運動0~2歳

赤ちゃんの時から運動能力を上げたい気持ちを持つことは大切

わが子が生まれてから、少しでも能力の高い子供に育てたいと思って様々なことを試みました。

ほとんどの方が自分の子供をいい子供に育てたいと思う気持ちは持っているはずですが、その行動は人それぞれです。

子供を育てる時の気持ちについて考えてみました。

目次

運動か知育か

図書館で絵本を見ている幼児

能力を上げようと育てることについてですが、運動をさせて能力を上げようとする場合と、知育で頭のいい子にする場合の2つの考えがあります。

もちろん両方を考えて実践されている方もいるようですが、多くのご家庭ではどちらか一方に比重がかかっているようです。

知育を真剣に行っているブログはインターネットの中にとてもたくさんあります。それに対して運動を中心に育てているブログは、知育よりも少ないように思えます。

このような状況では、運動中心で育てている人は少ないのではないかと考える人もいるかもしれません。しかしそうではありません。

実際に公園に行けば、子供を遊具で遊ばせようと頑張っている親御さんはたくさんいます。子供を赤ちゃん専用の水泳教室、ベビースイミングに通わせている人もたくさんいます。運動をたくさんさせたいと考える人は少なくはないのです。

しかし運動中心に子供を育てる人はブログを開設することが少ないようです。

運動能力を上げるように育てるかそれとも知育を中心に育てるか、どちらがいいのかは人それぞれ違うでしょう。

ここではタイトル通り、知育ではなく運動をさせることで子供の能力を上げることをテーマとしています。

乳児期の運動

乳児期にはハイハイをたくさんさせることを考えました。

しっかりしたハイハイをたくさん乳児期に行わせることで、運動神経の向上と知能の育成ができると思っていたからです。そしてなるべくたくさんのいろいろな刺激をわが子に与えてあげたかったです。

そんな時にインターネットで赤ちゃんが親の指にぶら下がる動画を見ました。私は素直に「すごい!」と思いました。

しかしその動画に寄せられたコメントは以下のようなものでした。「宗教みたい」「かわいそう」「そんなことしなくてもいい子に育つ」「落ちたら赤ちゃんが怪我するじゃないか」などと、好意的には受け止められていませんでした。

その赤ちゃんは見た限りでは生後5~6ヶ月くらいのように見えました。そんなに小さな子が親の親指をしっかりつかんでぶら下がっているのです。すごいことではないでしょうか?

 

競泳の池江璃花子さんの母親は、生後2ヶ月のころから物につかまる練習をさせていたそうです。

赤ちゃんの頃から徹底的に運動能力を高める教育をし続けたから、17歳で日本水泳界の第一人者にまでなれたのです。

わが子も同じように、赤ちゃんの頃から手をたくさん使うように育てていきたいと思いました。そのタイミングで先ほど紹介した動画を見て、批判のコメントに驚いたのです。

私は同じように自分の子供にも物にぶら下がれるような能力を早く持ってほしいと思いました。しかしそう思わない人も多数いることがわかりました。

子供が幸せになるためには、あらゆる能力が高い方がいいと思っています。才能がなければその道に進んでも一流にはなれません。

もし自分の子供が野球が大好きでプロ野球選手になりたいと思ったとしても、その才能がなければそこには行けません。

子供のころの育て方でたくさんの才能を持つことができる可能性がわずかにでもあるのなら、いろいろなことをさせてみたいのです。

強制しないように

少し前のことですが、あるテレビ番組で某有名スポーツ選手の子供が、フィギュアスケート選手になろうとしている姿のドキュメントが放送されました。その子はまだ小学生でうまくいかなくてやめたいと言った時に、母親が「自分でやるって言ったでしょ!」と叱りつけていました。

見た感じではその子は喜んでやっているようには見えませんでした。

3年前にスキーに行った時、ゲレンデで小学校低学年くらいの子供にスノーボードを教えている母親がいました。嫌がる子供に「自分がやりたいって言ったでしょ!」と言って怒っていました。

これらどちらの例も、子供がやりたいというよりも親がやらせたいと思っているようでした。

 

もちろんやろうとしたことをすぐに投げ出す子供に育てることはよくありません。

しかし子供は一時の思いつきで何かを「やりたい」と言うこともあります。実際やってみて、自分には合わないと気付くことがあります。

そのような状態になっても、一度やると言ったから止めさせないことは場合によっては子供を苦しめることになります。ひどい言い方をすると虐待になりかねないと思います。

また子供にやらせているスポーツなどを「やりたくない。嫌いだ」と言わせずに楽しめるような環境作りをすることは、親が絶対にしなければならないことです。

私は子供がプロスポーツ選手になってほしいとまでは考えません。しかしクラスでも運動神経のいい部類に入る子供になってほしいとは思います。

あまり意識せずに普通に育てたら、わが子は運動神経の悪い子に育つかもしれません。そうならないように、できる限りで運動神経を上げられるようなことをさせておきたいだけなのです。

妥協するかしないか

赤ちゃんを優れた能力にするよう育てるにはいろいろな情報があふれています。真剣にそれらの情報を集めて実行する人もいます。

運動神経を上げるために、あらゆることを試み、必死で頑張った親がいたとします。しかしその子は特に運動神経が優れた子には育たなかったとします。そのような場合には、その親もまわりの人も「頑張ったけど効果がなかった」と思うかもしれません。

しかし私は違うと思います。頑張ったことはしっかり結果が出ているのです。

頑張らなかったらさらに運動神経が悪い子になってしまったかもしれないのです。その子の能力に対して頑張った分だけ底上げはできたはずなのです。

優れた子にするために頑張るのではなく、持って生まれた能力を少しでも伸ばすために頑張るのです。

私は子供のためにも、あまり妥協せずにできることはすべてやってあげたいと考えています。

私は頑張った結果わが子の能力が、平均より上でも下でも気にしないつもりです。頑張った分だけ、頑張らなかった場合よりも能力の向上があったはずなのですから。

あきらめない子供にしたい

私の知人の子供ですが、子供のころ、なかなか逆上がりができるようになりませんでした。

その子が小学校の時に、私が逆上がりを教えても、すぐに「自分はできないから仕方ない」と諦めてしまいました。

このように「自分はいくらやっても駄目だからやらない」と諦める気持ちが沸いてしまう癖がついてしまうと、向上心がなくなってますます運動ができなくなってしまいます。

「自分は運動神経がよくないのでどんなスポーツもできない」と感じてしまうことは、その後の人生にも影響が出るかもしれません。

スポーツに対して、すぐに努力もせずに逃げる癖がついてしまうこともあるのです。そしてすぐに諦める癖は、スポーツ以外にも現れるようになってしまうかもしれません。

多くのスポーツを何も考えなくても上手にできてしまう子供もいますが、ほとんどの子供はどのように体を使えばうまくできるか考えることで得意なスポーツを増やしているのです。

まわりの子供よりも早めにいろいろなスポーツを経験させておくと、経験したスポーツは経験していない子供よりもできるようになります。

小学生になった時に「自分はほかの子よりもできる」という気持ちを持たせてスタートさせることができるのです。

他の子よりも運動ができるという意識を持った状態で小学校に入れば、自信を持っていろいろなことにチャレンジするでしょう。このスポーツは他の子供よりもできたから、ほかのスポーツもできるようになろうと前向きになります。

まわりからできる子供だと思われると、できるというまわりからのイメージ(地位)を守りたいために頑張ることもあるでしょう。

幼児のうちからなるべく多くの運動をさせて、他の子よりもできるという気持ちを持たせることも大切だと考えます。

なるべく多くの経験を

能力を上げるためには、なるべく多くの経験をさせることが大切です。たくさんの経験をさせることは0歳の頃からだってできることなのです。

いろいろなところに連れていき、たくさんの物を見せること。たくさんのことを体験させること。これがとても大切だと考えています。

1歳を過ぎると、遊びの中で危ない行為をすることもあるでしょう。坂道を走り下りたり、高いところに登ろうとしたり。それらをできる限りで止めずにやらせることで、たくさんの経験を積むことができるのです。

私はどうすればたくさんのことを体験させてあげられるかいつも考えています。そのたくさんの体験が、わが子の成長にプラスになると信じているからです。

かわいい自分の子供のためにたくさんのことを経験させて、少しでもいい子になってほしいと私はいつも願っています。

そのためにわが子には2歳前からスイミングスクールに通わせていますし、ストライダーや鉄棒、トランポリンにジャングルジムも購入して家で遊ばせています。

母親である妻は毎日付きっきりで子供の面倒を見ています。

こんなことが子供の将来にいい影響を与えられたらいいなと思います。

 

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