意識と悩み3~4歳

あまり泣かない3歳児 わが子が号泣しない理由と育て方

わが子は3歳3ヶ月になりましたが、ほとんど泣きません。泣いたとしても少し涙を流すだけで、号泣するようなことはほとんどありません。

わが子がひどく泣かない理由と、泣かないように育てた方法を紹介します。

目次

わが子は泣かない

吊られたロープを握って笑顔を見せる子供

昨日3歳3ヶ月のわが子が少しだけ泣きました。リビングでおしっこをして、それを妻(母親)に怒られたからです。

激しく泣かないことにわが子の成長を感じられました。そしてそんな成長ができているのは、私たち夫婦が頑張って子育てしたことが大きいと実感しました。

わが子は昨日、夕食後に2階にある祖母の部屋に遊びに行きました。私は基本的には、子供がLDKにいる時は子供の相手をしています。しかしわが子が祖母の部屋に行った時は、祖母にすべてを任せて家での仕事をしています。

わが子は長く祖母の部屋で遊んでいました。18時くらいになった時、妻(母親)が祖母の部屋に行き、わが子を連れて下に降りて行きました。風呂に入れようとしたようです。二階の祖母の部屋の横に主寝室があり、私はそこにいたので、わが子が母親に連れられて下に降りていくのがわかりました。

妻がわが子をお風呂に入れてくれるので、それが終わったらリビングに降りて行こうと思っていました。10分くらいたったところで、二階の私がいる部屋にわが子が飛び込んできました。

「ユウ、おしっこをもらしちゃった」と言っています。

私は仕事を切り上げ、「おしっこを漏らしたの? トイレでしなかったの?」と言いながら、わが子を抱いてリビングに行きました。

3歳3ヶ月の子供ですが、わが子は普通ならばおもらしは絶対にしません。完全におむつ外しができていて、この4ヶ月でおもらししたのは2回だけ。最後におもらしして2ヶ月も経っています。おもらしするには何か理由があったのだろうと思いました。

そしてリビングにいた妻のきつい表情から、おもらししたことについて妻かなり強く怒ったことが想像できました。

話を聞いてみると、お風呂から出た後に遊びたくてなかなかトイレに行かなかったようです。そしてついに我慢できなくなって、おしっこをリビングでしてしまったのです。

何度も「トイレは大丈夫?」「トイレに行くよ」と妻が言ったようです。しかし「ユウは遊びたいから」と言って遊び続け、いよいよ我慢できなくなったので、「トイレに行きたい」と言ったそうです。慌てて連れて行こうとしたら間に合わずにおもらししたとのことでした。

何度もトイレに連れて行こうとしたのにそれを拒否しておもらししたのですから、妻が怒った気持ちはわかります。

 

二階にいた私は、子供が大泣きすれば必ず気付きます。しかしひどく泣いたわけではないので、まったく気付きませんでした。

わが子はおもらしして怒られたのに、委縮した感じはまったくありませんでした。泣いてもすぐに泣き止んだようです。

どうしてわが子はひどく怒られたのに、平気だったか考えてみました。

わが子が泣かない理由

親に対して悔しいとか納得できないなどの気持ちを持っている場合、子供はひどく泣くのだと思います。私が幼少期は、私に対する親の態度がとても悪くて、3歳くらいのころから親の言動に納得できませんでした。

不満の蓄積があったので、親に怒られるとそれらがフラッシュバックして、悔しくて泣いたことがほとんどだったのです。

私の親のように、自分の子供が大人になってそのことを思い出すくらいの悪い育て方は、私は絶対にしないように心がけてきました。

多くの家庭で子供をたたくことはあるようです。また子供を怒った後で「あんな言い方をしなければよかった」と思うこともあると聞きました。

子供が怒られたことに納得できればいいのですが、納得できない怒り方をしてしまうことは多くの家庭であることらしいです。このようなことをしていると、子供が親のことを完全には信じられないことになってしまうのではないでしょうか。

親に怒られた場合3歳児でも親が怒るのが正しい(自分のしたことが間違っていた)のか、それとも親が理不尽に自分を怒っているのか判断できる場合があります。

親が理不尽に怒っていると判断した場合、当然悲しくて泣きます。泣いているうちに、自分が理不尽に怒られた過去のこともたくさん思い出してさらに泣きたくなってしまうこともあると思います。

これが親のことを完全に信用している場合は、「いつも怒らないお母さんが、こんなに怒るんだから自分が悪いんだな」と子供も納得できることがあると思います。もちろんひどく怒られたら少しは泣くでしょうが、過去の悔しい気持ちが沸き上がってくることはない(そもそもそんな経験をしたことがない)ため、すぐに落ち着くことができます。

このような状況でわが子が泣かなかったと私は考えています。

 

きっとわが子の場合はただの一度も、子供が納得できない怒り方をしてはいけないのだと思います。繊細で記憶力がしっかりしていますから、一度間違った怒り方をしたら取り戻せない気がします。(これは私の幼少期の経験から考えたことです)

しかし私たち夫婦は、子供に対して間違った怒り方をしたことは一度もないと自信を持って言えます。

その結果、私たち親子の絆はとても強くなっています。

母親(妻)がベストな対応をしてくれる

私は今回のことで妻の存在を心から誇りに思うようになりました。

私はたくさんのことを考え子供のためを思って育てています。もともと人の気持ちを考え対応できるのに長けた人間なので、子供を正しく育てていくことはできると信じています。

しかし妻は普通の人間です。人の心を読むのも得意ではなかったでしょうし、人に対する対応も特に秀でているわけではないと思っていました。

しかしわが子の態度を見ている限り、私と同じように怒るタイミングや怒り方を間違うことなく完璧にわが子に対応してくれていることがわかりました。

妻はいつも言います。もし私以外の人と結婚していたらこんなにしっかり子育てはできなかったかもしれないと。

そうかもしれませんが、私の徹底的にこだわった子育て方法に対応してくれる女性はきっとかなり稀な存在だと思います。

妻とそのことについて話をしてみると、「最初は(私が)指示してくることが細かくて戸惑ったけど、慣れてくれば難しくない。言われたとおりに育てていると、とてもすごくていい子になっていくのがわかるから楽しい」と言ってくれました。

妻は私の最高のパートナーです。私たち夫婦は子育てについてはどんな夫婦にも負けないと信じています。

 

妻は昨晩わが子を寝かしつける時、「もう怒っていないから、ゆっくり寝てね」と言ったそうです。それを聞いてわが子は、すぐにすやすやと寝てくれたようです。妻が怒ったことは後に引くことはなさそうです。

 

お気づきかもしれませんが、私は人の気持ちを考え、それに対して対応することが得意です。細かなことを見逃さずに生きています。つまりとても繊細な人間です。

そんな男の子供ですからわが子もとても繊細です。繊細な子供は少しのことで傷つきますし、その傷が一生を決めてしまうこともあります。わが子には繊細な親が、いつも気持ちを考えながら育てていかなければならないのです。

でもそれが難しいとは思いません。当たり前のことをしているだけです。

この当たり前のことが完璧にできたらとてもいい子に育っていくと信じています。今のところ自己満足かもしれませんがわが家の子育ては、ここまでは完璧にできていると思っています。

 

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