日記

滑り台で危険行為 二段ジャンプする2歳3ヶ月のわが子

わが子がかなりの危険行為をしました。

滑り台の上からジャンプし、一度滑り台の途中に足を着いてもう一度そこからジャンプして床に降りたのです。二段ジャンプをしたということです。

この行為をするわが子の心理を考えてみました。

突然予期せぬ二段ジャンプをしたわが子

日曜日にわが子が家庭用滑り台で、クマのぬいぐるみを持って滑り降りていました。

Youtubeでわが子の動画を公開しているのですが、かわいくてほのぼのとした動画が撮れそうだったので、わが子にもう一度同じことをやるように言いました。

しかしわが子はぬいぐるみを投げ捨て、滑り台を登っていきました。

そして滑り台の上でしゃがんでいたのですが、突然ジャンプする体制を取りました。


そして滑り台の上からジャンプしました。


滑ら台の中央にいったん着地します。


そのまま勢いを殺さずもう一度ジャンプ。


床に着地しました。


勢いがつきすぎて最後は軽く転倒しました。

見ていた私はびっくりです。二段ジャンプなんて2歳3ヶ月の子供が簡単にできることではないでしょう。

最初に足が着いた場所は滑り台の中央で、斜面になっています。

日ごろからやっている飛び降りは、着地点が角度のないフラットな床ばかりです。斜面に飛び降りればつま先が下がります。予想していなければ、つま先だけが下がることで前のめりになり頭から床に突っ込むことになります。

そうならなかったのですから、滑り台に飛び降りればつま先が下がってしまうことは予想していたことになります。そんな計算が2歳3ヶ月でできるのでしょうか?

そして床に着地してから倒れています。わが子がこのくらいならしっかり手を突くことはわかっていますが、それでも怖い思いをしたのではないでしょうか。

しかしわが子は怖がらず笑っています。すぐにまた滑り台に登り、同じように二段ジャンプをしました。結局わが子はその時に4回も二段ジャンプをしたのです。

最後は着地もしっかりできていて、転倒しないでフィニッシュしています。

まずは二段ジャンプすることを考えた発想がすごいです。どこかで誰かがやっていたのを見て真似たわけではありません。自分で考えたのです。このことには驚いています。

そして考えた二段ジャンプを怖がらずにやってしまうことも驚きです。最初は低い所からちょっとだけ二段ジャンプして、うまくできそうだと確信してから高い所から跳ぶものではないでしょうか。練習もせずにいきなりあんな危険なことを行う度胸は末恐ろしいです。

そしてこのような危険行為ができる理由は、わが子はこの程度なら絶対に怪我をしない自信があるからなのです。なかなか2歳3ヶ月ではこの行為をして怪我をしないことは難しいと思います。でもわが子は転倒耐性が超絶に優れていますから、この程度では怪我をしません。わが子もそれを自覚していて自信があるようです。

 

危ないことは極力止めずにやらせてきましたが、わが子の子の行動を見て、今までの育て方が間違っていなかったことを確信しました。

私はこのようなことができる子供になって欲しかったのです。

危険なことをすると、特殊な能力が身に着くのです。自分の身を守るために危険を回避する方法を瞬間的に考えられるようになるのです。この能力はいざという時にとても役に立ちます。

そして真剣に危険回避の動きをすることで、運動能力も絶対に上がります。人間は必死になると、日ごろはやらない体の動きをして身を守ることがあります。それをすることで新たな運動能力が身に着くことがあるのです。

これらは私の経験から結論付けています。幼少期に高い所を飛び回っていた私は、結構優れたボディバランスも持っていますし、高い反射神経も備わっています。無茶することで能力が伸びたと思える部分があるのです。

 

今回の件で他にもちょっとだけ重要なことがあります。わが子が二段ジャンプした時はすぐ横に妻がいて、わが子の行動を見ていました。妻はわが子の二段ジャンプを私よりも落ち着いて見ていたのです。

危険なことが嫌いで出会ったばかりのころには私が危ないことをするとすぐに眉をひそめて嫌がっていた妻。それが今ではわが子の危険行為を、まったく止めないどころか頼もしく思うようになっているのです。

妻にこのような話をすると、私の行動に散々付き合わされて慣れてしまったと言います。

私は子供のころ無茶をして、親に心配をたくさんかけました。そして結婚してから妻にも心配をかけてきました。しかし今は妻も慣れてしまい、私やわが子の無茶な行為を見ても平気になりました。いい傾向です。

 

しかしまだわが子は2歳3か月で、危険に対する判断を誤る可能性はあります。

これから私たち夫婦はわが子が判断を誤って絶対に怪我をするような危険行為をした時、しっかりと止められるようにしなければいけません。

私が子供のころにやった無茶な行為はたくさんありますが、奇跡的に後遺症が残るような怪我はしませんでした。しかし一つ間違えば死んでいたと思えることも多々あります。

わが子にはそんなことをさせないようにしなければならないと、今日は強く思いました。

 

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