意識と悩み0~2歳

手押し車を使うことで赤ちゃんが歩く! 手押し車は必要? デメリットはない?

わが子が生後11ヶ月の時に手押し車を使って歩くことを促進させるとすぐに歩けるようになりました。

赤ちゃんが少しでも早く歩いて欲しいと願う親御さんは多いでしょう。そんな時は手押し車を利用してみましょう。

手押し車は赤ちゃんの歩行を促進させる便利な道具です。しかし使うためには注意すべきこともあります。

押し車を使って正しく子供の歩行促進をするためのポイントをまとめました。

目次

手押し車とは

手押し車とは取っ手の付いた台車のイメージで、赤ちゃんがつかまり押すことで前に進むものです。

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赤ちゃんは取っ手につかまるので転倒することなく前に自分の足で歩くことができます。

手押し車を使うことで足を前に踏み出す感覚を身に付けることができるため歩き出すのを促す効果があるのです。

種類

手押し車は基本的に木製とプラスチック製に分けられます。木の温かみを感じられる高級な物は木製で手軽で軽くて安価な物はプラスチック製です。

あまり長く使わないと思われる場合で予算を抑えて手軽な物を購入する場合はプラスチック製を、じっくり長く使う場合は木製を選ぶといいと思います。

手押し車は積み木付きの物とかボディにおもちゃが付けられている物もあります。

このタイプは手押し車を使う時期より前に購入しておもちゃで遊ぶこともできます。手押し車を卒業してからも遊べます。

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FORSTART ベビーウォーカー ピンク 手押し車

 

また動かすとパーツが稼働してカタカタ音を立てる物もあります。

赤ちゃんが興味をひきやすく飽きにくいので音の出るタイプのものもおすすめです。

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ひよこのカタカタ押し車

 

歩行器は使わない方がいい

手押し車と似た機能を持つ赤ちゃん用器具に歩行器があります。

歩行器はまだ立ち上がることのできない赤ちゃんでも体を吊って支えることで立つ姿勢を保たせることができ、足を動かすことで歩行するように歩かせる疑似体験をさせることができます。

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しかし歩行器は使う時期や使った時間の長さによっては赤ちゃんの成長にマイナスになると言われています。

歩行器はつかまり立ちをしてから使うのなら問題ありませんが、立つこともできないのに歩行器を長時間使うと、歩き方に癖が付いたり、体の成長が正しく行われなくなったりするリスクがあります。できれば歩行器は使わないほうがいいと私は考えています。

このことについては私なりの考えを、歩行器はわが家では使わなかった! 歩行器を使うデメリットを理解しましょうという記事に書いていますのでよろしければご覧ください。

手押し車を使う時期

私が手押し車を使ったのはハイハイが充分にできたと判断した時でした。

自分の足で二足歩行するというのは教えなくてもいつかできるものです。放っておいても赤ちゃんはいつかは歩きだします。

しかし育て方によっては、頻繁に立ちあがるようになって立つのが大好きになったとしても、歩行する意識を持たないようにできます。

私は赤ちゃんにハイハイをさせることはとても重要なことだと考えていますがこれは人それぞれです。ハイハイよりも早く歩かせたいと思っている人はとても多いと思います。

そのような方は手押し車を早めに購入して時々使えるかどうか確認するというやり方もアリだと思います。

私はハイハイを充分させてから手押し車を使って歩くことを促すのをおすすめしますがそれが絶対ではありません。自分の判断で手押し車を使う時期を決めればいいと思います。

このサイトではハイハイを充分させてから手押し車を使わせたほうがいいという意見が中心です。この記事もそんな内容です。

興味のある方は読み進めていただけたら嬉しいです。

手押し車を使う注意点

転倒に注意

立って歩くのですから転倒する危険はあります。特に初期に多いのは押す力が強く手足が進まず前のめりに倒れることです。

軽い手押し車で赤ちゃんの体重が重い場合は手押し車を握ったまま前のめりに転倒すると、手押し車もひっくり返ることがあります。これは注意しなければなりません。

音に注意

また木製でカタカタとおもちゃんが動くタイプのものは意外に音が激しいこともあり、マンションやアパートでは下の階に音が響いて苦情が来ることもあるそうです。

マンションやアパートに住んでいる方はあまり音の出るタイプの歩行器は購入しないほうがいいでしょう。

安全に使えるものを選ぶ

STマークがついている安全性の高い物を選ぶようにしましょう。海外製では「ASTM(アメリカ)」や「CE(ヨーロッパ)」などに適合していれば、安心して使えます。

また赤ちゃんが転倒して手押し車に体をぶつけることもあるかもしれません。各部分の角が丸くなっている物を選んでおけば万が一の時にも安心です。

ハイハイをしなくなることを認識する

手押し車を使って歩行を促すとハイハイをしなくなります。

立って歩くことは視界が広がります。今までハイハイでの移動と違い物の見え方がまったく変わるのです。そして大人と同じように自分も二足歩行できることに気づくのです。この楽しさや興奮は、赤ちゃんにとってとても大きな喜びだそうです。

歩く魅力を知ってしまうと地面を這うハイハイよりも歩きたい気持ちが勝ってしまうことは当然のことでしょう。

わが子は手押し車で歩くことを体験させたら立って歩こうとする意識が強烈に強くなりハイハイの量が格段に少なくなりました。ハイハイを十分にさせたいと考えている方は、手押し車を使わせたことでハイハイの量が減ることを考えておくといいかもしれません。

つかまり立ちは急ぐ必要はありません 早く立たせないで健全な成長をという記事でハイハイをたくさんさせる効果を紹介しています。ぜひご覧ください。

手を放して立つ赤ちゃん
つかまり立ちは急ぐ必要はない。わが子を早く立たせようとは考えません。

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手押し車などを使って歩くきっかけを与えなければ、成長に大切なハイハイをたくさんしてくれることは(私の個人的な意見ですが)結構重要なことだではないかと思っています。

使う期間が少ないこともある

手押し車を使う期間はものすごく短い子もいますし何か月間も使う子もいます。

もともと歩き出すことができる体が出来上がっていて歩き出すきっかけがなかっただけの子は、手押し車を使うとわずか1日で自力歩行ができるようになる場合もあります。

わが子はて11ヶ月目に初めて手押し車を使わせましたがその日のうちに自力歩行を始めました。このように手押し車を使ってから自力歩行がとても早いこともあります。

その場合は高級な手押し車を購入するとあっという間に必要なくなって無駄なお金を使ったと後悔することにもなりかねません。

手押し車はどのくらい使い続けるのか見極めておくと後悔がないでしょう。手押し車をどのくらい使い続けるのかその見極めはそこまでの育て方によります。

手押し車を使うとすぐに歩ける子供の特徴を挙げてみます。

ポイント

  • つかまり立ちだけでなく、何もない床の上で自分だけで平気で立ち上がることができる
  • つかまり立ちしているときに、一人で平気で倒れることができる
  • ハイハイを十分して体に筋力がしっかり備わっている

以上のような赤ちゃんは手押し車を使うとすぐに歩けるようになりますのであまり高級な手押し車を買わないほうがいいと思います。

わが家ではアンパンマンのおもちゃを出産前にすでに購入しておりこの手押し車の機能を使ったところすぐに歩き出しました。

きっちりと成長した赤ちゃんにはこのような手押し車専用のしっかりしたものでなくても歩行をちょっとだけ促すことができれば歩けます。

このアンパンマン 8WAYウォーカーまでへんしん!よくばりメリーは生まれたばかりから使えるおもちゃであり歩行器にも使えますので、早い時期に購入しておくことをおすすめします。

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手押し車の効果

今までのことを簡単にまとめると私の考えでは手押し車を使うパターンは以下の二通りに分かれると思っています。

  • 手押し車で歩かせることで歩くべき筋力をつけていき自力で歩けるようにする
  • 歩くだけの筋力などがすでに備わっているので歩くきっかけをつかむために使う

一般的な手押し車を使うときの効果は歩く感覚を身に付けると同時に歩くための筋力も育てていくことです。

手押し車を使って歩くことで長く立ったままの状態を保つことになり、立つことに対しての恐怖感も薄れされる効果もあります。ほとんどはこのような目的のために手押し車は使われているようです。

しかし先ほどわが子の例を紹介しましたが育て方によっては、手押し車を使わせる時には、すでに歩くだけの能力はすべて身に付けていることがあります。

わが子はつかまり立ちを阻止し続けてできる限りたくさんのハイハイをさせました。つかまらずに床から平気で立ち上がっていたので歩くだけの筋力も、つかまったものから手を放す度胸も備わっていました。

このような場合は手押し車は足を踏み出す動きを体験するきっかけとなりすぐに歩き出すことができます。

ここからはすでに歩くだけの力が備わっていた子が歩行ができるようになった事例を中心に手押し車について説明していきます。

手押し車を使うだけでは歩けない

手押し車を使ったばかりの動きはとてもぎこちないです。押すことばかり気を取られて足が付いていかずに体が前のめりになってしまうこともありますし、足の運びもたどたどしいです。しかし使っているうちにスムーズに押して歩けるようになります。

足の運びがスムーズになると手押し車を使った自力歩行もうまくできるようになると期待するでしょうが、簡単ではないことがあります。つかまった物から手を離すことが自立歩行には最も大切だからです。手押し車を使っているだけではこのことを鍛えることができないと思います。

歩くために大切なことはもう一つあります。倒れないようにバランスを取る必要があります。

倒れないように手押し車につかまって歩行することと何もつかまらずに自分でバランスを取って歩行することでは、同じように歩いているように見えますが意識はまったく違うと思います。

二足歩行するにはまず倒れないようにバランスを取ることが必要です。それができなければ歩くことはできません。手押し車につかまっている時点で一番大切な「倒れないようにバランス取る」という練習がまったくできないのです。

もちろん手押し車を長く使っていれば歩行のための動作も覚えて歩くためにプラスになることはあります。しかしそれだけで歩けるようにはなりません。倒れることに怖さを感じなくなるかもしくは倒れない自信を持つかのどちらかが身につかないと、つかまったものから手を離すことができなと思います。

あくまで手押し車を使うことは赤ちゃんが足を前に踏み出すことを発見するためのきっかけと考えておいた方がいいと私は思っています。

手押し車ですぐに歩けるようにするには

手押し車を使ったらすぐに歩いて欲しいものですね。すぐに歩けるようにするためには転倒を恐れない子にしておかなければなりません。

そのためにはしっかりハイハイさせて転倒をものともしない子にする必要があります。

以下のリンク先に転倒に強い赤ちゃんにするための記事があります。興味のある方はご覧ください。

おすすめの手押し車

わが子は手押し車を使わせて歩かせたらその日のうちに歩くようになりました。

2日目には6歩、一週間後には20歩ほど続けて歩けるようになったのです。歩くだけの準備をしておけば手押し車を使えばすぐに歩けるようになります。

わが家で購入予定だった手押し車を紹介します。多くの手押し車の中から使い勝手の良さそうなものを選びました。  

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木製で温かみがあり1歳くらいの子供が遊べる遊具がボディにたくさん付けられているため、手押し車としてだけでなく赤ちゃんがいろいろ遊べるように考えられています。

ただしこの製品をネットで注文して申し訳なかったのですが購入をキャンセルさせていただきました。理由は誕生直後に購入した遊具で少しだけ歩行練習をさせたらわが子はすぐに自力歩行してしまったからです。

購入ショップであるアマゾンさんには柔軟な対応をしていただき本当に感謝しています。

 

先ほども紹介しましたがわが子が歩行するのきっかけにすることができた手押し車は以下のものです。

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上記の物でわが子は歩行を促進させることができました。ただしこれは軽すぎるしタイヤの転がりもあまりよくありません。あくまで手押し車の機能はおまけと考えるほうがよさそうです。

知り合いで木製の手押し車を購入して子供に使わせているのを見たことがありますがとても使いやすそうでした。この製品とは手押し車の性能は雲泥の差です。

すでに歩ける能力がある子であればこの製品は活躍できるでしょう。しっかりハイハイさせて能力を高めた後で使うのでしたらこの製品でも十分です。

しかしまだ立つこともおぼつかない赤ちゃんにはこの製品ではちょっと荷が重すぎるかもしれません。

歩く能力が備わってから手押し車を使おう

手押し車は歩けるだけの力がある赤ちゃんに「歩くためのきっかけを与える」という使い方がいいと考えます。うまく育てると歩き出すタイミングをコントロールできるのです。

たっぷりハイハイをさせてハイハイはもう充分だと感じた時に歩かせることが私はベストだと思っています

もしそろそろ手押し車を使って歩く練習をさせようと考えている方はハイハイをたくさんさせたか考えてみることをおすすめします。もしさせていないのなら歩かせることを考えるよりもハイハイをさせることを私は強烈にお勧めします。

ハイハイをたくさんさせると高速ハイハイができるようになり運動神経が向上すると思います。わが子は高速ハイハイましたが2歳までの運動能力の成長がとても早く走るのも速いです。初めてボールを蹴ったのは1歳1ヶ月でした。

ハイハイをたくさんさせたことがすべてではないとは思いますがそれでもハイハイをたくさんさせた効果はあったと私は思っています。

 

わが子が1歳3ヶ月で走り回っている動画を見てください。

すぐに走り回るようになるための基礎を作るためにもハイハイをたくさんさせることはとても重要だと感じています

少しでも早く歩かせたい気持ちはあると思いますがお子さんのためにもなるべくたくさんのハイハイをさせてみませんか?

あくまで個人的な意見ですがお子さんに充分ハイハイさせた後に手押し車を使わせることをおすすめします。

 

 

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