意識と悩み0~2歳

2歳6ヶ月からわが子にテレビを見せて感じたメリットとデメリット

わが子には幼児期に、テレビを見せない方針でした。英語教育の映像以外のテレビを一切見せませんでした。それでも2歳6ヶ月になった時、わが子にも少しずつテレビを見せた方がいいと思えるようになりました。

  • あまり刺激の多い映像を見せると、精神が混乱してストレスに感じる子がいる
  • 英語教育の映像よりもテレビ番組が好きになってしまい、英語映像を見なくなる

主にこの2点が心配だったために、わが子には2歳過ぎまでテレビ番組を見せない方針でした。それを2歳6ヶ月で解放した理由や、テレビを見せるようになったメリットとデメリットを紹介します。

目次

なぜ幼児期にテレビ番組を見せなかったのか?

わが子には2歳半までテレビを見せなかった理由を、もう少し詳しく説明します。

わが家では【テレビ=良くないもの】と考える気持ちが大きかったです。テレビコマーシャルは、瞬間的に物が巨大化したり、場面が移り変わったりする派手な映像があります。そのような映像は、目の前の物をすべて把握しようと考える子供にとっては、把握する前に画面が切り替わることで、把握しようとしている気持ちを強制的に摘み取られることになります。そのことが繰り返されると、物を把握しようとする気持ちを持たないことにもなるかもしれないと思ったのです。

多くの子供は、何でも目の前の物をすべて把握したいと思わないかもしれません。しかしもし、目の前の状況をなるべく把握したいと思う気持ちが強い子供の場合は、理解しようとしている一方で、いきなり物が消えてしまうことが納得いかないでしょう。

大人でもテレビドラマや漫画などで、気になるところで終了されると、続きが気になると思います。待てばいつか続きが見られるから楽しみに待とうと考えられる大人と違い、幼児は理解しようとしたものがいきなり消えた場合、ストレスしか感じないと思います。

そんな理由があり、わが子には2歳半までテレビを見せなかったのです。

その考えがあったため、英語学習映像も、もっとも派手な演出のないディズニーワールドイングリッシュ(DWE)を選びました。

幼児期に映像に興味を持ってしまうと、映像のことで頭がいっぱいになってしまうかもしれません。記憶容量の少ない幼児は、それだけで頭の中がいっぱいになると、他の大切なことが覚えられなくなるのではないかと思っていました。これは少々突飛な考えだと思われるかもしれませんが、子育てはやり直しができません。わが子のために問題が起きる可能性があることを排除することは、とても大切だと思いました。脳の発達に関しては、過剰なくらい注意深く考えてもいいのではないかと、今でも思っています。

いつかは子供にも、もちろんテレビ番組を見せることになるのですが、それでも早い時期から何も考えずにテレビを見せることは、私はあまり良くないと思っていたため、視聴させることを制御したのです。

このメリットはありました。

動きが少ないDWEの映像よりも、派手で動きの激しいテレビ番組の方が、間違いなく面白いと思います。面白い映像を見てしまうと、DWEの映像に興味がなくなるのではないかと思っていました。テレビ番組の面白さを知らないことが功を奏したのか、わが子は2歳半になっても、DWEの映像を飽きることなく毎日見てくれました。

テレビ番組を見る時間がないため、外で遊ぶことや絵を描くことなどの時間がたくさん取れたので、能力がかなり向上しました。

このような効果があったのですが、2歳6ヶ月で少しずつテレビ番組を見せることにしました。

なぜ2歳6ヶ月からテレビ番組を見せたのか?

簡単に説明すると、わが子が2歳6ヶ月くらいになったあたりから、テレビを見せない理由がなくなってきたからです。

少々派手な演出の映像を見ても、それに耐えられる能力が付いたと思えたことと、たくさんのことを経験させてきたので、脳の容量がかなり大きくなっていると想像でき、少々のことでは一杯になってしまわないと思えたことがあります。

そして一番の理由は、精神的な成長が、4~5歳の子と同等になるほど成長していると思えたからです。心身ともにしっかり成長してくれたので、テレビを見せても問題ないと思えるようになったのです。

テレビ番組を見せるようにした大きな理由は、もう一つあります。

テレビを見るメリットが、たくさんあると思えるようになったことです。

わが子は2歳6ヶ月くらいから、言葉の成長が著しいです。テレビを見ることで、言葉の成長も進むはずです。

また好奇心も旺盛になって来たので、テレビから得られる情報から、たくさんのことを覚えてくれそうです。

テレビ番組を見せて精神的な成長に問題がないと思えるようになったのであれば、テレビ番組を見せることでメリットを受けることができるようになります。

テレビ番組を見せてから

テレビ番組を見せてから、ダンスが大好きになりました。人が踊るのを真似するだけでなく、自分で作った踊りを毎日ダイニングで披露してくれます。音楽に合わせて踊ること、そして自分で踊りを作ることが、とても楽しいようです。

自分で踊りを作りながら踊り続けることは、大人でも難しいです。これを2歳で10分以上続けられるのですから、知能の発達もかなり進んでいるとわかりましたし、それをすることでさらに発達していくことも期待できます。

DWEですが、テレビ番組を見せるようになっても、相変わらず大好きです。2歳10ヶ月時には、英語の歌を一緒に歌うことがとても多くなりました。まだまだ発音は良くないですし、間違うことも多いです。しかしこれをあと数ヶ月続けたら、正しい発音で歌える歌もかなり増えてくるのではないかと思います。

教えていない言葉も使うようになっているので、テレビ番組を見せている効果も出て来ているようです。

テレビ番組を見せるデメリット

わが子にテレビ番組を少しだけ見せるようになってから、デメリットも少々感じています。

まずは明らかに動き回る時間が減りました。テレビを見る時間が増えたのですから当然です。動き回るのは大好きなので、テレビばかりをいつも見ているわけではありませんが、運動時間が少なくなったのは間違いありません。

テレビ番組を見せる注意点

わが子に何も考えずに、どんなテレビ番組でも見せていたわけではありません。

わが子のために、注意していることをまとめてみます。

起きてばかりにはテレビは見せない

子供は朝起きた時、明るいところがまぶしく感じます。まぶしがる時間が長いのです。大人より明るさへの対応が遅いようです。

起きたばかりで、まだ目が完全に部屋の明るさに慣れていない状態では、テレビを見せるのは避けていました。

まぶしいうえに画面の移り変わりがある映像を見ると、必要以上に目が疲れて、視力の低下が起きるかもしれないと思ったからです。

見せすぎには注意

テレビの見せすぎにはもちろん注意しています。

以前のように1日に映像を見せる時間は1時間と決めるほどではなくなりましたが、1日に2時間を大きく超えるほど映像を見せることはありません。

動きが派手すぎる演出の番組は見せない

あまりにも動きの速い演出がある番組や、派手な演出のある番組は見せていません。またコマーシャルのある番組も見せていません。

やっぱりテレビ映像が派手だと、子供も刺激を受けて楽しいかもしれません。それでも超常現象はまだ2~3歳ではあまり見せたくないのです。

NHKの子供用教育番組しか、2歳のうちは見せていないのです。

親もテレビ番組を見ない

わが家では、子供のためにテレビをつけることはありますが、親がテレビを見たいという理由でテレビをつけることはありません。これは徹底しています。これは一般家庭ではなかなかできないことかもしれませんが、子供にテレビの映像による刺激を与えたくありませんから、親もテレビを見るのを我慢しています。

子供の健全な成長のために、親が我慢するのは当然だと私たち家族は考えています。

 

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