子供が3歳になるまでに、しっかり育てておくとその後の性格形成や能力向上が著しいという意見があります。
「この育て方をすれば東大に入れられる」というテーマで書かれた本もあります。
3歳までに様々なことを経験させて育てることは大賛成です。しかし具体的に「○○をすればいい」という意見について、私は少々疑問を持っています。書かれたとおりに育てても、効果がないこともあると思うからです。
子育ては簡単ではありません。自分の子供はどのように育てることが正しいのでしょうか?
最近は子育ての情報について、正しくない場合もあると強く思うようになりました。
目次
早期教育教材会社の発信する情報
早期教育教材会社の発信する情報は、会員になってもらうこと、グッズを買ってもらうことを目的として、情報を発信していることが多いです。
自社製品の悪いことは、絶対に言いません。
たとえば英語教材で、素晴らしく英語が上達した子供がいるとします。その子がどのような経緯を得て、英語がペラペラになったのかよくわかりません。
英語ばかりをさせていた場合
- 英語の勉強ばかりを毎日長い時間させていたのではないか
- 勉強ばかりさせているので、友達がいないのではないか
- 勉強ばかりで運動をあまりさせないので、運動能力が育っていないのではなか
- 運動だけでなく、英語能力以外の他の能力も正しく育っているのかわからない
ちょっと極端で一方的な考えかもしれませんが、このような疑問もわいてきます。
自然に英語が身に付いた場合
- 元々が英語を簡単に覚えられるような頭のいい子だったのではないか
- 英語が好きだから遊ぶ感覚でできたのではないか
いくら英語ができても他の能力が育たないのでは悲しいです。また元々天才と思われるほど頭のいい子は、少し勉強しただけで驚くほどしっかりしとした英語の能力を身に付けることもあり得ます。
誰もが英語の教材を買って会員になると、英語がペラペラになるわけではありません。無作為で会員を100人選び出し、その上でどのような効果があったのかを紹介するのならば、信ぴょう性も高くなります。しかし特別に効果のあった数人を選んで高価を宣伝するのは、ちょっとフェアではない気がします。
正直早期教育教材のメーカーが発信する情報よりも、インターネットで体験者の書き込みを見た方が、はるかに実情がわかる場合もあると私は気付きました。ただしそれには嘘の書き込みも混じっているので、多くの書き込みの中で正しい物だけ選び取る費用があります。
そう考えるとインターネットにある情報から正しいことを選び出すのは大変ですね。
追跡調査の統計を発表する場合
早期教育を始めた子を10年追跡して、その後の学力を比較したような情報も見つけられます。
早期教育をした方が、その後の成績が良くなるという情報がありますが、これは早期教育だけが原因かどうかはわからないと思います。
早期教育をする家庭と、しない家庭があります。早期教育をする家庭は、親が教育熱心で、子供がいい成績をずっと取ってもらいたいという願いがある場合が多いと思います。親が子供にいい大学に行かせたいと幼児期から考えられるということは、親の教育に対する意識が高いということです。
しかし早期教育をしない家庭は、親が「勉強なんてどうでもいい」と考えていることもあります。親が勉強していい成績を取る大切さを知らない場合もあるかもしれません。
頭のいい親は、子供のことを考えて早期教育をさせることも多いのかもしれません。つまり早期教育をしている子供は、親の頭もいいことが多い可能性があります。早期教育をしなくても、早期教育を考えている家庭の子供は、遺伝的に頭が元々いいのかもしれないのです。
私は2歳の子供をスイミングスクールに通わせていますが、連れてくるのは父親が多いです。たまたまかもしれませんが、体格のいい人ばかりです。ほぼ全員が贅肉はほとんどついていないため、運動することに対する意識がとても高いように見えます。その方たちは自分が運動をしていたので、子供も運動ができるようになって欲しいという気持ちが強い気がします。
このような運動能力の高い人の子供は、遺伝で運動能力が高い可能性があるように思います。もし幼いころからスイミングスクールに通わせた子と、通わせてない子を追跡調査をした場合、2歳でスイミングをさせていた子は、中学になっても運動能力が高いという結果になるかもしれません。しかし幼児スイミングをさせて子が運動能力が高いのは、遺伝も関係している可能性はあると私は思うのですが・・・。
個人のブログなどの情報
紋切り型サイト
赤ちゃんにハイハイをさせた方がいいという意見が、近年は多く見られるようになりました。しかしまわりを見ていると、ハイハイをする期間は減っている印象があります。これは親が「少しでも早く子供を歩かせたい」と思っていることが、大きく影響しているように感じます。
ハイハイが必要かどうかについて、【専門家】の方が、「ハイハイよりも歩くことの方が高度な運動なので、歩くという高度な運動を早くさせた方がいい。だからハイハイはしなくても問題ない」と言っているのをネット上で見たことがあります。でも私の個人的な意見ですが、その人の意見に賛成はできません。わが子にハイハイをたくさんさせたことで、大きな効果があることを実感しているからです。
わが子がしていた超高速ハイハイは、歩くよりもはるかに高度な運動能力が必要です。わが子のハイハイを見ていただけたら、歩くよりも難しいことをしているのは理解していただけると思います。
超高速ハイハイをするには歩くよりも高度の運動能力を必要とするということを考えず、「ハイハイは高度な運動ではないから必要ない」と言うのは、私にはかなりの違和感を持ちました。
おそらくその【専門家】の方は、超高速ハイハイをする赤ちゃんがいることを知らないのではないかと思います。知らないからわがこのようなハイハイをすることは度外視して、意見を述べているの気がします。「知らなければ仕方がない」と思われる方もいるかもしれません。でもそれは素人の場合でありその道の【専門家】であれば、何でも知っていることが望ましいように思います。何でも知っているからこそ【専門家】と呼べるのではないでしょうか。
わが子にとってはこの超高速ハイハイがすべての元になっていると考えています。これができるようになったことで、運動神経が大きく向上したと思っています。つまり「ハイハイは必要ない」のではなく、「ハイハイはした方がいい」という意見になります。そして超高速ハイハイしたことで、運動神経が大きく向上した実績を、私はこのサイトにある他の記事や、YouTube動画でたくさん紹介しています。これは机上の空論ではなく、実績付きの意見なのです。
情報は根拠のない絵に描いた餅ではダメだと思います。「普通考えたらこのようなことだろうから、実績はないがその意見を発信しよう」というインターネットの情報は、実績が示されていないことが多いです。子供を育てている臭いがまったくしないサイトもあります。
実績が伴っていない、紋切り型の情報は、時には役に立つこともありますが、普通とは外れた育ち方をしている子供には、まったく合わないことがありますし、自分が子供を育てていないのですから、細かなところが詳しく書けていないことも多いのです。
実績が伴っていても妄信はしない方がいい
私が作った子育てサイトの記事は、実績を伴ったことだけを紹介しています。ほとんどの記事に実践内容と実績を載せています。
しかしこのような情報を発信していても、私にはかなりの葛藤があります。
子供は一人一人違います。当たり前のことですが、持って生まれた資質と、そこまで育ててきた経緯がみんな違うのです。
私は1歳のうちにストライダーを乗り回すようになり、2歳のうちに自転車に乗れるようになったという記事には、どのようにしたら早い時期にそれらに乗れるようになったのか紹介しています。
自分の子供に自転車を2歳半くらいで乗れるようにしたいと思った親御さんが、2歳半から頑張っても無理かもしれないことが、私が記事を書く上ではちょっとした葛藤を感じるところです。
「2歳7ヶ月で補助輪なしの自転車に乗れた」という記事のタイトルを見て読もうとしてくれる方の中には、3歳にならない子供の親御さんもいらっしゃると思います。しかし2歳半くらいで自転車に乗れるようにするためには、0歳からしっかり育てないと無理な場合もあるのです。
私の個人的な意見ですが、特別運動能力が優れているわけではない普通の子供でも、2歳半で自転車に乗れるようにできると思います。しかし2歳半から頑張っても無理なこともあります。それまでの下積みが必要なのです。
わが子には0歳から様々な試みをしながら真剣に子供の能力を上げるために頑張って来た結果、2歳7ヶ月で自転車に乗れるようになったと思っています。
自分のお子さんが2歳のうちに自転車に乗らせたいと思う親御さんがいらっしゃったとしても、お子さんがまだ0歳の時に、2歳半で自転車に乗れるようにするための記事を読むことはないと思います。
具体的に説明すると、本気で2歳半くらいで自転車に乗れるようにするためには、0歳から危険なことをしても止めずに見守る気持ちが必要です。そのような積み重ねで、わが子は3歳になる前に自転車に乗れたのだと思います。
私はもし2人目の子供を育てた場合、どんな資質で生まれた子でも50%の確率で2歳半くらいには自転車に乗れるようにできると思っています。つまり私と同じ子育てをすれば、半分くらいの子供が2歳半で自転車に乗れると信じています。しかし乗れるために0歳からやって来たことを実際に実践できる人は、なかなかいないと思います。
例を挙げると、子供を1歳になったばかりで、斜面を歩かせるのは危険すぎます。1歳2ヶ月で足場の悪い急斜面を走らせるのは、やはり危険すぎます。
そのようなことをさせることができた理由は、0歳からの転倒に対する恐怖心をなくすための育て方をする必要がありました。
そして時には、できないことに対して親が粘り強く教えることも大切です。
わが子には本人がやりたくないと思っていることは、やらせないようにしてきました。興味のあることだけやらせてきました。しかしストライダーに乗ることだけは別です。嫌がるのに無理やり乗らせたことはありませんが、あまり乗り気でないわが子に積極的に乗ってもらうように親が頑張りました。その結果1歳8ヶ月でストライダーを乗りこなせたのですが、そこまでの道のりはとても険しかったです。5kmも離れた公園に車で連れて行ってストライダーに乗らせようとしたのに、まったく跨ってくれないことなどしょっちゅうでした。それでも粘り強く親が頑張ったことで、結果が出たのです。
真夏に毎日、5kmも離れた公園に連れて行くこともなかなかできないと思います。春や秋であれば昼間には親子合わせて100人以上が集まる公園ですが、真夏には0~5人くらいしかないことがほとんどです。それでも母親(妻)は真夏にも毎日公園でわが子を遊ばせました。
これらはほんの一例です。とても多くの親の努力により、わが子は2歳7ヶ月の時に自転車に乗れるようになったのです。
実績を載せているブログでも、ひとつの記事の内容だけでは、同じことができるとは限らないのかもしれないのです。
また、能力を上げるために行うベストなやり方は、子供一人一人違うと思います。
絵本の読み聞かせを3歳までに1万冊してあげると、その子は本を読むのが好きになり、能力が伸びるという情報を見たことがあります。
わが子は絵本の読み聞かせは、1歳過ぎるまではまったくできませんでした。わが子は絵本の読み聞かせをしても、すぐに集中力をなくして、おとなしく聞いていてくれなかったのです。
もし絵本の読み聞かせが重要だという情報を信じていたら、私は子供に無理やりでも読み聞かせを毎日していたかもしれません。
しかし私は、絵本の読み聞かせは、してあげることはいいことだとは思いましたが、何よりも大切だとは考えられませんでした。
その考えもあったので、絵本の読み聞かせはわが子には合わないと感じた時点で、無理してそれをせずに育ててきました。
もし絵本の読み聞かせを3歳までに1万冊してあげることがとても大切だと私が思っていたら、わが子への子育ては、多くの時間を絵本の読み聞かせに使うことになったでしょう。
そうなった場合、わが子が運動したり絵を描いたりする時間が減ります。好きでもないことで時間を使い、ストレスを感じることもあったでしょう。つまりわが子にとっては、絵本の読み聞かせを無理やりたくさんしてあげることは、マイナスになったと思うのです。
わが子は体を動かすことは大好きなので、運動はたくさんさせました。好きな運動をたくさん行うことで、運動能力は大きく伸びました。
しかし伸びたのは運動能力だけでなく、知能もかなり伸びているのです。
2歳半で日本語はペラペラですし、まわりの様子に対応することが完璧にできます。幼稚園の説明会に2回行きましたが、2回とも説明をしてくださる先生が話している間、わが子はじっとおとなしくしていました。普段は誰よりも動き回って目が離せないほどの子ですが、「おとなしくしていてね」という声かけと、まわりの雰囲気を感じ取って、それに対応しておとなしくしてくれるのです。絵本を1万冊読み聞かせた子供ではありませんが、知能の発達はかなり進んでいると思います。
これは運動も含めたたくさんの経験をさせることで、成功体験が増えたことも大きく影響していると思っています。
親が教えようとしたことを子供も「できるようになりたい」と思い、そしてできるようになった時は、大変な満足感を味わうことになります。その満足感は、脳を活性化させて知能の発達も促進すると思うのです。
自転車に乗れるようになった時のことを子供が自転車に乗れるのはいつから? 2歳7ヶ月で乗れたわが子に行ったことを紹介しますという記事に書いていますが、そこでも紹介しているように、自転車に乗れた日を境に、子供のおしゃべりのレベルが一気に上がりました。ずっと乗りたかった自転車に、自分も乗れるようになったという成功体験が、脳を活性化させたとように私は感じています。
わが子の場合は絵本の読み聞かせよりも、たくさんの運動をさせてできるようになっていくことが、知能を高めることになっていると思います。
「子供を東大に入れた親御さんは、こんなことをしていた」という情報もインターネットで簡単に見つかります。しかしそれらの情報は、とても大切なことが抜け落ちているように思います。
「元々このような子供であった」という情報がないのです。私の知り合いの子供で中学の時に成績が、学年でトップだった子がいました。その子は生まれて2~3ヶ月でおむつを替えようとすると、親が替えやすいように腰を浮かせる動きをしたそうです。生まれながらにして賢かったのですね。
東大に入るような子供は、生まれた時から賢いのかもしれません。子供を東大に入れたいと思って、東大に入った子の親と同じことをしたとしても、効果があまりないことも大いにあると思います。
そして子供を伸ばしていくのは、その子に合ったやり方があるのではないでしょうか。私はわが子に合ったやり方を見つけて、それを実践しています。それは以下のことです。
- やりたいことは何でもやらせる。
- たくさんの運動する機会を与えて、できることを増やしていく。
- 文字や数字、絵本の読み聞かせなどは本人が好まない限り無理してやらない。
このような考えだったため、体を動かすことが大好きなわが子には、必然的に運動ばかりさせることとなりました。
できることが増えるということは、たくさんの成功体験をするということになります。この成功体験でうれしいという気持ちを味わうことが、わが子の脳を育てていると思っています。
先ほど紹介したわが子の高速ハイハイですが、これはどの子でもできるようになるわけではないと思っています。しかし私たち夫婦のように「歩かせるよりもハイハイをたくさんさせて、速いハイハイを身に付けさせよう」と考える人は多くないと思います。お子さんが早く歩けるようにすることばかり考えたことで、高速ハイハイできる素質がある子でも、高速ハイハイを身に付ける前に歩かせてしまうため、高速ハイハイしないで成長してしまうのです。
私の書いた高速ハイハイで赤ちゃんの運動神経が大きく向上! 重要性と効果を紹介という記事は、そのようなことがあるととてももったいないと思うので、高速ハイハイできるような才能のある子には、ハイハイをたくさんさせた方がいいというものです。
決して「どんな子供でもがんばれば高速ハイハイができるようになり、運動神経も大きく向上する」というものではありません。
たくさんのことを考えて子育てすると、誰もできないような素晴らしい才能を、自分のお子さんが持っていることに気付くこともできるのです。その能力を伸ばすことが大切だと私は思います。
その子に合った育て方が大切
子供をすべて東大に入れたという人の育て方を知ると、自分の子供も同じようにすればいいと思う人も必ずいます。しかし多くの場合は実現できないでしょう。私は以下の2つの理由のために、実現できないのだと思っています。
- その本に書かれたこと以外にも、もっとたくさんのことをした結果、子供の能力が上がっている。本に書かれたことなどほんの一部だと思うので、それだけを実践しても能力は上がらない。
- 元々何をしなくても能力の高い子だったという可能性が高い。普通の才能を持って生まれた子を優れた子にすることは難しい。
このように考えると、子供を優秀にしたいと考えて、「子供を優秀にできる」とされた本に書かれたことを実践しても、うまくいかないことも多いと思います。
絵本の読み聞かせを3歳までに1万冊行うことが、効果的だという話をもう一度考えてみました。
確かに絵本の読み聞かせは効果的なのかもしれませんが、読み方だって人によって違いがあるでしょうし、読んであげるタイミングも重要だと思います。ただ義務的に1万冊の読み聞かせをする場合と、読むスピードや読んであげるタイミングを考えて、最適なやり方で行う場合では、効果は大きく違うと思います。
選ぶ本だって、子供によって合う物も合わない物もあるでしょうし、絵本の読み聞かせをする前後の行動だって重要な場合もあるでしょう。それらをすべてがその子供に合ったやり方があるわけで、それを完璧把握して実践にできる場合と、何も考えないでただ1万冊読んでいるだけの場合では、効果には差が出るのではないかとも思います。一万冊本を読み聞かせればいいわけではなく、たくさんの要素が入り混じって、効果が出るものではないでしょうか。
そして子供の能力が高くなるのかそれともならないのかは、本人の資質が最も重要だと思っています。
いくらやっても能力の上がらない子もいるでしょうし、1万冊の本を読んだことで東大に行けるようになる子もいるかもしれません。1万冊の読み聞かせをしてあげた子でも、本が好きにならないこともあると思います。逆に嫌がる子に無理やり絵本の読み聞かせをした場合、じっとおとなしくし聞くだけの状態にストレスを感じることで、弊害が出ることだってある気がします。
つまり親が子供に「これをさせたい」と思ってやらせるよりも、「これをさせたいと思ってやらせてみたら、子供がとても喜んだから続けている」ということが重要だと思います。
子供が喜ぶことは重要ですが、絵本の読み聞かせをしてもらえた時に喜んでいる子でも、親の期待したとおりの効果が出るかどうかはよくわからないのです。
もし絵本の読み聞かせを1万冊することが、子供を東大に入れるには必須であれば、それができなかったわが子は、絶対に東大に入ることはできません。しかし今までに東大に入った子供で、絵本の読み聞かせを1万冊してもらった子など、おそらくほとんどいないと思います。絵本の読み聞かせはたくさんある要素のうちの一つでしかなく、それがなくても学力の優れた子にすることはできると思います。
もちろん子供に絵本の読み聞かせを1万冊行った親御さんは、「絵本の読み聞かせを1万冊行ったから、これだけでもう東大は決まったようなものだ」と思っているわけではないと思います。それでもこの効果をかなり期待している人もいるでしょう。期待通りの効果が出るには、本人の資質とやり方などの条件が、ぴったりはまった場合だけだと思うのです。
多くのブログを注視しよう
3歳までに1万冊の本を読み聞かせるという方法を、本当に実践している人もいますね。実践して効果があると信じている親御さんもいるようです。
ブログはなかなか興味深いもので、多くの場合は自分の子供の成長をずっと描き続けていくわけです。本当に絵本を1万冊読み聞かせた人のブログも探せば見つかります。
1万冊も読み聞かせをしてもらったお子さんは、その後どうなったでしょうか?
読み聞かせではなく、知育を中心に育てているブログ、運動中心に育てているブログなども、探せばたくさん見つかります。
このようなブログは、子供が3歳の時から始めたとしたら、小学4~5年まで続いていることがあります。(不思議と中学生になる前に更新が止まっていることがとても多いですが)
子供の能力を上げようと頑張って来た親の行動とその結果を、ブログでリアルに知ることができるのです。そのようなブログを見つけて、効果があるものを(自分の子供にも効果があるかどうか見極めたうえで)模倣すれば、子供の能力をあげられるかもしれません。
私は子育てのブログをたくさん読み漁ってきましたが、実績が伴ったブログは、私は今現時点では見つけることができませんでした。
今幼稚園くらいの子供を優秀にしようと考えている人のブログも、とてもたくさんあります。そのブログたちを注視してみましょう。もちろん私のこのブログも、興味があったら注視対象にしてください。
もし私のブログが「思ったほどの効果が出なかったのでいつの間にか更新が停止してた」のであれば、このブログに書かれていたことは信用できない内容だったと証明されるのでしょう。