イヤイヤ期がわが子にはありません。
この記事を書いている時点で、わが子は2歳9ヶ月です。3歳からイヤイヤ期が始まったと言っている人もいるので、「あなたの子供もこれから起きるのでは?」と思う人もいるかもしれませんね。
でもわが子にイヤイヤ期はこれからも来ないでしょう。
イヤイヤ期は2歳をピークに起きると言われています。でも私たち夫婦は、1歳半くらいの頃から、自分の子供にイヤイヤ期はないだろうと思っていました。この子が理由なく「イヤイヤ」と言いまくる姿が、想像できなかったからです。それまで子供を育てた経験はありませんが、確信に近いものがありました。
わが子がこれからも、親を困らせることをしないと確信しています。そのくらい、私たち夫婦とわが子の信頼関係は強いです。そんな関係にすることで、イヤイヤ期が来ないようにできると思っています。もし来たとしても、子供との信頼関係をしっかり築き上げれば、イヤイヤ期はすぐに去っていくのではないでしょうか。
子供との良好な信頼関係を築き、イヤイヤ期を終わらせる方法を私の体験をもとに紹介させていただきます。
目次
はじめに
イヤイヤ期の記事を書くのは、私にはとても難しいことでした。わが子にはイヤイヤ期がまったくありません。これは生まれた時からイヤイヤ期が来ないような子供だったのか、それとも育て方でイヤイヤ期が来ないようにできたのか、はたまたその両方なのか、私にはよくわからないからです。
イヤイヤ期が来ないことについて、私たち夫婦は育て方が大きな理由だと思っていました。子供との信頼関係を損ねる行為は、まったくすることなく育てて来ました。これがわが子にイヤイヤ期が来なかった最も大きなことだと思っていたのです。
3歳近くになると、わが子がある程度成長の早い子供だと気付きました。精神的に成長が少し早いから、イヤイヤ期という理不尽な行為がなかったのかもしれないと思ったこともあります。
それでも精神的な成長が早い子は、早い時期にイヤイヤ期に入るのではないかと思います。2歳になったくらいがイヤイヤ期のピークだと聞いたことがありますが、それがもっと早い時期に来る子もいるようです。そのような子は、精神的な成長が早い可能性があります。
そうであればわが子は、一般的に言われている2歳前後よりも早い時期に、イヤイヤ期が始まってもおかしくはなかったのです。しかしわが子には早い時期(1歳台)でもイヤイヤ期はありませんでした。そう考えると、やっぱり育て方でイヤイヤ期は回避できる可能性は、少なからずあると思っています。
このようなことを踏まえて、わが子にイヤイヤ期が来なかった理由と、イヤイヤ期が来ても早く終わらせることができると思われる方法を、私たち家族の経験から紹介したいと思います。
イヤイヤ期をなくすには
イヤイヤ期が来ないようにする方法ですが、わが家では子供がいつも気持ちよく、親と一緒にいられるようにしたことが効果的だったと考えています。
私たち夫婦はイライラを子供にぶつけたことは、ただの一度もありません。イライラをぶつけることがないため、(ちょっと生意気ですが)私たち親子の信頼関係は、どこの誰にも負けないくらい強いと自負しています。
2歳3ヶ月の時のことです。私が仕事で疲れて帰宅すると、子供が私にばかり遊んでほしいとじゃれついていました。それを見て妻が、私の負担を軽くしようと「ママ一人で寂しいなあ。こっちに来て」とわが子を呼びました。するとわが子は、「(自分が)パパといるとママが寂しいから来た」と言って、妻の所に行きました。
このように、本当に親のことを考えてくれるいい子に育ちましたが、それはここまで作ってきた信頼関係があるからこそです。信頼関係があると、子供だって信頼しているパパママを困らせないように考えてくれるのではないでしょうか。
イヤイヤ期の考え方
子供がイヤだと言い続ける場合、二つのパターンがあります。
- 嫌な理由があり、イヤと言う場合。
- 何でもかんでもイヤイヤと言う場合。
嫌な理由があって「イヤ」ということはわが子にも当然あります。これはイヤイヤ期のイヤイヤではないと思います。嫌なことは子供じゃなく大人でも嫌でしょう。わが子はそれを隠さずに表現しているだけなのです。
またわが子の場合は、親が「たったそれだけのことで機嫌を悪くするの!?」と思うこともありません。嫌と言ったり、機嫌を損ねてすねたりかんしゃくを起こしたりする理由に、明確な理由があったとしても、ほんの些細なことでもイヤイヤと言い続けるのであれば、イヤイヤ期と呼んでもいいかもしれません。しかしわが子にはそのようなことがないのです。
典型的なイヤイヤ期の傾向は、イヤと言う理由が希薄で、なんでもかんでも「イヤ」と言う場合だとされていますが、わが子がそのような態度を取ったことがありません。先に紹介した親子の関係が良好であることが、わが子のイヤイヤ期のない理由だと私は考えます。
関係が良好な場合だったとしても、理由なき「イヤイヤ」に変化してしまうことがあります。嫌な理由があって「イヤ」と子供が言っている時に、親が対応を誤ることが原因になります。
何かをする時に子供がすぐにイヤと言う場合、わが家では以下の対応方法を取ります。
- 子供のやりたいやり方でやらせてみる。
- 子供のやりたいやり方では問題があるので、別のやり方をするよう教え諭す。
単純に「子供のやりたいようにさせる」と言うのは簡単です。実際そのような考えを教えるサイトも多いですし、テレビなどでもそのようなやり方が紹介されることもありました。
しかし「子供のやりたいようにさせる」ことは、すべての場合で正しいわけではないと私は思いますので、この方法は部分的にしか実践していません。
具体的に私の考えを説明するため、子供の行動に対してレベルを5つ決めてみました。
レベルが高くなると、危険度も増えることになります。
レベル1 着たい服しか着ない
レベル2 テッシュやトイレットペーパーを引き出す
レベル3 靴をフロアに上がってから脱ぐ
レベル4 ガラスを割ろうと叩く
レベル5 走っている車の前に飛び出す
いくらなんでもレベル5の、走っている車の前に飛び出すことまで許容する親はいないでしょう。
しかしそれ以外のことはどうでしょうか?
レベル1の、着たい服しか着ようとしない場合は、着たい服だけを着せることはあるでしょう。私たち夫婦も、これはさせたことがあります。
しかしレベル2からレベル5までは、私たち夫婦は、すべて「ダメ」と言って止めさせました。
理由は、「人に迷惑がかかる」「物を壊すことを悪いとわからずに育っていく」「自分(子供)の身に危険がある」というものです。
特にテッシュペーパーを引き出すくらいのことについては、好きなようにやらせている人も多いのではないでしょうか。子供はそのような遊びを楽しむものですから、少々の犠牲は仕方がないという気持ちもあるでしょう。
しかしわが子には、テッシュペーパーやトイレットペーパーを引き出すことをしたら、止めていました。理由は、他人の家や公共施設でも同じことをした場合、止めるしかないからです。
子供としては同じようにトイレットペーパーを引き出して遊んでいるのに、家では止められず、家の外では止められることになります。同じことをしているのに、止められる場合と止められない場合があることで、矛盾を感じることでしょう。
このように大人の態度に矛盾があると子供に思われたら、大人を信じる気持ちが持てなくなります。その結果、親の言うことが正しいと思えなくなるので、言われたことも守れなくなっていくのではないかと思います。
最近は「ダメ」と言ってはいけないという育て方が推奨されています。
やってはいけないことをした場合、やってはいけない理由を話すことが中心で、決して「ダメ」と否定しない教育方法です。
もちろんそれが正しい場面はあります。しかしすべての場合に「ダメ」と言わないのは、いくらなんでもやり過ぎだと私は思います。強く「ダメ」と言わなければいけないこともあるのです。
私たち夫婦は、わが子が悪いとわからずにやってはいけないことをした場合は、優しく教え諭します。しかし子供が悪いとわかっていていたずらをした場合は、強く「ダメ」と言うことにしています。
夫婦で話をしていることで、子供がその中に入れず、仲間外れになっていて寂しくて気を引くためのいたずらをすることがあります。その場合は、絶対に強く「ダメ」とは言いません。
得てして子供は、親の気を引くためにいたずらをします。寂しいので親の気を引くためにいたずらをするのは正当な理由ですから、かなりひどいいたずらでも、叱るような言い方で「ダメ」とは言わないようにしています。
しかし親が困ったり驚いたりしているのを面白がっていたずらをする場合は、はっきりと「ダメだよ」と言っています。そしていくら言っても聞かず、3回以上同じいたずらをした場合は、きつめに「ダメ」と言います。
子供が「なぜ怒られたのか」と考えた時、自分が悪いと理解できることに対しては、「ダメ」だときつく言うべきだと考えた末の対応です。
先の例のように、パパとママが会話していて、自分(この場合は子供のこと)もパパやママと話したいのに、のけ者になっているとわが子が感じることがあります。そしてパパママの気を引くために、コップをわざと倒して水をこぼすこともありました。ここではわが子は、「僕の相手をしてくれないから寂しい。だから僕に注目してほしい」と思って行動を起こしているのです。
それに対していきなり「こぽしちゃダメじゃないか!」と怒った場合、子供はいたずら心でやったのではなく、寂しいからやったのに、怒られてしまうわけです。これではわが子は悲しくてたまらないでしょう。
このような気持ちは、私たち夫婦は絶対に子供に味わわせないように注意しています。このように、親の気を引くためのいたずらは、わが子は頻繁にします。そんな時も私たち夫婦は、「あらあら、パパママが話してあげないからいけないね。ごめんね」と言うようにしています。「ダメ」と言ってはいけないのは、このような時だと思います。この気遣いが、子供との絆を深めていることは間違いないでしょう。
一度「ダメ」と言うことに対して、私たち夫婦は責任を持っています。次に子供が同じことをしたら、その時も絶対に「ダメ」と絶対に言っています。
もしそれができないと、「前はダメと言ったのに、今回は何も言わない。結構大人はいい加減なんだな」と子供に思われてしまいます。そう思われないことも、信頼関係を築く大切な要素です。
また、パパママの意見が違っていてはいけません。ママはダメだといたことを、パパはダメだと言わずにやらせてしまうようなことは絶対にしていません。人によって「ダメ」の基準が違ってしまうと、わが子は親の言うことを聞かなくなってしまうでしょう。
少々難しいかもしれませんが、夫婦で同じ判断基準を持って、子供を育てていくことがとても大切です。
このようなことを続けているので、子供も「パパママがダメと言うことは、絶対にやってはいけない」と理解してくれました。そして「ダメ」と親に言われて子供が止めてくれた時は、私たち夫婦はとても大げさに褒めています。
このようなことを続けると、子供はいつも気分良くいてくれます。気分良くいてくれることは、何でもかんでも「イヤ」と言い出すイヤイヤ期をなくすことにつながっていると感じています。
イヤイヤ期の対応
このように子供の気持ちを徹底的に分析して対応することを、私たち夫婦は続けています。いつも子供の気持ちを考えながら、間違った対応をしないように細心の注意を払って子供と付き合うことは、少々疲れます。でもかわいい子供のためですから、頑張ってやっています。
イヤイヤ期の対応について、多くの方法が紹介されています。でもそれらを実践して、本当に効果があるのかは疑問を感じることが多いです。それはその時々によって、対応は大きく変わって来るからです。
- 子供の気持ちになって考える
- 否定したり脅し文句を言ったりしない
このような対応の仕方が紹介されているのですが、もちろんそれは正しいことだと思います。しかしこれが簡単に出来たら、イヤイヤ期は来ていないのではないでしょうか?
私はイヤイヤ期については、イヤイヤ期が始まる前から、子供との付き合いに注意することも大切だと考えています。
感情的に怒らないこと、時には厳しくしつけること、頑張ったことは褒めること。それらを徹底して行なった結果、わが子がイヤイヤ期のない子供になりました。
「どんな子供でもイヤイヤ期は来る」とまで言い切るような情報も多いですが、わが子は本当にイヤイヤ期がありません。やり方によって十分回避することができるのです。
そして子供にイヤイヤ期が訪れてしまったとしても、親の対応次第ですぐに終わらせることもできるのと思います。そのポイントは先ほどから書いている通り、とにかく子供が楽しくいられるようにすることです。
子供が悪いことをして親に叱られることがあっても、子供は納得できる叱られ方ならば、理解して反省してくれることが多いでしょう。
大人が子供に納得できない叱り方を1回してしまうと、子供の信頼を回復するのは大変な時間がかかると思います。信頼回復がままならないうちに、また親が子供を悲しませるような間違った対応をすると、子供は気持ちをリセットできないので、ずっと親のことを心から信用しない時間が続くのです。そして何でもかんでも「イヤイヤ」と言うようになります。
これがイヤイヤ期が到来するメカニズムではないでしょうか?
本気で子供のことを考え、正しく子供を導くように接するように私たち夫婦は気を付けています。
とても難しくて大変なことですが、本気で子供と付き合うことでイヤイヤ期はなくなり子供はのびのびと生活できます。
のびのびと生活できることは、積極的にたくさんのことにチャレンジする気持ちを生み出し、能力が向上することもあるでしょう。
わが子はなんでもかんでもすぐにチャレンジして、2歳前からできることが驚異的に増えています。これものびのびと遊んでいるからではないでしょうか。
のびのびと楽しくしていることで、能力が向上した内容については、私のYoutubeチャンネルに動画がありますので、確認していただけたら幸いです。
Youtubeチャンネル ゆうゆうき
イヤイヤ期は誰にでもあるものではありません。子供のことを真剣に考え、気持ちよく遊び回れるようにすることで、イヤイヤ期を抑えることができるのです。
イヤイヤ期に入ってしまったとしても、親の対応次第でそこからすぐに抜けさせることはできるのではないでしょうか。
イヤイヤ期の対応についての情報は、インターネット、書籍、テレビなどでたくさん見かけます。でも実践を伴った情報はほとんどなく、机上の空論や絵に描いた餅のようなものがとても多い気がします。多くの情報から正しいものだけを選び取ることがとても大切だと、最近はよく考えるようになりました。
この記事は実体験をもとにして、効果のあったことを紹介しています。しかしこの記事ですら、私は「子供は一人一人違うから、すべての人に当てはまるものではない」と思っています。記事中には「この方法でイヤイヤ期はなくなる」と思わせるような、断言する言い回しをしていますが、あくまで参考として考えていただけたら幸いです。
それでも絶対に言えることは、「私の子供は、私たち夫婦がとても大切に、1mmの妥協もなく育ててきたら、イヤイヤ期はなかった」ということです。
妥協なく真剣に育てることはとても大変で、疲れます。しかし聞き分けの良い子供に育つと、イライラのとても少ない子育てになりますから、その点ではとても楽になります。
わが子の場合ですが、2歳くらいまではわが子に真剣に付き合ったため、本当に大変で疲れました。しかし2歳を過ぎたら、真剣に付き合ってきた効果が現れ、他の子供に比べて聞き分けが良い子になったので、とても楽なのです。
つまり少しの妥協もなく真剣に子供を育てたわが家は、2歳までは大変でしたが、2歳を過ぎるととても楽になったのです。
例えば2歳までに親に子供を預けることなどをしていた場合、その時は楽です。しかしその分子供と親の結びつきが希薄になるので、2歳過ぎてからイヤイヤ期が発動し、それに付き合うのがとても大変になります。
これらを考えてみると、真剣に育てても適当に育てても、大変な時期がずれるだけでトータルでは子育ての苦労はあまり変わらないのではないでしょうか? 苦労は変わらなくて、育った子供が素晴らしくいい子になるのであれば、妥協なく頑張って育てたほうがいいと私は思います。
最後に私(父親)の立場から一言。
ママ一人が中心の育児では、ストレスがたまって子供の気持ちを考える余裕がなくなってしまうことが多いようですので、私は精一杯妻をフォローしています。
夫婦でお互いを尊重しながら、頑張って子育てをしていくことが、何より大切なことだと実感しています。
できる限りでいいので、パパは家事や子育てをしてあげるといいと思います。ママがストレスを感じずに子育てすれば、ママが子供のことを一層真剣に考えることができるでしょう。その結果、子供も素直に育ってイヤイヤ期がなくなる可能性はあります。