので本当に残念です。
このような転倒に対する対応が素晴らしいのは、ここまで転倒に強い子供にしようと頑張って育てたからです。
まだハイハイできないころには、布団の上でお座りさせました。すぐにバランスを崩して転倒しました。しかし布団の上なので痛くないのです。このようなやり方でまだ生後5~6ヶ月の子供に、転んで手を突くことを教え込みました。
ハイハイをたくさんさせて手を突く経験を増やし、たっちさせて立った状態で転んでも手が突けるように鍛えました。
徹底的に転倒に対して耐性を付けるように考えて育てた効果を、今日はしっかりと実感できました。
最近は転んでも手を突くことができない子供が増えていると言われています。
私はその話を聞いたらすぐに、どのようにすれば自分の子供が、転んだ時に手を付けない子供にならないようにできるのか真剣に考えました。
そしてわが子が生まれてからここまでずっと、常に転んで手を付ける子供に育てるためにはどうすればいいのかを考えていました。
今日はそれが実を結んだのを目の当たりにしたのですから、心の中でガッツポーズをしましたよ。
子供の資質を見極めることが大切
子育ての情報は様々なものがあります。「最近の子供は○○をすることが、昔の子供よりも劣っている」などという情報を見れば、絶対に自分の子供はそんな子供にはしたくないと思います。そしてそうならないように考えて育てます。このような気持ちは必要ではないかと私は思います。
そのやり方も、きっとお子さんによって効果的な方法は違うのでしょう。転んでも手が突けない子供にしたくない思いを持った親御さんがいたとして、私が行ったやり方を他の他のお子さんに実践しても、効果がないこともあるかもしれません。
逆にわが子には効果がないやり方でも、他のお子さんには大変な効果がある場合だってあると思います。
子育ては真剣に能力を上げようと考える場合、子供の資質を見極めることが何より大切だと思っています。
わが子の例ですがハイハイをたくさんさせたりお座り時にころころと転がせたりして、赤ちゃんの時から手を突くことを徹底的に鍛えてきました。
そのため転んでも手を突けると思っているわが子は、歩き出す前から何もつかまらずに立ち上がっていました。(これをこの記事では「たっち」と言わせていただきます)
たっちし始めは見ていてとても怖いです。まだ歩くこともできないような足が完全に出来上がっていない状態で、何もつかまらずに立ち上がるのですから、ふらつきますし転ぶときは結構派手に転びます。見ていたらとても怖いです。
しかしここで「たっちしたら危険だ」と考えて立つことを止めていたら、転倒耐性の強い子供には育たなかったと思います。
でも私はわが子の資質と私たち夫婦の育て方により、「わが子は絶対に転倒しても怪我をしない」と信じられました。そのため自由に立たせて自由に転ばせていました。
たっちして転倒することで、手を突くことをより一層強化できたのです。これがわが子が転倒しても怪我をしない子供になった、一番大きな要因だと思っています。
子供の資質を見極め真剣に能力を上げるための子育てをする。こんな思いで育てた結果、わが子は大変な速度で歩行能力が伸びています。わが子を見ていると楽しくてたまらないです。
体重が増えないからそれが心配ですが、身長は低くなくぜい肉もありません。体脂肪率がきっと赤ちゃんとは思えないくらい少ないのでしょう。身が軽いからますます転倒も恐れないのだと思います。
たくさん運動をさせて体脂肪率を落としていることで、できることも増えていきます。
真剣に子育てすることはとても大切だと思います。